“善蔵”の読み方と例文
旧字:善藏
読み方割合
ぜんぞう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直哉なおやだの善蔵ぜんぞうだの龍之介りゅうのすけだの菊池寛だの、短篇小説の技法を知っている人も少くなかったが、昭和のはじめでは、井伏さんが抜群のように思われたくらいのもので
十五年間 (新字新仮名) / 太宰治(著)
いわんや老少不常にして、先年すで小幡仁三郎おばたじんざぶろう、藤野善蔵ぜんぞう蘆野あしの巻蔵、村尾真一、小谷忍おたにしのぶ、馬場辰猪たつい等の諸氏をうしない、又近年に至りては藤田茂吉もきち、藤本寿吉じゅきち、和田義郎よしろう、小泉信吉のぶきち、野本貞次郎さだじろう
善蔵ぜんぞうは?」
メフィスト (新字新仮名) / 小山清(著)