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神様
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かみさま
ふりがな文庫
“
神様
(
かみさま
)” の例文
頼光
(
らいこう
)
はさっそく
綱
(
つな
)
にいいつけて、さっき
神様
(
かみさま
)
から
頂
(
いただ
)
いた「
神
(
かみ
)
の
方便
(
ほうべん
)
鬼
(
おに
)
の
毒酒
(
どくざけ
)
」を
出
(
だ
)
して、
酒呑童子
(
しゅてんどうじ
)
の
大杯
(
おおさかずき
)
になみなみとつぎました。
大江山
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
恥
(
はず
)
かしながら
私
(
わたくし
)
は一
時
(
じ
)
は
神様
(
かみさま
)
も
怨
(
うら
)
みました……
人
(
ひと
)
を
呪
(
のろ
)
いもいたしました……
何卒
(
どうぞ
)
その
頃
(
ころ
)
の
物語
(
ものがた
)
り
丈
(
だけ
)
は
差控
(
さしひか
)
えさせて
戴
(
いただ
)
きます……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
鶏
(
にはとり
)
は
神様
(
かみさま
)
に
夜明
(
よあけ
)
を
知
(
し
)
らせる
事
(
こと
)
を
仰付
(
おほせつ
)
かつたのが
嬉
(
うれ
)
しさに、
最初
(
さいしよ
)
の
夜
(
よる
)
、まだお
月様
(
つきさま
)
がゆつくりと
空
(
そら
)
を
遊
(
あそ
)
びまはつてゐるのに、
時
(
とき
)
を
作
(
つく
)
つて
啼
(
な
)
きました。
コドモノスケッチ帖:動物園にて
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
「なんの
息
(
いき
)
って……。どういったらいいかなあ、
空気
(
くうき
)
の
息
(
いき
)
、
神様
(
かみさま
)
の
息
(
いき
)
、いろんなものの
息
(
いき
)
……ただ
息
(
いき
)
だよ」
風ばか
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
むかしむかし
夫婦者
(
ふうふもの
)
があって、
永
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
、
小児
(
こども
)
が
欲
(
ほ
)
しい、
欲
(
ほ
)
しい、といい
暮
(
くら
)
しておりましたが、やっとおかみさんの
望
(
のぞ
)
みがかなって、
神様
(
かみさま
)
が
願
(
ねが
)
いをきいてくださいました。
ラプンツェル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
▼ もっと見る
さあ、
那
(
あ
)
の
神様
(
かみさま
)
の
手
(
て
)
が
障
(
さは
)
れば
鉄砲玉
(
てツぱうだま
)
でも
通
(
とほ
)
るまいと、
蜘蛛
(
くも
)
の
巣
(
す
)
のやうに
評判
(
ひやうばん
)
が八
方
(
ぱう
)
へ。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
おお
神様
(
かみさま
)
、シグナルさんに
雷
(
かみなり
)
を
落
(
お
)
とす時、いっしょに私にもお落としくださいませ
シグナルとシグナレス
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
『この
世
(
よ
)
には
皆
(
みな
)
人
(
ひと
)
が
病気
(
びょうき
)
になります、
入用
(
いりよう
)
なものがありません、
何
(
なん
)
となれば、これ
皆
(
みな
)
親切
(
しんせつ
)
な
神様
(
かみさま
)
に
不熱心
(
ふねっしん
)
でありますから。』
診察
(
しんさつ
)
の
時
(
とき
)
に
院長
(
いんちょう
)
はもう
疾
(
と
)
うより
手術
(
しゅじゅつ
)
をすることは
止
(
や
)
めていた。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「さあ、そりや分らない。すべては
運命
(
うんめい
)
の
神様
(
かみさま
)
の
御意
(
ぎよい
)
のまゝなんだからな。」
夢
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
「また
晩
(
ばん
)
に、お前さえよかったら、一しょに
神様
(
かみさま
)
の
音楽
(
おんがく
)
をききに行こう。もっとほかの
歌
(
うた
)
も歌ってあげよう。」そしてクリストフは、
感謝
(
かんしゃ
)
の
気持
(
きもち
)
で一ぱいになって、おやすみの
挨拶
(
あいさつ
)
をしながら
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
『謹で
崇
(
あが
)
め
奉
(
たてまつ
)
る、
怠惰
(
なまけ
)
の
神様
(
かみさま
)
!』
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
それは
兎
(
と
)
も
角
(
かく
)
も、
私
(
わたくし
)
は
神様
(
かみさま
)
から
何
(
なに
)
ぞ
望
(
のぞ
)
みのものを
言
(
い
)
えと
言
(
い
)
われ、いろいろと
考
(
かんが
)
え
抜
(
ぬ
)
いた
末
(
すえ
)
にたった
一
(
ひと
)
つだけ
註文
(
ちゅうもん
)
を
出
(
だ
)
しました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そしてそのなきがらを
埋
(
う
)
めたお
墓
(
はか
)
を
将軍塚
(
しょうぐんづか
)
といって、千
何年
(
なんねん
)
という
長
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
京都
(
きょうと
)
の
鎮守
(
ちんじゅ
)
の
神様
(
かみさま
)
のように
崇
(
あが
)
められて、
何
(
なに
)
か
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
災
(
わざわ
)
いの
起
(
お
)
こる
時
(
とき
)
には
田村将軍
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
いくら
神様
(
かみさま
)
でも、生きた人間の
身体
(
からだ
)
を、右と左とまったく同じにこさえることは、おできにならなかったのでしょう。自分の
顔
(
かお
)
やひとの
顔
(
かお
)
を、よく見てごらんなさい。
風ばか
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
あんまりなまけたので
昔
(
むかし
)
私
(
わたくし
)
の
先祖
(
せんぞ
)
は
神様
(
かみさま
)
に
撲
(
なぐ
)
られまして、ごらんの
通
(
とほ
)
り
身体中
(
からだぢう
)
瘤
(
こぶ
)
だらけになりました
コドモノスケッチ帖:動物園にて
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
ほかの人が
親切
(
しんせつ
)
にしてくれなかったからといって、
泣
(
な
)
きたくなった時のもある。天気がよくて、いつも親切に
笑
(
わら
)
いかけて下さる
神様
(
かみさま
)
のような
大空
(
おおぞら
)
が見えるからといって、楽しくなった時のもある。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
人
(
ひと
)
を
見
(
み
)
て
法
(
ほう
)
を
説
(
と
)
けとやら、こんな
場合
(
ばあい
)
には
矢張
(
やは
)
り
段違
(
だんちが
)
いの
神様
(
かみさま
)
よりも、お
馴染
(
なじみ
)
みの
祖父
(
じじ
)
の
方
(
ほう
)
が、
却
(
かえ
)
って
都合
(
つごう
)
のよいこともあるものと
見
(
み
)
えます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
それからこれは
人間
(
にんげん
)
の
力
(
ちから
)
だけには
及
(
およ
)
ばない、
神様
(
かみさま
)
のお
力
(
ちから
)
をもお
借
(
か
)
りしなければならないというので、
頼光
(
らいこう
)
と
保昌
(
ほうしょう
)
は
男山
(
おとこやま
)
の
八幡宮
(
はちまんぐう
)
に、
綱
(
つな
)
と
公時
(
きんとき
)
は
住吉
(
すみよし
)
の
明神
(
みょうじん
)
に
大江山
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
そして、やはり、
甚兵衛
(
じんべえ
)
は
神様
(
かみさま
)
から人形使いの
法
(
ほう
)
を
教
(
おそ
)
わったということになりました。
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
なぜ
神様
(
かみさま
)
はつくつたろ。
どんたく:絵入り小唄集
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
味方
(
みかた
)
は
残
(
のこ
)
らず
討
(
う
)
ち
死
(
じ
)
にと
覚悟
(
かくご
)
をきめたりしたこともありましたが、その
度
(
たび
)
ごとにいつも
義家
(
よしいえ
)
が、
不思議
(
ふしぎ
)
な
智恵
(
ちえ
)
と
勇気
(
ゆうき
)
と、それから
神様
(
かみさま
)
のような
弓矢
(
ゆみや
)
の
技
(
わざ
)
で
敵
(
てき
)
を
退
(
しりぞ
)
けて
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
あたりには大きな
杉
(
すぎ
)
の木が立ち
並
(
なら
)
んでいて、
昼間
(
ひるま
)
でも
恐
(
おそ
)
ろしいようなところでした。けれども
甚兵衛
(
じんべえ
)
は一心になって、どうか
上手
(
じょうず
)
な人形使いになりますようにと、
神様
(
かみさま
)
に
願
(
ねがい
)
いました。
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
けれども、
強
(
つよ
)
いばかりが
武士
(
ぶし
)
ではありません。
八幡太郎
(
はちまんたろう
)
が
心
(
こころ
)
のやさしい、
神様
(
かみさま
)
のように
情
(
なさ
)
けの
深
(
ふか
)
い人だということは、
敵
(
てき
)
すらも
感
(
かん
)
じて、
慕
(
した
)
わしく
思
(
おも
)
うようになりました。
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
どの
神様
(
かみさま
)
がよかろうかしら、と甚兵衛はあれこれ考えてみました。町にはいくつも
神社
(
おみや
)
がありましたが、
上手
(
じょうず
)
に人形を使うことを
教
(
おし
)
えてくださるようなのは、どれだかわかりませんでした。
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
むかし、
但馬国
(
たじまのくに
)
におまつられになっている
出石
(
いずし
)
の
大神
(
おおがみ
)
のお
女
(
むすめ
)
に、
出石少女
(
いずしおとめ
)
という
大
(
たい
)
そう
美
(
うつく
)
しい
女神
(
めがみ
)
がお
生
(
う
)
まれになりました。この
少女
(
おとめ
)
をいろいろな
神様
(
かみさま
)
がお
嫁
(
よめ
)
にもらおうと
思
(
おも
)
って
争
(
あらそ
)
いました。
春山秋山
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“神様”で始まる語句
神様達
神様の