“かみさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
神様44.4%
神樣30.6%
内儀5.6%
内儀様5.6%
上様2.8%
全能者2.8%
内儀樣2.8%
氏神2.8%
細君2.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしはいつしかこの神様かみさまを『おじいさま』とお申上もうしあげるようになってしまいました。
かく神様かみさまんなききわけのないわたくし処置しょちにはほとほとおかれたらしく
ロミオとわしのこゝろこゝろむすはせたは神樣かみさまつないだはおまへ
あるひはいしては神樣かみさま戰爭せんそうしたときであるとかんがへたり
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
身代たゝき骨になれば再び古巣への内儀かみさま姿、どこやら素人よりは見よげに覺えて、これに染まらぬ子供もなし、秋は九月仁和賀にわかの頃の大路を見給へ、さりとは宜くも學びし露八ろはちが物眞似、榮喜えいきしよ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
けふは地廻りのきちと手馴れぬ焼鳥の夜店を出して、身代たたき骨になれば再び古巣への内儀かみさま姿すがた、どこやら素人しろうとよりは見よげに覚えて、これに染まらぬ子供もなし、秋は九月仁和賀にわかの頃の大路を見給へ
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「ま、お内儀様かみさま、そう取りつめて、お考えなさるからいけません。阿波へお帰りなさらぬの、死んでしまうなどと、そんなにまで……」
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
恩ある人は二年目に亡せて今のあるじ内儀様かみさまも息子の半次も気に喰はぬ者のみなれど、此処を死場と定めたるなればやとて更に何方いづかたに行くべき
わかれ道 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
上様かみさまのお使いとして、ただいまこの源氏閣げんじかくの上に着城ちゃくじょういたしそろところ、あやしき女人にょにん居合いあわせ、あなたの火を見て、乗りまいりたるクロというわしをうばい、屋上おくじょうよりらんぶりにてそろ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さう、其處に僕の光榮と喜悦きえつがあります。僕は全能のしゆしもべです。僕は人間の導きで——僕と同じ被造物の缺點だらけな法則と間違ひだらけな統御を受けて行くんぢやありません。僕の王、僕の立法者、僕の船長は全能者かみさまです。
おんあるひと二年目にねんめせていまあるじ内儀樣かみさま息子むすこ半次はんじはぬもののみなれど
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
わたしが、お約束やくそくをいたします。いさましい、とお船出ふなでから、あなたのおかえりなさるを、氏神かみさまにご無事ぶじいのって、おちしています。」といいました。
海のまぼろし (新字新仮名) / 小川未明(著)
淵瀬の以前むかし知らぬ人も気の毒がり、水臭からぬ隣の細君かみさま、お秋が提ぐる手桶の、重さうなるを、助けて運びくるる事もあり。
野路の菊 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)