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逞
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たくまし
ふりがな文庫
“
逞
(
たくまし
)” の例文
その事なれば及ばずながら、某一肢の力を添へん。われ彼の
金眸
(
きんぼう
)
に
意恨
(
うらみ
)
はなけれど、
彼奴
(
きゃつ
)
猛威を
逞
(
たくまし
)
うして、余の
獣類
(
けもの
)
を
濫
(
みだ
)
りに
虐
(
しいた
)
げ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
私は
敢
(
あへ
)
てそれを試みた。そして其間に推測を
逞
(
たくまし
)
くしたには相違ないが、余り暴力的な
切盛
(
きりもり
)
や、人を馬鹿にした
捏造
(
ねつざう
)
はしなかつた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
だから師匠はやはり発句の中で、
屡
(
しばしば
)
予想を
逞
(
たくまし
)
くした通り、限りない人生の枯野の中で、野ざらしになつたと云つて差支へない。
枯野抄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
なんだか運命の威力というものも常に
住
(
すま
)
っている処でなくては、人の心の上に抑圧を
逞
(
たくまし
)
ゅうする事が出来ないのではないかとさえ思われた。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
かつてはそこで弁信法師と共に、業火に焼けるわが家の炎をながめながら、一流の強弁を
逞
(
たくまし
)
うして、弁信と論じ合ったところ。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
況
(
いわん
)
や爾は海外の小邦、高麗の附国、之を中国に比すれば一郡のみ。士馬芻糧万分に過ぎず。螳怒是れ
逞
(
たくまし
)
うし、鵝驕不遜なるが
若
(
ごと
)
きだに及ばず。
岷山の隠士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
暁
(
あかつき
)
の夢にその面影を見かけたといったとしても、誰がそれを過度の空想を
逞
(
たくまし
)
うしたものといってむげに非難し得るであろう。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
蓋
(
けだ
)
しこの運命は恐らくは優人自身と
雖
(
いへ
)
ども予知せざる所。吾人何んぞ今にして其前途のために小心なる妄想を
逞
(
たくまし
)
くせんや。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
有松氏はずつと前から、自分の管内にさういふ
忠実
(
まめ
)
な狗が居る事を自慢にしてゐた。で、その日も出迎への俥の先に
蹲踞
(
かいつくば
)
つてゐる
逞
(
たくまし
)
い狗を見ると
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
一層不思議なのは、此遭遇の記念が僕の頭の中で勢を
逞
(
たくまし
)
うして来て、一夜水に漬けて置いた豆のやうにふやけて、僕の安寧を奪ふと云ふ一事である。
フロルスと賊と
(新字旧仮名)
/
ミカイル・アレクセーヴィチ・クスミン
(著)
壓制
(
あつせい
)
、
僞善
(
ぎぜん
)
、
醜行
(
しうかう
)
を
逞
(
たくまし
)
うして、
以
(
も
)
つて
是
(
これ
)
を
紛
(
まぎ
)
らしてゐる。
是
(
こゝ
)
に
於
(
おい
)
てか
奸物共
(
かんぶつども
)
は
衣食
(
いしよく
)
に
飽
(
あ
)
き、
正義
(
せいぎ
)
の
人
(
ひと
)
は
衣食
(
いしよく
)
に
窮
(
きう
)
する。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
あの、さきへ立って、丸太棒をついた、その
手拭
(
てぬぐい
)
をだらりと首へかけた、
逞
(
たくまし
)
い男でがす。奴が、女﨟の幽霊でねえか。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
この事情に
従
(
したがっ
)
て
維新
(
いしん
)
の際に至り、ますます下士族の権力を
逞
(
たくまし
)
うすることあらば、或は人物を
黜陟
(
ちゅっちょく
)
し或は
禄制
(
ろくせい
)
を変革し、なお
甚
(
はなはだ
)
しきは
所謂
(
いわゆる
)
要路の
因循吏
(
いんじゅんり
)
を殺して
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
非常識にまで
豪胆
(
ごうたん
)
であり、いかに無人の境を
往
(
ゆ
)
くような猛暴を
逞
(
たくまし
)
うしたかは、この、犯行の場所を選ぶ場合の彼の病的な無関心だけでも、
遺憾
(
いかん
)
なく
窺
(
うかが
)
われよう。
女肉を料理する男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
種々に空想を
逞
(
たくまし
)
うしたが、未だ其人をさへ見た事の無い身の、完全にそれを断定することが何うして出来よう。
遂
(
つひ
)
に思切つて、そして帰宅すべく家路に就いた。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
真実
(
しんじつ
)
外国干渉の
患
(
うれい
)
あるを恐れてかかる
処置
(
しょち
)
に及びたりとすれば、
独
(
ひと
)
り
自
(
みず
)
から
架空
(
かくう
)
の
想像
(
そうぞう
)
を
逞
(
たくまし
)
うしてこれがために
無益
(
むえき
)
の
挙動
(
きょどう
)
を演じたるものというの外なけれども
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
妾
(
わたくし
)
は、毒に報いるのには毒を以てしたいと思ひます。陰謀に報いるには、陰謀を以てしたいと思ひます。相手が悪魔でも恥ぢるやうな陰謀を
逞
(
たくまし
)
くするのですもの。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
だから先がどれほどうまく論理的に弁論を
逞
(
たくまし
)
くしようとも、堂々たる教頭流におれを遣り込めようとも、そんな事は構わない。議論のいい人が善人とはきまらない。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
然れども彼等は
悉
(
こと/″\
)
く
暴戻
(
ばうれい
)
悪逆なる者のみにあらず。悉く兇横なる暴威を
逞
(
たくまし
)
うする者のみならず。中にはわが枕頭に来つて幼稚なる遊戯をなしつ
禧笑
(
きせう
)
する者もあるなり。
松島に於て芭蕉翁を読む
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
量の増加につれて、主義、理想、正義等は
悉
(
ことごと
)
く多数者の為に没却せられてしまふ。政治上の種々なる党派は常に虚偽と欺瞞と狡猾と陰謀を
逞
(
たくまし
)
うして相互の主権を争つてゐる。
少数と多数
(新字旧仮名)
/
エマ・ゴールドマン
(著)
今日ではもっぱら知力を用いて相互に
呑噬
(
どんぜい
)
を
逞
(
たくまし
)
うするよりほかなき境遇にいたったのである。
脳髄の進化
(新字新仮名)
/
丘浅次郎
(著)
俳句界は一般に一昨年の暮より昨年の前半に及びて勢を
逞
(
たくまし
)
うし後半はいたく衰へたり。
我
(
わが
)
短歌会は昨年の夏より秋にかけていちじるく進みたるが冬以後一
頓挫
(
とんざ
)
したるが如し。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
詭弁
(
きべん
)
を
逞
(
たくまし
)
くせし時に彼れは之を難詰して許さゞりき、彼は世の称讃する大家先生の前に瞠若たるものに非らず、彼れは自らの力を信ぜしかば、容易に他人に雷同せざりし也。
明治文学史
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
同く
慇懃
(
いんぎん
)
に会釈はすれど、疑も無く反対の意を示せる
金壺眼
(
かなつぼまなこ
)
は光を
逞
(
たくまし
)
う女の横顔を
瞥見
(
べつけん
)
せり。静に
臥
(
ふ
)
したる貫一は
発作
(
パロキシマ
)
の
来
(
きた
)
れる如き苦悩を感じつつ、身を起して
直行
(
ただゆき
)
を迎ふれば
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ただ攘夷を口実としてその野心を
逞
(
たくまし
)
うせんとする浮浪に非ず。彼が攘夷は
敵愾心
(
てきがいしん
)
の凝結したるものにして、その立意誠実にして、また一種の経綸ありしや、また決して疑を容れず。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
慾心も時に威を
逞
(
たくまし
)
うするあり、余のかく不幸に陥りしは或はこれらのためならんか…………………………………………………………………………………………………………………………
…
(
ママ
)
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
これそもそも人心の奇を好むによるか
将
(
は
)
たその間必然の理勢ありて存するか流行の勢は
滔々
(
とうとう
)
として氾濫の力を
逞
(
たくまし
)
くし下土を水にし陵谷を
汨
(
べき
)
にし天下を挙げて深淵に溺没せざるものは
幾稀矣
(
ほとんどまれなり
)
。
史論の流行
(新字旧仮名)
/
津田左右吉
(著)
人心
噪然
(
そうぜん
)
としてたださえ物議の多い世の様、あらぬ
流言蜚語
(
りゅうげんひご
)
を
逞
(
たくまし
)
うする者の尾に随いて
脅迫
(
ゆすり
)
押込
(
おしこみ
)
家尻切
(
やじりきり
)
が
市井
(
しせい
)
を横行する今日このごろ、卍の富五郎の突留めにはいっそうの力を致すようにと
釘抜藤吉捕物覚書:04 槍祭夏の夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
百戦孤城力支へず 飄零
何
(
いず
)
れの処か生涯を寄せん 連城且擁す三州の地 一旅俄に開く十匹の基ひ
霊鴿
(
れいこう
)
書を伝ふ約あるが如し 神竜海を
攪
(
みだ
)
す時無かる可けん 笑ふ他の
豎子
(
じゆし
)
貪慾
(
たんよく
)
を
逞
(
たくまし
)
ふするを
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
しかしてその中で一番世人の蒙を啓きたいことはハスの花も葉もその真相がよく分らず、またその根を総ていわゆる蓮根だと思い違えて居り、否な
寧
(
むし
)
ろ見ずして空想を
逞
(
たくまし
)
うして居ることであります。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
お前は長い間己の境界に、吸引の力を
逞
(
たくまし
)
ゅうして
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
俊助は大井に
頓着
(
とんちゃく
)
なく、
逞
(
たくまし
)
い体を
椅子
(
いす
)
から起して、あの
護謨
(
ごむ
)
の樹の鉢植のある会場の次の間へ、野村の連中を探しに行った。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
女を
捉
(
つか
)
まへたら、力一杯それを引き着けてゐなければならない。女は筋肉の
逞
(
たくまし
)
い男の腕の上でのみ
睡
(
ねむ
)
る事が出来る。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
妾
(
わたくし
)
は、毒に
報
(
むく
)
いるのには毒を
以
(
もっ
)
てしたいと思います。陰謀に報いるには、陰謀を以てしたいと思います。相手が悪魔でも恥じるような陰謀を
逞
(
たくまし
)
くするのですもの。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
一
山
(
さん
)
の
豺狼
(
さいろう
)
麋鹿
(
びろく
)
畏
(
おそ
)
れ従はぬものとてなかりしかば、虎はますます猛威を
逞
(
たくまし
)
うして、自ら
金眸
(
きんぼう
)
大王と名乗り、
数多
(
あまた
)
の
獣類
(
けもの
)
を眼下に
見下
(
みくだ
)
して、一山
万獣
(
ばんじゅう
)
の君とはなりけり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
諧謔
(
かいぎやく
)
を
逞
(
たくまし
)
ふすべき目的物たるに過ぎざりしなり、彼等は愛情を描けり、然れども彼等は愛情を尽さゞりしなり、彼等の筆に上りたる愛情は肉情的愛情のみなりしなり
内部生命論
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
自分はいよ/\空想を
逞
(
たくまし
)
うして、其村、その静かな山の中の村に一度は是非行つて見度いと、其頃から自分の胸はその山中の一村落に向つて
波打
(
なみうち
)
つゝあつたので……。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
国と国が争う時には、幾万の人の命が犠牲になるではないか……自然が威力を
逞
(
たくまし
)
うした時、おびただしい人畜を殺すこともあるではないか。誰が国と自然との罪を責める?
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
余は高いこの影を眺めて、いつの間にか万里の長城に似た
古迹
(
こせき
)
の
傍
(
そば
)
でも通るんだろうぐらいの空想を
逞
(
たくまし
)
ゅうしていた。すると誰だかこの城壁の上を駆けて行くものがある。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
自家の空想を
逞
(
たくまし
)
うし、例えば動植物生々の理、地球の組織又その天体との関係、化学の
働
(
はたらき
)
は果して
何
(
いず
)
れの辺にまで達すべきや、宇宙勢力の原則は果して
既
(
すで
)
に定まりたるや
否
(
いな
)
や
人生の楽事
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
これより
前
(
さき
)
、相貌堂々として、何等か銅像の
揺
(
ゆる
)
ぐがごとく、
頤
(
おとがい
)
に
髯
(
ひげ
)
長き一個の紳士の、
握
(
にぎり
)
に
銀
(
しろがね
)
の色の
燦爛
(
さんらん
)
たる、太く
逞
(
たくまし
)
き
杖
(
ステッキ
)
を
支
(
つ
)
いて、ナポレオン帽子の
庇
(
ひさし
)
深く、額に暗き
皺
(
しわ
)
を刻み
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
どの牛を見ましてもその
逞
(
たくまし
)
さは驚かれるばかりでございましたが、いよいよ最終の競技となって、宮廷闘牛の現われました時には、その
巨大
(
おおき
)
さと獰猛さに、見物はすっかり気を呑まれて
闘牛
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
又
識
(
し
)
らず
知
(
し
)
らずの間に、私の想像力が
威
(
ゐ
)
を
逞
(
たくまし
)
うして、
無中
(
むちゆう
)
に
有
(
いう
)
を生じた処も無いには限らない。しかし大体の上から、私はかう云ふことが出来ると信ずる。私の予想は私を欺かなかつた。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
而
(
しこう
)
して彼れ聴かざるのみならず、かえってその
兇威
(
きょうい
)
を
逞
(
たくまし
)
うし、外交事迫るの後既に朝廷に分配したる権力すら、再び幕府に回収せんと欲するを見る。彼この時において
焉
(
いずく
)
んぞ
遅疑
(
ちぎ
)
せんや。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
夫
(
そ
)
の中に愛憎の念を挾み、
妬評
(
とひやう
)
、
諛評
(
ゆひやう
)
、悪言
罵詈
(
ばり
)
を
逞
(
たくまし
)
くし、若しくは放言高論高く自ら標し、己を尊拝して他人を卑しみ、胸中自家の主義を定めて人を上下するが如き者奚ぞ批評の消息を解せん。
明治文学史
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
京に江戸にその勢力を
逞
(
たくまし
)
うするに至りぬ。
古池の句の弁
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
が、大井はまるでお藤の存在には気がつかなかったものと見えて、
逞
(
たくまし
)
い俊助の手に背中を抱えられながら、口一つ
利
(
き
)
かずにその前を通りすぎた。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
特に大に好事心を
逞
(
たくまし
)
うせんとしてその方法を得ざるが
如
(
ごと
)
き境遇に際することもあらんには、むかし/\明治二十六年十一月十一日、慶應義塾にて
云々
(
うんぬん
)
の演説を聴きしこともありと
人生の楽事
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
小鼻の左右に展開した、一銭銅貨くらいの眼をつけた、
毬栗頭
(
いがぐりあたま
)
にきまっていると自分で勝手に
極
(
き
)
めたのであるが、見ると考えるとは天地の相違、想像は決して
逞
(
たくまし
)
くするものではない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼は
専
(
もっぱ
)
ら威福を
逞
(
たくまし
)
うせり、
然
(
しか
)
れども威福を逞うせんがために
然
(
しか
)
するにあらず、政権の分裂を
杜
(
ふさ
)
ぎ、主権の統一を幕府に占めずんば、天下の事決して為すべからざるを信じたるがためのみ。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
逞
漢検1級
部首:⾡
11画
“逞”を含む語句
不逞
不逞々々
不逞不逞
百逞
不逞団
不逞漢
不逞群衆
不逞鮮人
勢逞
口髭逞
林逞策
逞野心
骨逞