“呑噬”の読み方と例文
読み方割合
どんぜい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
裏切ったりみ疲れたりしたことだろう! 彼らは皆、当時のあらゆる党派の為政家らを呑噬どんぜいしてる災厄の犠牲となっていた。
なんとなれば万邦・万人、みなよだれを流し、きばを磨し、みなその呑噬どんぜいの機会をまつをもって少しく我に乗ずべき隙あらばたちまちその国体をうしなうに至らん。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
その言葉の意味は明らかに、殺しほふりはぎ取るというのをいっしょにしたものであることは、説明するまでもない。食うの真の意味は呑噬どんぜいするというのである。