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呑氣
ふりがな文庫
“呑氣”の読み方と例文
新字:
呑気
読み方
割合
のんき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のんき
(逆引き)
全く無神經らしい健康な女を見てゐると、おつさんのやうなぢいさんでも、何の交換條件も無しに身を任せさうな氣もして、三田の心は
呑氣
(
のんき
)
になつた。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
その松原の蔭の小さな可愛らしい家には一人二人と大工や左官たちが
呑氣
(
のんき
)
さうに出入りしてゐるのみであつた。
樹木とその葉:04 木槿の花
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
其意味を面倒に述べ立てるのは
大袈裟
(
おほげさ
)
だから
止
(
よ
)
しますが、私は自分で小説を書くと
其
(
その
)
あとが心持ちが惡い。それで
呑氣
(
のんき
)
な
支那
(
しな
)
の詩などを讀んで埋め合せを付けてゐます。
『伝説の時代』序
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
呑氣(のんき)の例文をもっと
(10作品)
見る
呑
漢検準1級
部首:⼝
7画
氣
部首:⽓
10画
“呑”で始まる語句
呑
呑気
呑込
呑噬
呑舟
呑吐
呑気者
呑口
呑乾
呑気屋
“呑氣”のふりがなが多い著者
岩野泡鳴
水上滝太郎
正宗白鳥
国木田独歩
夏目漱石
若山牧水
泉鏡花
野村胡堂