私はあなたが家事の暇を偸んで『傳説の時代』をとう/\仕舞迄譯し上げた忍耐と努力に少からず感服して居ります。書物になつて出ると餘程の頁數になるさうですが嘸骨の折れた事でせう。原書は私の手元にもあるから承知してゐますが、一寸見ると四六版の小形の …
著者 | 夏目漱石 |
ジャンル | 哲学 > 宗教 > 神話・神話学 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「傳説の時代」尚文堂、1913(大正2)年 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約5分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約8分(300文字/分) |