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真珠
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しんじゅ
ふりがな文庫
“
真珠
(
しんじゅ
)” の例文
旧字:
眞珠
そしてまた
波
(
なみ
)
が、ど、ど、ど——ときて、
砂
(
すな
)
の
上
(
うえ
)
に
落
(
お
)
ちていたさんごや、
真珠
(
しんじゅ
)
や、
紫水晶
(
むらさきすいしょう
)
を
洗
(
あら
)
い
流
(
なが
)
していってしまったのであります。
海の少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのひとつびとつが白く光って、まるで
真珠
(
しんじゅ
)
の山のようでしたが、それも人間の建てたお寺の塔よりもずっと高いものだつたといいました。
人魚のひいさま
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
真珠
(
しんじゅ
)
の首かざりなどを、手あたりしだいに、つかみとると、それをみんな、自分のワイシャツの中の、腹巻きに、しまいこんでしまいました。
怪人と少年探偵
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
それからその
真珠
(
しんじゅ
)
の紐の真中には大真珠あるいは
瑜
(
ゆ
)
(緑玉)を入れて飾りにしてある。で頭の頂には高価な
瑜
(
ゆ
)
、
珊瑚珠
(
さんごじゅ
)
、真珠等で飾られてある。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
「あたしの
着物
(
きもの
)
だって、
真珠
(
しんじゅ
)
だって、
宝石
(
ほうせき
)
だって。それから、あたしのかぶっている
金
(
きん
)
のかんむりだって、あげてよ。」
カエルの王さま:または鉄のハインリッヒ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
▼ もっと見る
そこには、赤い
布地
(
きれじ
)
でつくった
古風
(
こふう
)
な
百姓
(
ひゃくしょう
)
の着物——
短
(
みじか
)
い
胴着
(
どうぎ
)
、ひだのあるスカート、
真珠
(
しんじゅ
)
の
飾
(
かざ
)
りのついた
胸着
(
むなぎ
)
——がいくつか入れてありました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
内障眼という
治
(
じ
)
し
難
(
がた
)
い眼病だ、僕も再度薬を盛りましたが治りません、
真珠
(
しんじゅ
)
麝香
(
じゃこう
)
辰砂
(
しんしゃ
)
竜脳
(
りゅうのう
)
を
蜂蜜
(
はちみつ
)
に練って付ければ宜しいが、それは金が掛るから
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私は
先達
(
せんだっ
)
ても今日の通り、唯一色の黒の中に
懶
(
ものう
)
い光を放っている、大きな
真珠
(
しんじゅ
)
のネクタイピンを、子爵その人の心のように眺めたと云う記憶があった。……
開化の良人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
真珠
(
しんじゅ
)
の眼玉を持ってる小鳥のことだの、空いっぱいにまっ赤な花を開いた大きな草のことだの、
奇妙
(
きみょう
)
な声で歌いながら踊る虫のことだの、五色の息を吐く怪物のことだの
夢の卵
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
帰りみち、方々の島へよって、はっかだの、きゃらの木だの、
真珠
(
しんじゅ
)
だのを買いあつめました。
アラビヤンナイト:04 四、船乗シンドバッド
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
その後叔父は、千代さんに別れのはなむけとして、千代さんが
常々
(
つねづね
)
欲しがっていた
真珠
(
しんじゅ
)
入りの指環を贈った。そしてそれが、二人の関係を永久に断つことのしるしとなった。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
月の光は
真珠
(
しんじゅ
)
のように、すこしおぼろになり、柏の木大王もよろこんですぐうたいました。
かしわばやしの夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
≪
往
(
い
)
きの船ではずいぶん
面白
(
おもしろ
)
く
御一緒
(
ごいっしょ
)
に遊んで頂きましたわ。
真珠
(
しんじゅ
)
の
夢
(
ゆめ
)
のように一生忘れられない思い出になりましょう。日本に帰りましたら是非お遊びにいらして下さい。寄宿舎の
豚小屋
(
ぶたごや
)
に≫
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
満床皆布雪真珠
満床
(
まんしょう
)
皆な
布
(
し
)
く
雪
(
ゆき
)
の
真珠
(
しんじゅ
)
僧堂教育論
(新字新仮名)
/
鈴木大拙
(著)
そのうちに、
真珠
(
しんじゅ
)
を
売
(
う
)
った
金
(
かね
)
は、すっかりなくなってしまいました。
甲
(
こう
)
は、ふたたび
乙
(
おつ
)
といっしょに
海
(
うみ
)
の
上
(
うえ
)
へ
出
(
で
)
て
働
(
はたら
)
くことになりました。
一本の釣りざお
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そうしてただ、召使の女たちにされるままに、お妃さまの着る服を着せられ、髪に
真珠
(
しんじゅ
)
の飾をつけて、やけどだらけの指に絹の手袋をはめました。
野のはくちょう
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
さて、おとうさんは、ふたりのままむすめのおみやげに、きれいな
着物
(
きもの
)
と、それに、
真珠
(
しんじゅ
)
と
宝石
(
ほうせき
)
とを買いました。
灰かぶり
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
それがナ
貴君
(
あなた
)
のお眼は
外障眼
(
がいしょうがん
)
と違い
内障眼
(
ないしょうがん
)
と云って
治
(
じ
)
し
難
(
がた
)
い症ですから
真珠
(
しんじゅ
)
、
麝香
(
じゃこう
)
、
竜脳
(
りゅうのう
)
、
真砂
(
しんしゃ
)
右
四味
(
しみ
)
を細末にして、これを
蜂蜜
(
はちみつ
)
で練って付ける、これが宜しいが
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
リンチェーピング市は、宝石のまわりに
真珠
(
しんじゅ
)
をはめこんだようなぐあいに、その
伽藍
(
がらん
)
のぐるりを取りまいていました。
農園
(
のうえん
)
はブローチかボタンのように見えました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
ガラス=ケースの戸を開いて、中のガラス板の上にならべてある、ダイヤのブローチや
真珠
(
しんじゅ
)
のくびかざりなどを、一つ一つ、前足ではさんでは、自分の口の中へ入れているのです。
黄金豹
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
そしてちらっと大きなとうもろこしの木を見ました。その
葉
(
は
)
はぐるぐるに
縮
(
ちぢ
)
れ
葉
(
は
)
の下にはもう美しい
緑
(
みどり
)
いろの大きな
苞
(
ほう
)
が赤い毛を
吐
(
は
)
いて
真珠
(
しんじゅ
)
のような
実
(
み
)
もちらっと見えたのでした。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「
君
(
きみ
)
にこれをやろうと
思
(
おも
)
って
拾
(
ひろ
)
ってきたよ。」と、それはそれはきれいな
真珠
(
しんじゅ
)
や、さんごや、めのうなどをたくさんにくれたのであります。
海の少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
こう言って、おばあさまは、白ユリの花輪をお姫さまの
髪
(
かみ
)
につけてやりました。見ると、その花びらは、一つ一つが、
真珠
(
しんじゅ
)
を半分にしたものでした。
人魚の姫
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
すると、
真珠
(
しんじゅ
)
と
宝石
(
ほうせき
)
が、おへやじゅうころがりだしました。こんどは、ヘンゼルが、かくしに片手をつっこんで、なんどもなんどもつかみだしては、そこにばらまきました。
ヘンゼルとグレーテル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
けれども、その着物を持っている人は、灰色の布のほうに、たくさんの
真珠
(
しんじゅ
)
や
宝石
(
ほうせき
)
をかざりつけて、金のビロードのほうよりも、美しくりっぱに見せていたという話でした。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
お月様はまるで
真珠
(
しんじゅ
)
のお
皿
(
さら
)
です。お星さまは野原の
露
(
つゆ
)
がキラキラ固まったようです。さて
只今
(
ただいま
)
から幻燈会をやります。みなさんは
瞬
(
またたき
)
やくしゃみをしないで目をまんまろに開いて見ていて下さい。
雪渡り
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
そうして、
箱
(
はこ
)
の
中
(
なか
)
から、さんごや、
真珠
(
しんじゅ
)
や、めのうや、
水晶
(
すいしょう
)
や、その
他
(
た
)
、いろいろと
高価
(
こうか
)
な、
美
(
うつく
)
しい
宝石
(
ほうせき
)
を
出
(
だ
)
して、
薬売
(
くすりう
)
りに
示
(
しめ
)
しておりました。
薬売り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なぜといって、一枚一枚の貝がらには、それひとつでも女王さまのかんむりのりっぱなそうしょくになるような、大きな
真珠
(
しんじゅ
)
がはめてあるのでしたからね。
人魚のひいさま
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
グレーテルがまえかけをふるいますと、
真珠
(
しんじゅ
)
や
宝石
(
ほうせき
)
がへやじゅうにころがりでました。
ヘンゼルとグレーテル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
それが落ちて来たときはみんなまっ白な
真珠
(
しんじゅ
)
に変っていました。
ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
宝石商
(
ほうせきしょう
)
さん、あなたのお
持
(
も
)
ちなさるひすいのように、その
海
(
うみ
)
の
色
(
いろ
)
は、
青
(
あお
)
くうるんでいます。また、
真珠
(
しんじゅ
)
のように、
真昼
(
まひる
)
には、
日光
(
にっこう
)
に
輝
(
かがや
)
いています。
花咲く島の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なにしろ、貝がらの一つ一つに、ピカピカ光る
真珠
(
しんじゅ
)
がついているのですから。その中の一つだけをとって、女王さまのかんむりにつけても、きっと、りっぱなかざりになるでしょう。
人魚の姫
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
ふたりは、
魔法使
(
まほうつか
)
いのうちのなかにずんずんはいっていきました。うちのなかには、
真珠
(
しんじゅ
)
や
宝石
(
ほうせき
)
のいっぱいつまった
箱
(
はこ
)
が、あっちのすみにも、こっちのすみにも、ごろごろしていました。
ヘンゼルとグレーテル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「
銭
(
ぜに
)
は
持
(
も
)
っていないが、ここに、さんごや
真珠
(
しんじゅ
)
や
金
(
きん
)
の
塊
(
かたまり
)
があります。これで
売
(
う
)
ってください。
私
(
わたし
)
の
着物
(
きもの
)
でありません。お
爺
(
じい
)
さんの
着
(
き
)
る
着物
(
きもの
)
です。」
黒い旗物語
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それは、サラサラと音をたてる、水のしずくのようにも、
真珠
(
しんじゅ
)
と真珠のふれあう音のようにも聞えました。また、あるときには、小鳥たちが、声を合せてさえずるようにも、聞えました。
ペンとインキつぼ
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
うちじゅう、すみからすみまで、
真珠
(
しんじゅ
)
や宝石のつまった箱だらけでした。
ヘンゼルとグレーテル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
甲
(
こう
)
さん、そんないいことはめったにあるもんでない。おそらく、あとのたいをみんな
腹
(
はら
)
を
割
(
わ
)
ってみたって、もうこのうえ
真珠
(
しんじゅ
)
が
入
(
はい
)
っているものでない。
一本の釣りざお
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
でも、その花びらというのが、一枚一枚、
真珠
(
しんじゅ
)
を半分にしたものでした。
人魚のひいさま
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
「あたしは
真珠
(
しんじゅ
)
と
宝石
(
ほうせき
)
。」
灰かぶり
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
呉服屋
(
ごふくや
)
の
番頭
(
ばんとう
)
は、うさんな
目
(
め
)
つきで、
輝
(
かがや
)
く
真珠
(
しんじゅ
)
や、あかがにの
指
(
ゆび
)
のような
赤
(
あか
)
いさんごをながめていましたが
黒い旗物語
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
どうか
私
(
わたし
)
に
煮
(
に
)
えた
魚
(
さかな
)
と、
暖
(
あたた
)
かいご
飯
(
はん
)
を
売
(
う
)
ってください。
銭
(
ぜに
)
はないけれど、ここにみごとなさんご
樹
(
じゅ
)
と、きれいな
星
(
ほし
)
のような
真珠
(
しんじゅ
)
と、
重
(
おも
)
たい
金
(
きん
)
の
塊
(
かたまり
)
があります。
黒い旗物語
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ただ一つ、そのおじいさんの
持
(
も
)
っていたバイオリンにめぐりあうのに、
頼
(
たの
)
みとするのは、
小
(
ちい
)
さな
星
(
ほし
)
のような
真珠
(
しんじゅ
)
が、
握
(
にぎ
)
り
手
(
て
)
のところにはいっていたことです。
海のかなた
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
今度
(
こんど
)
、
真珠
(
しんじゅ
)
を
見
(
み
)
つけたら、その
金
(
かね
)
で
町
(
まち
)
へ
出
(
で
)
て
商売
(
しょうばい
)
をするのです。もう、
私
(
わたし
)
は、
魚
(
さかな
)
とりなんか
問題
(
もんだい
)
にしていない。」といって、ところかまわず
網
(
あみ
)
を
打
(
う
)
ちました。
一本の釣りざお
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
見
(
み
)
つかれしょ、
見
(
み
)
つかれしょ、
己
(
おれ
)
の
目
(
め
)
に
見
(
み
)
つかれしょ。
真珠
(
しんじゅ
)
の
貝
(
かい
)
がら
見
(
み
)
つかれしょ。」といいました。
海の少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかし、この
貧
(
まず
)
しい、
哀
(
あわ
)
れな
少女
(
しょうじょ
)
の
志
(
こころざし
)
は、どんな
貴
(
とうと
)
い
真珠
(
しんじゅ
)
も、さんごもおよばなかったでありましょう。
少年
(
しょうねん
)
は、
厚
(
あつ
)
く
礼
(
れい
)
をいって、
喜
(
よろこ
)
んで
持
(
も
)
って
帰
(
かえ
)
ることにいたしました。
北の少女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あいかわらず、その
後
(
ご
)
も、
町
(
まち
)
の
方
(
ほう
)
からは
聞
(
き
)
き
慣
(
な
)
れたよい
音色
(
ねいろ
)
が
聞
(
き
)
こえてきました。
乳色
(
ちちいろ
)
の
天
(
あま
)
の
川
(
がわ
)
が、ほのぼのと
夢
(
ゆめ
)
のように
空
(
そら
)
を
流
(
なが
)
れています。
星
(
ほし
)
は
真珠
(
しんじゅ
)
のように
輝
(
かがや
)
いています。
青い時計台
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
彼
(
かれ
)
は、よく
見
(
み
)
ると、それに
小
(
ちい
)
さな
光
(
ひか
)
る
星
(
ほし
)
のような、
真珠
(
しんじゅ
)
がはいっていたのでした。
海のかなた
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
真珠
(
しんじゅ
)
の
小
(
ちい
)
さな
珠
(
たま
)
が、
握
(
にぎ
)
り
手
(
て
)
にはいっているバイオリンは
出
(
で
)
ませんでしたか?」
海のかなた
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「この
真珠
(
しんじゅ
)
の
珠
(
たま
)
には
見覚
(
みおぼ
)
えがあるが、だれからもらった?」と、ききました。
一粒の真珠
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そしてもう一
軒
(
けん
)
、
念
(
ねん
)
のために、かすかに
燈火
(
ともしび
)
のもれる
大
(
おお
)
きな
家
(
いえ
)
の
窓
(
まど
)
さきに
近寄
(
ちかよ
)
って、
戸
(
と
)
のすきまからのぞいてみますと、へやのうちでは、
美
(
うつく
)
しい
姉
(
あね
)
と
妹
(
いもうと
)
が、
真珠
(
しんじゅ
)
や、ルビーのはいった
指輪
(
ゆびわ
)
や、
腕輪
(
うでわ
)
を
消えた美しい不思議なにじ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“真珠”の解説
真珠(しんじゅ)あるいはパール(Pearl)とは、貝から採れる宝石の一種である。
真珠は貝の体内で生成される宝石である。生体鉱物(バイオミネラル)と呼ばれる。貝殻成分を分泌する外套膜が、貝の体内に偶然に入りこむことで、(例えば、小石や寄生虫などの異物が貝の体内に侵入した時に外套膜が一緒に入り込み)天然真珠が生成される。つまり成分は貝殻と等しい。貝殻を作る軟体動物であれば、真珠を生成できる。
(出典:Wikipedia)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
珠
常用漢字
中学
部首:⽟
10画
“真珠”で始まる語句
真珠島
真珠母
真珠湾
真珠色
真珠工病
真珠入
真珠姫
真珠庵
真珠末
真珠紐