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方面
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ほうめん
ふりがな文庫
“
方面
(
ほうめん
)” の例文
それと
同時
(
どうじ
)
に
地震波
(
ぢしんぱ
)
は
地球内部
(
ちきゆうないぶ
)
の
方向
(
ほうこう
)
にも
進行
(
しんこう
)
して
反對
(
はんたい
)
の
方面
(
ほうめん
)
に
現
(
あらは
)
れ、
場合
(
ばあひ
)
によつては
地球
(
ちきゆう
)
の
表面
(
ひようめん
)
で
反射
(
はんしや
)
して
再
(
ふたゝ
)
び
他
(
た
)
の
方面
(
ほうめん
)
に
向
(
むか
)
うのもある。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
此
(
この
)
東風
(
ひがしかぜ
)
が
吹
(
ふ
)
いて
來
(
き
)
た
爲
(
ため
)
に、
吾
(
わ
)
が
輕氣球
(
けいきゝゆう
)
は、
忽
(
たちま
)
ち
進行
(
しんかう
)
の
方向
(
ほうかう
)
を
變
(
へん
)
じて、
今度
(
こんど
)
は、
陸
(
りく
)
の
方面
(
ほうめん
)
から
斜
(
なゝめ
)
に、
海洋
(
かいやう
)
の
方
(
ほう
)
へと
吹
(
ふ
)
きやられた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
博物學
(
はくぶつがく
)
方面
(
ほうめん
)
の
博物館
(
はくぶつかん
)
も
立派
(
りつぱ
)
なのが
各地
(
かくち
)
に
設
(
まう
)
けてありますが、ことにワシントン、シカゴ、ニューヨークなどにあるものはよく
完備
(
かんび
)
してをります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
この
人
(
ひと
)
は、
日本
(
につぽん
)
の
敍景
(
じよけい
)
の
歌
(
うた
)
の、まづはじめての
名人
(
めいじん
)
といつてもさし
支
(
つか
)
へのない
人
(
ひと
)
で、この
後
(
のち
)
は
次第
(
しだい
)
に、かうした
方面
(
ほうめん
)
にすぐれた
人
(
ひと
)
が
出
(
で
)
て
來
(
き
)
ます。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
そういう
人
(
ひと
)
を
教育
(
きょういく
)
するには、
物質
(
ぶっしつ
)
ではいけない。やはり
音楽
(
おんがく
)
や
自然
(
しぜん
)
でなければならない。
感情
(
かんじょう
)
・
趣味
(
しゅみ
)
、そういう
方面
(
ほうめん
)
の
教育
(
きょういく
)
でなければならないと
思
(
おも
)
われる。
笑わない娘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
平松刑事
(
ひらまつけいじ
)
は、ほかの
方面
(
ほうめん
)
での
聞込
(
ききこ
)
みを
漁
(
あさ
)
りに
出
(
で
)
かけていたから、
署
(
しょ
)
へ
帰
(
かえ
)
つてすぐに、
井口警部
(
いぐちけいぶ
)
の
前
(
まえ
)
へ
呼
(
よ
)
ばれた。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
そこでアッカは、オヤユビくんを
一刻
(
いっこく
)
も早くさがしだすために、ガンたちに命じて、二
羽
(
わ
)
ずつわかれわかれになって、べつべつの
方面
(
ほうめん
)
をさがすことにさせました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
これまでの
彼
(
かれ
)
の
仕事
(
しごと
)
は、いろいろな
方面
(
ほうめん
)
にわたっています。
第
(
だい
)
一に、五つの
小説
(
しょうせつ
)
があり、そのなかで『ジャン・クリストフ』は、いちばん
長
(
なが
)
いもので、そしていちばん
有名
(
ゆうめい
)
です。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
「さあ、たしかなことではないらしいが、ポート・ストウ
方面
(
ほうめん
)
へむかったようすだって書いてあるぜ。おれたちのいるこの村へ、
透明人間
(
とうめいにんげん
)
なんていうおかしなやつにやってこられるのは、ありかたくないね」
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
私
(
わたし
)
は
皆
(
みな
)
さんがたゞ
高
(
たか
)
い
山
(
やま
)
などに
登
(
のぼ
)
るばかりでなく、
遠足
(
えんそく
)
のときにはかういふ
方面
(
ほうめん
)
へも
出
(
で
)
かけることをおすゝめいたします。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
ですから
諺
(
ことわざ
)
は、
命令
(
めいれい
)
の
意義
(
いぎ
)
から、だん/\
變化
(
へんか
)
して、
社會的
(
しやかいてき
)
の
訓戒
(
くんかい
)
あるひは、
人間
(
にんげん
)
としての
心
(
こゝろ
)
がけを
説
(
と
)
くといふ
方面
(
ほうめん
)
に、
意味
(
いみ
)
が
變化
(
へんか
)
して
來
(
き
)
ました。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
實際
(
じつさい
)
地震學
(
ぢしんがく
)
の
或方面
(
あるほうめん
)
では、
日本
(
につぽん
)
の
研究
(
けんきゆう
)
が
最
(
もつと
)
も
進
(
すゝ
)
んでゐる
點
(
てん
)
もあるけれども、
其他
(
そのた
)
の
方面
(
ほうめん
)
に
於
(
おい
)
ては
必
(
かなら
)
ずしもさうでない。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
どうだ、
最早
(
もはや
)
皈途
(
きと
)
に
向
(
むか
)
ふのだが、
之
(
これ
)
から
少
(
すこ
)
し
道
(
みち
)
を
變
(
へん
)
じて
進
(
すゝ
)
んでは、
舊
(
ふる
)
き
道
(
みち
)
を
皈
(
かへ
)
るより、
新
(
あたら
)
しい
方面
(
ほうめん
)
から
皈
(
かへ
)
つたら、またいろ/\
珍奇
(
めづらし
)
い
事
(
こと
)
も
多
(
おほ
)
からう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
子供
(
こども
)
らは、ほかの
方面
(
ほうめん
)
へいって
探
(
さが
)
しはじめました。そして、
見
(
み
)
つからないので、みんなはがっかりとしてしまって、いつしか、どこへかいってしまいました。
あるまりの一生
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
日本
(
につぽん
)
に
於
(
お
)
ける
地震學
(
ぢしんがく
)
のこれまでの
發達
(
はつたつ
)
は
主
(
おも
)
に
人命
(
じんめい
)
財産
(
ざいさん
)
に
關
(
かん
)
する
方面
(
ほうめん
)
の
研究
(
けんきゆう
)
であつた。
然
(
しか
)
るに
最近
(
さいきん
)
二十年
(
にじゆうねん
)
の
間
(
あひだ
)
、
歐米
(
おうべい
)
に
於
(
お
)
ける
地震學
(
ぢしんがく
)
は
他
(
た
)
の
方面
(
ほうめん
)
に
發達
(
はつたつ
)
した。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
かように
三種
(
さんしゆ
)
の
竝
(
なら
)
べ
方
(
かた
)
によつて、
私共
(
わたしども
)
見物人
(
けんぶつにん
)
はスエーデンの
風俗
(
ふうぞく
)
や
習慣
(
しゆうかん
)
の
特質
(
とくしつ
)
を
十分
(
じゆうぶん
)
にいろ/\の
方面
(
ほうめん
)
から
研究
(
けんきゆう
)
することが
出來
(
でき
)
るようになつてをります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
あなた
方
(
がた
)
がこの
歌
(
うた
)
から
受
(
う
)
ける
感
(
かん
)
じは、
確
(
たし
)
かにさうした
方面
(
ほうめん
)
が
主
(
おも
)
なのだと
考
(
かんが
)
へて
貰
(
もら
)
はねばなりません。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
二名
(
にめい
)
の
水兵
(
すいへい
)
も
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
も
大賛成
(
だいさんせい
)
なので、
直
(
たゞ
)
ちに
相談
(
さうだん
)
は
纏
(
まとま
)
つたが、さて
何處
(
いづれ
)
の
方面
(
ほうめん
)
へと
見渡
(
みわた
)
すと、
此處
(
こゝ
)
を
去
(
さ
)
る
事
(
こと
)
數里
(
すうり
)
の
西方
(
せいほう
)
に
一個
(
いつこ
)
の
高山
(
かうざん
)
がある、
火山脉
(
くわざんみやく
)
の
一
(
ひと
)
つと
見
(
み
)
え
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
そうなれば、
戦争
(
せんそう
)
は、なくなってしまうかもしれないが、なんといっても
怖
(
おそ
)
ろしいことだ。あまり
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
がこういう
方面
(
ほうめん
)
にばかり
発達
(
はったつ
)
すると、
神
(
かみ
)
も、
仏
(
ほとけ
)
もなくなってしまう。
おばあさんとツェッペリン
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
僕
(
ぼく
)
ら、
毎日曜
(
まいにちよう
)
の
午後
(
ごご
)
から××の
空
(
あ
)
き
地
(
ち
)
で、けいこをしているから、
君
(
きみ
)
もぜひやってきたまえ。そのうちにこの
方面
(
ほうめん
)
のものだけで、チームを
作
(
つく
)
ろうと
思
(
おも
)
っているのだ。」と、
青年
(
せいねん
)
は
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
乞食
(
こじき
)
は、
境遇
(
きょうぐう
)
で
貧乏
(
びんぼう
)
をしましたけれど、りこうで
正直
(
しょうじき
)
な
人間
(
にんげん
)
でありましたから、四
方
(
ほう
)
から、あらゆる
方面
(
ほうめん
)
の
知識
(
ちしき
)
があり、
勤勉
(
きんべん
)
に
働
(
はたら
)
く
人
(
ひと
)
たちを
呼
(
よ
)
び
集
(
あつ
)
めて、
町
(
まち
)
を
新
(
あたら
)
しく
造
(
つく
)
りはじめたのであります。
塩を載せた船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ちがった
方面
(
ほうめん
)
を
受
(
う
)
け
持
(
も
)
ったのだ。」
生きぬく力
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“方面”の意味
《名詞》
方面(ほうめん)
(位置)ある基準とする位置から見て、一定の方向にあって、漠然としたある程度の広がりをもった領域。
学問や趣味、興味の領域・分野で、ある主題とその周辺の領域を含むもの。
(日本行政用語)行政の広域管轄の目的で一般に複数の都道府県にまたがる領域
(出典:Wiktionary)
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“方”で始まる語句
方
方々
方法
方向
方角
方丈
方便
方寸
方嚮
方言