“桃色:ももいろ” の例文
“桃色:ももいろ”を含む作品の著者(上位)作品数
小川未明5
宮沢賢治3
海野十三2
北原白秋1
吉川英治1
“桃色:ももいろ”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語1.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
象の背中せなかには、桃色ももいろの洋服をきたかわいい少女が三人、人形のようにちょこんとならんでのっかっています。
曲馬団の「トッテンカン」 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
服装ふくそう筒袖式つつそでしき桃色ももいろ衣服きもの頭髪かみ左右さゆうけて
森をこえて紫野むらさきのさとに、うす桃色ももいろの花の雲をひいて、今宮神社いまみやじんじゃ大屋根おおやねが青さびて見える。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かれのあゆむにつれ彼の手から、かみでつくった桃色ももいろ蓮華れんげ花片はなびらがひらひら往来おうらいらばった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また一つのまどからは、うすい桃色ももいろ光線こうせんがもれて、みちちて敷石しきいしうえいろどっていました。
青い時計台 (新字新仮名) / 小川未明(著)
かわほとりには、しろはなや、桃色ももいろはないていました。
木と鳥になった姉妹 (新字新仮名) / 小川未明(著)
小さいネオンとうが、シェードのうちに、桃色ももいろかすかな光線をだしていた。
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そこでぼくは彼女達かのじょたち婉然えんぜんと頼まれると、唯々諾々いいだくだくとしてひき受け、その夜は首をひねって、彼女の桃色ももいろのノオトに書きも書いたり
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
ぎらぎらのお日さまが東の山をのぼりました。シグナルとシグナレスはぱっと桃色ももいろえました。いきなり大きな幅広はばひろい声がそこらじゅうにはびこりました。
シグナルとシグナレス (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
いもうとは、つねに桃色ももいろ着物きものをきていました。
灰色の姉と桃色の妹 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そこで室内へ足をいれた。室内は、暗室あんしつになっていた。ただ桃色ももいろのネオンとうが数箇、室内の要所にとぼっていて、ほのかに室内の什器や機械のありかを知らせていた。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
葡萄酒ぶどうしゅ一壜ひとびんきりで、それもあやしげな、くびのところがふくれ返ったどす黒い代物しろもので、中身はプーンと桃色ももいろのペンキのにおいがした。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
桃色ももいろのペラペラの寒天でできているんだ。いい天気だ。
若い木霊 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
見るかぎり桃色ももいろさざなみが立つ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
月様つきさま桃色ももいろ
お月さまいくつ (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そしてテーブルのうえには、いろいろのはなみだれているばかりでなく、桃色ももいろのランプのほか緑色みどりいろのランプがともって、楽園らくえんにきたようなかんじがしたのであります。
青い時計台 (新字新仮名) / 小川未明(著)
桃色ももいろの大きな月はだんだん小さく青じろくなり、かしわはみんなざわざわい、画描えかきは自分のくつの中に鉛筆えんぴつけずってへんなメタルの歌をうたう、たのしい「夏のおどりのだい三夜」です。
秀吉ひできちは、かけるとき、むねえがいた、桃色ももいろ希望きぼうかげは、どこかへえて、うちへもどるときは、失望しつぼうそこあるくように、はこあしおもかったのでした。
しいたげられた天才 (新字新仮名) / 小川未明(著)
白紙はくしうえに、ぽつんと一てん桃色ももいろらしたように、芝居しばい衣装いしょうをそのままけて、すっきりたたずんだ中村松江なかむらしょうこうほほは、火桶ひおけのほてりに上気じょうきしたのであろう。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
もうはるがやってくるのだとおもってみなみほうそらをながめていると、うす桃色ももいろくもがたなびいており、そして、そのしたほうに、学校がっこうおおきなかしのあたまが、こんもりとしてえたのでありました。
すずめの巣 (新字新仮名) / 小川未明(著)