“暗室”の読み方と例文
読み方割合
あんしつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「まあ、そうなりますネ。二人もこれにりて、今後はどんなことがあっても、あの装置を働かす暗室あんしつ内へは行かないと云っていますよ」
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
室内は、暗室あんしつになっていた。ただ桃色ももいろのネオンとうが数箇、室内の要所にとぼっていて、ほのかに室内の什器や機械のありかを知らせていた。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
机博士の暗室あんしつにもぐりこんでいた春木清と牛丸平太郎は、思いがけなくも博士対首領のすさまじい争闘そうとうを見た。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)