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努力
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どりよく
ふりがな文庫
“
努力
(
どりよく
)” の例文
そして
此等
(
これら
)
の
損失
(
そんしつ
)
の
殆
(
ほと
)
んど
全部
(
ぜんぶ
)
は
地震後
(
ぢしんご
)
の
火災
(
かさい
)
に
由
(
よ
)
るものであつて、
被害民
(
ひがいみん
)
の
努力
(
どりよく
)
次第
(
しだい
)
によつては
大部分
(
だいぶぶん
)
免
(
まぬか
)
れ
得
(
う
)
られるべき
損失
(
そんしつ
)
であつた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
彼女
(
かのぢよ
)
は
喜
(
よろこ
)
びも
心配
(
しんぱい
)
も、たゞそのためにのみして
書
(
か
)
き
入
(
い
)
れた
努力
(
どりよく
)
の
頁
(
ページ
)
をあらためて
繰
(
く
)
つてみて
密
(
ひそ
)
かに
矜
(
ほこ
)
りなきを
得
(
え
)
ないのであつた。
悔
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
政府
(
せいふ
)
の
當局者
(
たうきよくしや
)
としては
此
(
この
)
國民
(
こくみん
)
の
努力
(
どりよく
)
に
對
(
たい
)
して
深
(
ふか
)
き
感謝
(
かんしや
)
の
意
(
い
)
を
表
(
へう
)
するのであるが、
國民
(
こくみん
)
としても
自分
(
じぶん
)
の
努力
(
どりよく
)
の
結果
(
けつくわ
)
が
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
言
(
い
)
はば
勝
(
か
)
ちたいといふためのその
執拗
(
しつえう
)
な
努力
(
どりよく
)
、
勿論
(
もちろん
)
外
(
ほか
)
の
牌
(
パイ
)
を
使
(
つか
)
ふことにでもなれば
何
(
なん
)
の
役
(
やく
)
に
立
(
た
)
たう
筈
(
はず
)
もないのに、そんな
骨折
(
ほねを
)
りをするといふ
根氣
(
こんき
)
よさ、
陰澁
(
いんじふ
)
さ
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
たまに
世間話
(
せけんばなし
)
の
序
(
ついで
)
として、ありや
一體
(
いつたい
)
何
(
なに
)
をしてゐる
人
(
ひと
)
だ
位
(
ぐらゐ
)
は
聞
(
き
)
きもするが、それより
先
(
さき
)
は、
教
(
をし
)
へて
貰
(
もら
)
ふ
努力
(
どりよく
)
さへ
出
(
だ
)
すのが
面倒
(
めんだう
)
だつた。
御米
(
およね
)
にもこれと
同
(
おな
)
じ
傾
(
かたむ
)
きがあつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
「
天台
(
てんだい
)
國清寺
(
こくせいじ
)
の
豐干
(
ぶかん
)
と
仰
(
おつ
)
しやる。」
閭
(
りよ
)
はしつかりおぼえて
置
(
お
)
かうと
努力
(
どりよく
)
するやうに、
眉
(
まゆ
)
を
顰
(
ひそ
)
めた。「わたしもこれから
台州
(
たいしう
)
へ
往
(
ゆ
)
くものであつて
見
(
み
)
れば、
殊
(
こと
)
さらお
懷
(
なつ
)
かしい。 ...
寒山拾得
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
此
(
この
)
三
拍子
(
べうし
)
揃
(
そろ
)
つたる
余
(
よ
)
は、
益々
(
ます/\
)
斯學
(
しがく
)
の
爲
(
ため
)
に
努力
(
どりよく
)
して、
誰
(
たれ
)
でも
知
(
し
)
らなければならぬ
事
(
こと
)
の、
誰
(
たれ
)
でも
然
(
さ
)
う
委
(
くわ
)
しく
知
(
し
)
れずに
居
(
ゐ
)
る一
大
(
だい
)
問題
(
もんだい
)
を、
誰
(
たれ
)
にでも
知
(
し
)
れる
樣
(
やう
)
になる
爲
(
ため
)
に、
研究
(
けんきう
)
を
進
(
すゝ
)
めて
行
(
ゆ
)
かねばならぬ。
探検実記 地中の秘密:01 蛮勇の力
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
どうぞ、あなたに
贈
(
おく
)
る
手紙
(
てがみ
)
にことよせて、私がくづれ
易
(
やす
)
い自分の
努力
(
どりよく
)
を
誡
(
いまし
)
めているものと、
失禮
(
しつれい
)
をお
許
(
ゆる
)
し下さい。
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
戸外
(
こぐわい
)
スポオツにしても、
野球
(
やきう
)
は
勿論
(
もちろん
)
だが、
近頃
(
ちかごろ
)
それと
人氣
(
にんき
)
を
角逐
(
かくちく
)
しかけて
來
(
き
)
た
蹴球
(
しうきう
)
にしてもその
今日
(
こんにち
)
を
見
(
み
)
るまでには
慶應義塾蹴球部
(
けいおうぎじゆくしうきうぶ
)
の
隱
(
かく
)
れたる
長
(
なが
)
い
努力
(
どりよく
)
があつた。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
これ
老幼男女
(
ろうようだんじよ
)
の
區別
(
くべつ
)
を
問
(
と
)
はず、
一齊
(
いつせい
)
に
災害防止
(
さいがいぼうし
)
に
努力
(
どりよく
)
しなければならない
所以
(
ゆえん
)
である。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
過去
(
くわこ
)
六
箇月
(
かげつ
)
間
(
かん
)
に
國民
(
こくみん
)
が一
致
(
ち
)
協力
(
けふりよく
)
して
國民經濟
(
こくみんけいざい
)
の
立直
(
たてなほし
)
に
努力
(
どりよく
)
して、
從來
(
じうらい
)
見
(
み
)
ることの
出來
(
でき
)
なかつた
成績
(
せいせき
)
を
擧
(
あ
)
げたことから
推論
(
すゐろん
)
すれば、
必
(
かなら
)
ずや
日本國
(
にほんこく
)
の
經濟
(
けいざい
)
の
基礎
(
きそ
)
を
打立
(
うちた
)
てゝ、
國民
(
こくみん
)
の
繁榮
(
はんえい
)
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
御米
(
およね
)
は
無論
(
むろん
)
夫
(
をつと
)
が
佐伯
(
さへき
)
から
受取
(
うけと
)
つた
屏風
(
びやうぶ
)
を、
幾何
(
いくら
)
かに
賣
(
う
)
り
拂
(
はら
)
ふ
積
(
つもり
)
でわざ/\
此所
(
こゝ
)
迄
(
まで
)
足
(
あし
)
を
運
(
はこ
)
んだのであるが、
廣島
(
ひろしま
)
以來
(
いらい
)
かう
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
に
大分
(
だいぶ
)
經驗
(
けいけん
)
を
積
(
つ
)
んだ
御蔭
(
おかげ
)
で、
普通
(
ふつう
)
の
細君
(
さいくん
)
の
樣
(
やう
)
な
努力
(
どりよく
)
も
苦痛
(
くつう
)
も
感
(
かん
)
ぜずに
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
乏
(
とぼ
)
しい
明
(
あか
)
るさの
中
(
なか
)
でもこの
木目
(
もくめ
)
はこの
牌
(
パイ
)
とすぐ
分
(
わか
)
るやうに
努力
(
どりよく
)
するのだと
言
(
い
)
ふ。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
彼女
(
かのぢよ
)
の
奮鬪
(
ふんとう
)
と
努力
(
どりよく
)
は、十
分
(
ぶん
)
に
昔
(
むかし
)
の
不名譽
(
ふめいよ
)
を
償
(
つぐな
)
ふことが
出來
(
でき
)
た。
悔
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
蜂
(
はち
)
は
絶
(
た
)
えず三
人
(
にん
)
の
存在
(
そんざい
)
を
警戒
(
けいかい
)
しながらも、一
心
(
しん
)
に、
敏活
(
びんくわつ
)
に
働
(
はたら
)
いた。
頭
(
あたま
)
が
土
(
つち
)
に
突進
(
とつしん
)
する。
脚
(
あし
)
が
盛
(
さかん
)
に
土
(
つち
)
をはねのける。それは
靜
(
しづか
)
に
差
(
さ
)
した
明
(
あか
)
るい
秋
(
あき
)
の
日差
(
ひざし
)
の
中
(
なか
)
に
涙
(
なみだ
)
の
熱
(
あつ
)
くなるやうな
努力
(
どりよく
)
に
見
(
み
)
えた。
画家とセリセリス
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
“努力”の解説
努力(どりょく)とは、目標を実現するために、心や身体を使ってつとめること。
(出典:Wikipedia)
努
常用漢字
小4
部首:⼒
7画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“努力”で始まる語句
努力感