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修
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をさ
ふりがな文庫
“
修
(
をさ
)” の例文
若い頃から身の
修
(
をさ
)
まらぬおはまを娘はよく知つてゐたのだ、新吉がゐるうちはとにかく、不在であるならば、とおしげは我になく気になつた。
一の酉
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
弟子はテクニイクを
修
(
をさ
)
めた後、勿論独立しても差支ない。が、或は二代目、三代目と
襲名
(
しふめい
)
することも出来るであらう。
文芸的な、余りに文芸的な
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
...
若
(
も
)
し
君
(
きみ
)
、
徳
(
とく
)
を
修
(
をさ
)
めずんば
(八六)
舟中
(
しうちう
)
の
人
(
ひと
)
盡
(
ことごと
)
く
敵國
(
てきこく
)
たらん』と。
武矦
(
ぶこう
)
曰
(
いは
)
く『
善
(
よ
)
し』と。
(八七)
即
(
すなは
)
ち
呉起
(
ごき
)
を
封
(
ほう
)
じて
西河
(
せいが
)
の
守
(
しゆ
)
と
爲
(
な
)
す。
甚
(
はなは
)
だ
(八八)
聲名
(
せいめい
)
有
(
あ
)
り。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
険を冒し奇を競ふ世の
中
(
なか
)
には、利益と名誉とを
修
(
をさ
)
むるの途甚だ多し、而して尤も利益あり、尤も成功ありと見ゆるものは人を害し人を
傷
(
そこな
)
ふ
的
(
てき
)
の物品の製造なり。
主のつとめ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
男つ振りが良いので身持が
修
(
をさ
)
まらず、娘のお萩と掛り人のお京と二人へちよつかいを出して一と騷動を起し、出るの引くのとこの間から悶着中といふことですよ
銭形平次捕物控:218 心中崩れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
要
(
えう
)
するに
彼
(
かれ
)
位
(
ぐらゐ
)
の
年輩
(
ねんぱい
)
の
青年
(
せいねん
)
が、
一人前
(
いちにんまへ
)
の
人間
(
にんげん
)
になる
楷梯
(
かいてい
)
として、
修
(
をさ
)
むべき
事
(
こと
)
、
力
(
つと
)
むべき
事
(
こと
)
には、
内部
(
ないぶ
)
の
動搖
(
どうえう
)
やら、
外部
(
ぐわいぶ
)
の
束縛
(
そくばく
)
やらで、
一切
(
いつさい
)
手
(
て
)
が
着
(
つ
)
かなかつたのである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
軍士
(
ぐんし
)
を
遣
(
つか
)
はし
冢
(
つか
)
を
修
(
をさ
)
む。
其時
(
そのとき
)
銘誌
(
めいし
)
を
尋
(
たづ
)
ぬるに
得
(
う
)
ることなく、
誰
(
た
)
が
冢
(
つか
)
たるを
知
(
し
)
らずと
云
(
い
)
ふ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
自然科学を
修
(
をさ
)
めて帰つた当座、食物の議論が出たので、当時の権威者たる
Voit
(
フオイト
)
の標準で
駁撃
(
はくげき
)
した時も、或る先輩が「そんならフォイトを信仰してゐるか」と云ふと、自分はそれに答へて
妄想
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
稍
(
やゝ
)
その信用が恢復しようとした頃である。村に世話好の男があつて、重右衛門も此頃では余程身持も
修
(
をさ
)
まつて来たやうだし、あゝ勤勉に労働する処を見ると、将来にも左程希望が無いとも云へぬ。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
琴を除いて、彼は、盲学校の全課程をむさぼるやうに
修
(
をさ
)
めた。
髪の毛と花びら
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
老子
(
らうし
)
、
(一一)
道徳
(
だうとく
)
を
修
(
をさ
)
む、
其學
(
そのがく
)
は
自
(
みづか
)
ら
隱
(
かく
)
して
名
(
な
)
無
(
な
)
きを
以
(
もつ
)
て
務
(
つとめ
)
と
爲
(
な
)
せり。
周
(
しう
)
に
居
(
を
)
ること
之
(
これ
)
を
久
(
ひさ
)
しうして、
周
(
しう
)
の
衰
(
おとろ
)
ふるを
見
(
み
)
、
廼
(
すなは
)
ち
遂
(
つひ
)
に
去
(
さ
)
つて、
(一二)
關
(
くわん
)
に
至
(
いた
)
る。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
眞物の
唐紙
(
たうし
)
を使へる繪描きは江戸中に幾人もないと睨んで、御繪所の狩野家で訊いて、南宗北宗を兼ね
修
(
をさ
)
めた名人岡谷半嶺と見當をつけたのさ——だがお前の骨折も無駄ではないよ
銭形平次捕物控:226 名画紛失
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
(七八)
夏桀
(
かけつ
)
の
居
(
きよ
)
は
(七九)
河濟
(
かせい
)
を
左
(
ひだり
)
にし、
(八〇)
泰華
(
たいくわ
)
を
右
(
みぎ
)
にし、
(八一)
伊闕
(
いけつ
)
其南
(
そのみなみ
)
に
在
(
あ
)
り、
(八二)
羊腸
(
やうちやう
)
其北
(
そのきた
)
に
在
(
あ
)
りしが、
政
(
まつりごと
)
を
修
(
をさ
)
むること
仁
(
じん
)
ならず、
湯
(
たう
)
、
之
(
これ
)
を
放
(
はな
)
てり。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
武藝一と通りは
修
(
をさ
)
め、弓槍劍人に後れを取る氣はないが、大川を眺め乍ら育つて居るのに、母親が案じて水へ近づけなかつた爲に、水練の方を稽古しなかつたのは、返す/″\も殘念であつた。
銭形平次捕物控:216 邪恋の償ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
昭矦
(
せうこう
)
用
(
もつ
)
て
相
(
しやう
)
と
爲
(
な
)
し、
内
(
うち
)
、
政教
(
せいけう
)
を
修
(
をさ
)
め、
外
(
ほか
)
、
諸矦
(
しよこう
)
に
應
(
おう
)
ずること十五
年
(
ねん
)
、
申子
(
しんし
)
の
身
(
み
)
を
終
(
をは
)
るまで、
國
(
くに
)
治
(
をさ
)
まり
兵
(
へい
)
彊
(
つよ
)
く、
韓
(
かん
)
を
侵
(
をか
)
す
者
(
もの
)
無
(
な
)
かりき。
申子
(
しんし
)
の
學
(
がく
)
は、
(四二)
黄老
(
くわうらう
)
に
本
(
もと
)
づき、
(四三)
刑名
(
けいめい
)
を
主
(
しゆ
)
とせり。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
(八三)
殷紂
(
いんちう
)
の
國
(
くに
)
は
(八四)
孟門
(
まうもん
)
を
左
(
ひだり
)
にし
(八五)
太行
(
たいかう
)
を
右
(
みぎ
)
にし、
常山
(
じやうざん
)
其北
(
そのきた
)
に
在
(
あ
)
り、
大河
(
たいか
)
其南
(
そのみなみ
)
を
經
(
へ
)
しが、
政
(
まつりごと
)
を
修
(
をさ
)
むること
徳
(
とく
)
ならず、
武王
(
ぶわう
)
之
(
これ
)
を
殺
(
ころ
)
せり。
是
(
これ
)
に
由
(
よ
)
つて
之
(
これ
)
を
觀
(
み
)
れば、
徳
(
とく
)
に
在
(
あ
)
りて
險
(
けん
)
に
在
(
あ
)
らず。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
或
(
あるひ
)
は
曰
(
いは
)
く、『
老莱子
(
らうらいし
)
も
亦
(
また
)
楚人也
(
そひとなり
)
、
書
(
しよ
)
十五
篇
(
へん
)
を
著
(
あら
)
はして
道家
(
だうか
)
の
(一四)
用
(
よう
)
を
言
(
い
)
ふ。
孔子
(
こうし
)
と
時
(
とき
)
を
同
(
おな
)
じうすと
云
(
い
)
ふ』と。
蓋
(
けだ
)
し
老子
(
らうし
)
は百
有
(
いう
)
六十
餘歳
(
よさい
)
、
或
(
あるひ
)
は
言
(
い
)
ふ二百
餘歳
(
よさい
)
と。
其
(
そ
)
の
道
(
みち
)
を
修
(
をさ
)
めて
壽
(
じゆ
)
を
養
(
やしな
)
へるを
以
(
もつ
)
て
也
(
なり
)
。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
(二七)
桓公
(
くわんこう
)
實
(
じつ
)
は
少姫
(
せうき
)
を
怒
(
いか
)
つて、
南
(
みなみ
)
のかた
蔡
(
さい
)
を
襲
(
おそ
)
ふ。
管仲
(
くわんちう
)
因
(
よ
)
つて
楚
(
そ
)
を
伐
(
う
)
ち、
(二八)
包茅
(
はうばう
)
の・
周室
(
しうしつ
)
に
入貢
(
にふこう
)
せざるを
責
(
せ
)
む。
桓公
(
くわんこう
)
實
(
じつ
)
は
北
(
きた
)
のかた
山戎
(
さんじう
)
を
征
(
せい
)
す、
而
(
しかう
)
して
管仲
(
くわんちう
)
因
(
よ
)
つて
燕
(
えん
)
をして
召公
(
せうこう
)
の
政
(
まつりごと
)
を
修
(
をさ
)
めしむ。
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
修
常用漢字
小5
部首:⼈
10画
“修”を含む語句
修繕
修業
修理
修覆
修行
修験者
修羅場
修法
修道院
修復
修驗者
修学
阿修羅
修善寺
道修町
重修
修養
修羅道
修理大夫
修道
...