“常山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じやうざん50.0%
くさぎ25.0%
じょうざん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところで、とんさんは、伏勢ふせぜいのかはりに、常山じやうざんへびてばかしらもつて、で、所謂いはゆる長蛇ちやうだぢんつた。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
常山くさぎはな」と題する小品の中にある「相撲取草」とは邦語の学名で何に当るかという質問を受けて困ってしまって同郷の牧野富太郎博士の教えを乞うてはじめてそれが「メヒシバ」だということを
随筆難 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
われは常山じょうざん子龍趙雲しりゅうちょううんである。劉皇叔りゅうこうしゅくのおいいつけをうけて、今日、江辺に舟をつないで待ち、わが軍の軍師をお迎えして夏口に帰るに、汝ら、呉の武将が、何の理由あってはばむか。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)