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天使
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てんし
ふりがな文庫
“
天使
(
てんし
)” の例文
その人は
天使
(
てんし
)
にちがいないと思いましたので、わたくしはおそろしくなって、たずねもいたさず、人もよばなかったのでございます。
手なしむすめ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
こうなると、図にのった悪魔のでしどもは、天までも
昇
(
のぼ
)
っていって、
天使
(
てんし
)
たちや神さままで、わらいぐさにしようとおもいました。
雪の女王:七つのお話でできているおとぎ物語
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
「どうぞ、お
母
(
かあ
)
さま、わたしを一
度
(
ど
)
下界
(
げかい
)
へやってくださいまし。」と、
幾度
(
いくたび
)
となく、その
小
(
ちい
)
さな
天使
(
てんし
)
の
一人
(
ひとり
)
は、お
母
(
かあ
)
さまに
頼
(
たの
)
みました。
海からきた使い
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
バル すれば、
何事
(
なにごと
)
も
大事
(
だいじ
)
ござりませぬ、
姫
(
ひい
)
さまは
御安穩
(
ごあんのん
)
にカピューレット
家
(
け
)
代々
(
だい/\
)
のお
墓所
(
はかどころ
)
にお
休
(
やす
)
み、
朽
(
く
)
ちぬ
靈魂
(
みたま
)
は
天使
(
てんし
)
がたと
御
(
ご
)
一しょにござります。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
この
街中
(
まちなか
)
にある藤井病院の産室で、死んだようにぐったりと眠っているお母さんの横に小さい
蒲団
(
ふとん
)
が敷いてあって、そこに
天使
(
てんし
)
のような小さな赤ん坊が
親馬鹿入堂記
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
▼ もっと見る
無意
(
むい
)
無心
(
むしん
)
なる
幼童
(
えうどう
)
は
天使
(
てんし
)
なりとかや。げにもさきに
童謠
(
どうえう
)
ありてより(
應
(
おう
)
)の
來
(
きた
)
るに
一月
(
ひとつき
)
を
措
(
お
)
かざりし。
然
(
しか
)
るに
今
(
いま
)
は
此歌
(
このうた
)
稀々
(
まれ/\
)
になりて、
更
(
さら
)
にまた
奇異
(
きい
)
なる
謠
(
うた
)
は
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
それが今、
残
(
のこ
)
らずここに集まって、みんな
天使
(
てんし
)
のように、エスさまのところで
遊
(
あそ
)
んでいる。
キリストのヨルカに召された少年
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
西洋
(
せいよう
)
の
人
(
ひと
)
が
申
(
もう
)
す
天使
(
てんし
)
——あれにはいろいろ
等差
(
とうさ
)
があり、
偶
(
たま
)
には
高級
(
こうきゅう
)
の
自然霊
(
しぜんれい
)
を
指
(
さ
)
している
場合
(
ばあい
)
もありますが、しかしちょいちょい
病床
(
びょうしょう
)
に
現
(
あら
)
われたとか、
画家
(
えかき
)
の
眼
(
め
)
に
映
(
うつ
)
ったとかいうのは
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
西洋の文学にも女といえばただちに
天使
(
てんし
)
と同一視する例も少なしとせぬ。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
悪魔
(
あくま
)
と
天使
(
てんし
)
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
そして、その
天使
(
てんし
)
と
青
(
あお
)
い
空
(
そら
)
とを
結
(
むす
)
びつけて
考
(
かんが
)
えると、
美
(
うつく
)
しい、また
愉快
(
ゆかい
)
ないろいろな
空想
(
くうそう
)
が、ひとりでに、わいてきたからであります。
町の天使
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ですから、
天国
(
てんごく
)
のたのしかったことや、かわいらしい
天使
(
てんし
)
たちとあそんだことを思いだしますと、そのたびに、女の子はさめざめと
泣
(
な
)
くのでした。
マリアの子ども
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
花
(
はな
)
の
顏
(
かほ
)
に
潛
(
ひそ
)
む
蝮
(
まむし
)
の
心
(
こゝろ
)
! あんな
奇麗
(
きれい
)
な
洞穴
(
ほらあな
)
にも
毒龍
(
どくりう
)
は
棲
(
すま
)
ふものか?
面
(
かほ
)
は
天使
(
てんし
)
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
「さあ、しっかりと
私
(
わたし
)
の
脊中
(
せなか
)
にお
負
(
ぶ
)
さりなさい。」と、
天使
(
てんし
)
はいいました。
少年
(
しょうねん
)
は、
天使
(
てんし
)
の
白
(
しろ
)
い
脊中
(
せなか
)
にしっかりと
抱
(
だ
)
きつきました。
町の天使
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そこで、むすめはひざまずいて、神さまのみ
名
(
な
)
をよび、おいのりをしました。すると、とつぜん、
天使
(
てんし
)
があらわれて、お
堀
(
ほり
)
の
水門
(
すいもん
)
をとじてくれました。
手なしむすめ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
なぜなら、その
天使
(
てんし
)
は、あちらの
雲切
(
くもぎ
)
れのした、
北
(
きた
)
の
方
(
ほう
)
の
青
(
あお
)
い
空
(
そら
)
から
飛
(
と
)
んできて、ここにとまったようにも
思
(
おも
)
われたからでした。
町の天使
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
むすめはお
庭
(
にわ
)
にはいりました。
天使
(
てんし
)
もいっしょについていきました。むすめはくだもののなっている木を見ました。そのくだものというのは、ナシでした。
手なしむすめ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
天使
(
てんし
)
でありますから、たとえ
破
(
やぶ
)
られても、
焼
(
や
)
かれても、また
轢
(
ひ
)
かれても、
血
(
ち
)
の
出
(
で
)
るわけではなし、また
痛
(
いた
)
いということもなかったのです。
飴チョコの天使
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
かわいい
天使
(
てんし
)
たちも、いつも女の子のあとについていって、女の子といっしょに、うれしがっていました。
マリアの子ども
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
なぜなら、
人間
(
にんげん
)
は、
天使
(
てんし
)
より
野蛮
(
やばん
)
であったからです。そして、
我
(
わ
)
が
子
(
こ
)
の
身
(
み
)
の
上
(
うえ
)
に、どんなあやまちがないともかぎらないからでありました。
海からきた使い
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、
金
(
きん
)
の
着物
(
きもの
)
をきて、かわいい
天使
(
てんし
)
たちといっしょにあそびました。
マリアの子ども
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
美
(
うつく
)
しい
翼
(
つばさ
)
がある
天使
(
てんし
)
が、
貧
(
まず
)
しげな
家
(
いえ
)
の
前
(
まえ
)
に
立
(
た
)
って、
心配
(
しんぱい
)
そうな
顔
(
かお
)
つきをして、しきりと
内
(
うち
)
のようすを
知
(
し
)
ろうとしていました。
いいおじいさんの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
飴
(
あめ
)
チョコの
天使
(
てんし
)
は、この
話
(
はなし
)
によって、この
辺
(
へん
)
には、まだところどころ
田
(
た
)
や、
圃
(
はたけ
)
に、
雪
(
ゆき
)
が
残
(
のこ
)
っているということを
知
(
し
)
りました。
飴チョコの天使
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
まして、
自分
(
じぶん
)
が、
翼
(
つばさ
)
のある
天使
(
てんし
)
を
見
(
み
)
たなどといっても、
大工
(
だいく
)
の
夫婦
(
ふうふ
)
はじめ、それをほんとうにしてはくれないと
思
(
おも
)
いました。
いいおじいさんの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
天使
(
てんし
)
は
自分
(
じぶん
)
の
身
(
み
)
の
寒
(
さむ
)
いことなどは
忘
(
わす
)
れて、ただこの
貧
(
まず
)
しげな
家
(
いえ
)
のようすがどんなであろうということを、
知
(
し
)
りたいと
思
(
おも
)
っているふうに
見
(
み
)
えました。
いいおじいさんの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ちょうど、あちらから、
二人
(
ふたり
)
のようすを
見守
(
みまも
)
っている
天使
(
てんし
)
のように、
少年
(
しょうねん
)
には、なつかしく、
貴
(
とうと
)
く、
思
(
おも
)
われたのでした。
街の幸福
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
人間
(
にんげん
)
は、
天国
(
てんごく
)
へいってみることはできませんが、
天使
(
てんし
)
は、
人間
(
にんげん
)
の
世界
(
せかい
)
へ、
降
(
お
)
りてくることはできるのでありました。
海からきた使い
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
飴
(
あめ
)
チョコの
箱
(
はこ
)
には、かわいらしい
天使
(
てんし
)
が
描
(
えが
)
いてありました。この
天使
(
てんし
)
の
運命
(
うんめい
)
は、ほんとうにいろいろでありました。
飴チョコの天使
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
なんで、この三
人
(
にん
)
の
天使
(
てんし
)
は、いままでのように、いっしょにいて
楽
(
たの
)
しく
暮
(
く
)
らすように
考
(
かんが
)
えなかったでしょうか?
王さまの感心された話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
幾
(
いく
)
千
年前
(
ねんぜん
)
に、三
人
(
にん
)
の
姉
(
あね
)
と
妹
(
いもうと
)
と
弟
(
おとうと
)
と
仲
(
なか
)
のいい
天使
(
てんし
)
がありました。この
世界
(
せかい
)
が
作
(
つく
)
られた
時分
(
じぶん
)
に、三
人
(
にん
)
は、
思
(
おも
)
い
思
(
おも
)
いの
姿
(
すがた
)
に
変
(
か
)
わるように
神
(
かみ
)
さまから
命
(
めい
)
ぜられたのであります。
王さまの感心された話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
☆
石竹色
(
せきちくいろ
)
の
雲
(
くも
)
が、
鏡
(
かがみ
)
のような
北
(
きた
)
の
空
(
そら
)
に、あらわれたかと
思
(
おも
)
うと、それが
天使
(
てんし
)
の
舞
(
ま
)
っている
姿
(
すがた
)
となり、やがて、
小
(
ちい
)
さくなって、
鳥
(
とり
)
のようになり、そして、
消
(
き
)
えてしまった。
高い木と子供の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
よく
考
(
かんが
)
えて、
自分
(
じぶん
)
のなりたいと
思
(
おも
)
うものになるがいい。けれど、一
度
(
ど
)
姿
(
すがた
)
を
変
(
か
)
えてしまったなら、
永久
(
えいきゅう
)
に、ふたたびもとのような
天使
(
てんし
)
にはなれないのだから、よく
考
(
かんが
)
えてなるがいい。
王さまの感心された話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
また
幸福
(
こうふく
)
の
島
(
しま
)
の
女
(
おんな
)
は、
天使
(
てんし
)
のように
美
(
うつく
)
しいということだ。
明るき世界へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“天使”の解説
天使(てんし、en: angel、(エィンジェル))は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教 の聖典や伝承に登場する神の使いである。
(出典:Wikipedia)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
使
常用漢字
小3
部首:⼈
8画
“天使”で始まる語句
天使的
天使等
天使魚