建築けんちく)” の例文
その建築けんちく日本にほん輸入ゆにふせられて、しかも純木造じゆんもくざう改竄かいざんされたのは、やはり材料ざいれう國民性こくみんせいとのためで地震ぢしん考慮かうりよしたためではない。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
らに兵庫ひょうご和田岬わだみさきに新砲台の建築けんちくを命じたるその命を受けて築造ちくぞうに従事せしはすなわち勝氏かつしにして、その目的もくてきもとより攘夷じょういに外ならず。
そののものにはいへかたちもあり、その屋根やねには、今日こんにち私共わたしども伊勢大神宮いせだいじんぐう建築けんちくるような、ちぎやかつをぎをせてゐるのもありますが
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
あたりをると、まだ半分はんぶんこわされたままになって、土台どだいのあらわれているいえもあったし、すでに、一ぽうはしでは、あたらしく建築けんちくにかかったいえもあります。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
かれ自分じぶんにはつたときは、ふるすゝだらけの疎末そまつ建築けんちく燒盡やきつくして主要しゆえう木材もくざいわづかほのほいてつてる。執念しふね木材もくざい心部しんぶんでる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
とある赤煉瓦あかれんがの恐ろしく殺風景な建物の前に来たとき、案内者が「世界第一の煉瓦建築けんちくであります」と説明した。
記録狂時代 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ここに六万五千人の人間が、地上に一建築けんちくをもりあげるため、ありのごとく土木どぼく蝟集いしゅうしている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
したがつて地震動ぢしんどう性質せいしつ地震ぢしん損傷そんしようしない土木工事どぼくこうじや、建築けんちく仕方しかたとうについての研究けんきゆう非常ひじようすゝみ、木造もくぞうならび西洋風せいようふう家屋かおくにつき耐震構造法たいしんこうぞうほうなどほとんど完全かんぜんいきすゝんだ。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
バクスターはへいそあまりものをいわないが、勤勉きんべんにして思慮しりょ深く、生まれながらにして、建築けんちくの才能があった。富士男がかれを推薦すいせんして工事の部長としたのはむりでない。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
建築けんちく半ばなれども室広く器物清くして待遇たいぐうあしからず、いと心地よし。
突貫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
男の仕事しごと鳥獸魚ちようじゆうぎよ捕獲ほくわく住居じうきよ建築けんちく石器せきき製造せいざう、舟の製造、發火等をしゆとし、をんなの仕事は植物性しよくもつせい食物原料及び貝類の採集、み物、織りもの、紐類、土噐の製造、調理てうり、小兒保育等ほいくとうを主とせしなり
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
日本につぽん古墳こふんつくられた時代じだいをはりのころには、もはや朝鮮ちようせんをへて日本につぽん佛教ぶつきようがはひり、それといつしょにおてら建築けんちくが、だん/\出來できかけてをりました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
問題もんだい各自かくじその懷抱くわいほうするところ遠慮えんりよなく披瀝ひれきしたところのものが、所謂いはゆる建築けんちく根本義こんぽんぎ解決かいけつたいして如何いかなる暗示あんじあたへるか、如何いかなる貢献こうけんいたすかである。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
いま社會しやくわいは一回轉くわいてんした。各個人かくこじん極端きよくたん生命せいめいおもんじ財産ざいさんたつとぶ、都市としは十ぶん發達はつたつして、魁偉くわいゐなる建築けんちく公衆こうしゆ威嚇ゐかくする。科學くわがくつき進歩しんぽする。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
その日本部につぽんぶには日本につぽんにおいてさへられないようなふる美術品びじゆつひんもあり、日本につぽん建築けんちくとこのようなものをつくつて、陳列ちんれつしてあるのには感心かんしんされます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
これは近時きんじ建築けんちくたいする世人せじん態度たいどきはめて眞面目まじめになり、徹底的てつていてき建築けんちく根本義こんぽんぎ解決かいけつし、れから出發しゆつぱつして建築けんちくおこさうとかんがへからたことで
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
人家密集じんかみつしふ都市としなかに、巨大きよだいなる建築けんちくそびゆるにいたつて、はじめて震災しんさいおそるべきことが覿面てきめんかんぜられる。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
近頃ちかごろ時々とき/″\我輩わがはい建築けんちく本義ほんぎなんであるかなどゝむづ質問しつもん提出ていしゆつして我輩わがはいこまらせるひとがある。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)