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順序
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じゆんじよ
ふりがな文庫
“
順序
(
じゆんじよ
)” の例文
截り取りたる
石屑
(
いしくづ
)
及び
砥石
(
といし
)
に用ゐしと
思
(
おも
)
はるる石器等を
比較
(
ひかく
)
すれば、正しくコロボックルが磨製石斧を
作
(
つく
)
りたる
順序
(
じゆんじよ
)
を知るを得るなり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
また
長
(
なが
)
い
間
(
あひだ
)
石
(
いし
)
の
時代
(
じだい
)
に
殘
(
のこ
)
されてゐたのもありますが、とにかくこの
三
(
みつ
)
つの
時代
(
じだい
)
の
動
(
うご
)
き
方
(
かた
)
は、
大體
(
だいたい
)
人類文化
(
じんるいぶんか
)
の
順序
(
じゆんじよ
)
を
示
(
しめ
)
すものといつてもよろしい。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
千九百六年
(
せんくひやくろくねん
)
のヴェスヴィオ
噴火
(
ふんか
)
については、
初日
(
しよにち
)
から
八日目
(
やうかめ
)
に
至
(
いた
)
るまでに
噴出
(
ふんしゆつ
)
した
火山灰
(
かざんばひ
)
を
日々
(
ひゞ
)
の
順序
(
じゆんじよ
)
に
竝
(
なら
)
べ、これを
硝子管
(
がらすくだ
)
につめて
發賣
(
はつばい
)
してゐる。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
さうして、
又
(
また
)
廊下
(
らうか
)
を
踏
(
ふ
)
み
鳴
(
な
)
らして
奧
(
おく
)
の
方
(
はう
)
へ
行
(
い
)
つた。
宗助
(
そうすけ
)
は
沈默
(
ちんもく
)
の
間
(
あひだ
)
に
行
(
おこな
)
はれる
此
(
この
)
順序
(
じゆんじよ
)
を
見
(
み
)
ながら、
膝
(
ひざ
)
に
手
(
て
)
を
載
(
の
)
せて、
自分
(
じぶん
)
の
番
(
ばん
)
の
來
(
く
)
るのを
待
(
ま
)
つてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
右
(
みぎ
)
の
文體
(
ぶんてい
)
也ければ
直
(
たゞ
)
ちに麹町三丁目町醫師村井長庵
呼出
(
よびだ
)
しの
差紙
(
さしがみ
)
を札の辻の町役人へ渡されければ
非番
(
ひばん
)
の家主
即時
(
そくじ
)
に麹町の名主の玄關へ持參なし
順序
(
じゆんじよ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
此
(
この
)
偉大
(
ゐだい
)
な
力
(
ちから
)
を
分解
(
ぶんかい
)
して
見
(
み
)
ると。一
方
(
ぽう
)
には
非常
(
ひぜう
)
な
誇張
(
こてう
)
と、一
方
(
ぽう
)
には
非常
(
ひぜう
)
な
省略
(
しやうりやく
)
がある。で、これより
各論
(
かくろん
)
に
入
(
い
)
つて
化物
(
ばけもの
)
の
表現
(
へうげん
)
即
(
すなは
)
ち
形式
(
けいしき
)
を
論
(
ろん
)
ずる
順序
(
じゆんじよ
)
であるか、
今
(
いま
)
は
其
(
その
)
暇
(
ひま
)
がない。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
而
(
しか
)
も、その
暗記
(
あんき
)
の
仕方
(
しかた
)
といふのが、
先
(
ま
)
づ
日光
(
につくわう
)
の
中
(
なか
)
で、
次
(
つぎ
)
は
曇
(
くも
)
り
日
(
び
)
、
次
(
つぎ
)
は
夕方
(
ゆふがた
)
、
次
(
つぎ
)
は
電燈
(
でんとう
)
、
結局
(
けつきよく
)
最後
(
さいご
)
に
蝋燭
(
らふそく
)
の
光
(
ひかり
)
の
中
(
なか
)
でといふ
風
(
ふう
)
に
明暗
(
めいあん
)
の
順序
(
じゆんじよ
)
を
追
(
お
)
つて
眼
(
め
)
を
慣
(
な
)
らしながら
研究
(
けんきう
)
暗記
(
あんき
)
し
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
窟外
(
くつぐわい
)
からは、
角燈
(
かくとう
)
、
蝋燭
(
らふそく
)
なんど、
點火
(
てんくわ
)
して、
和田
(
わだ
)
、
大野
(
おほの
)
、
水谷
(
みづたに
)
といふ
順序
(
じゆんじよ
)
で
入來
(
いりきた
)
つた。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
「では、念のために、日が暮れてからのことを
順序
(
じゆんじよ
)
よく話して下さい。それから、近頃變つたことはなかつたか、お孃さんの
婿
(
むこ
)
はどうなつて居るか、寶屋を怨んで居るものはないか」
銭形平次捕物控:301 宝掘りの夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
エヒミチは
初
(
はじめ
)
の一
分時
(
ぷんじ
)
は、
何
(
なん
)
の
意味
(
いみ
)
もなく
書物
(
しよもつ
)
と
離
(
はな
)
れ、ダリユシカと
麥酒
(
ビール
)
とに
別
(
わか
)
れて、二十
年來
(
ねんらい
)
定
(
さだ
)
まつた
其生活
(
そのせいくわつ
)
の
順序
(
じゆんじよ
)
を
破
(
やぶ
)
ると
云
(
い
)
ふ
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
なく
思
(
おも
)
ふたが、
又
(
また
)
深
(
ふか
)
く
思
(
おも
)
へば、
市役所
(
しやくしよ
)
で
有
(
あ
)
りし
事
(
こと
)
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
然
(
しか
)
し、
濱島氏
(
はまじまし
)
は
决
(
けつ
)
して
虚名
(
きよめい
)
を
貪
(
むさぼ
)
る
人
(
ひと
)
でない、
此
(
この
)
名
(
な
)
は
彼
(
かれ
)
が
求
(
もと
)
めた
名
(
な
)
では
無
(
な
)
いのです、すべて
本國
(
はんごく
)
政府
(
せいふ
)
の
任意
(
にんゐ
)
に
定
(
さだ
)
めた
事
(
こと
)
で、
軍艦命名式
(
ぐんかんめいめいしき
)
の
嚴肅
(
げんしゆく
)
なる
順序
(
じゆんじよ
)
を
經
(
へ
)
て
下
(
くだ
)
されたのが「
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
」の三
字
(
じ
)
です。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
その
他
(
ほか
)
なんでも
理科
(
りか
)
の
學問
(
がくもん
)
を
應用
(
おうよう
)
した
爲事
(
しごと
)
に
關
(
かん
)
する
品物
(
しなもの
)
を、それ/″\その
發達
(
はつたつ
)
の
順序
(
じゆんじよ
)
に
應
(
おう
)
じて
竝
(
なら
)
べてあります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
類品
(
るゐひん
)
諸所
(
しよ/\
)
より出でたり。
之
(
これ
)
を作るには火山石の
適宜
(
てきぎ
)
の大さのものを
撰
(
えら
)
び凹み石を作ると
同樣
(
どうやう
)
の
順序
(
じゆんじよ
)
を
經
(
へ
)
て、一
面
(
めん
)
に大なる凹みを
設
(
まふ
)
け、此凹みの
内部
(
ないぶ
)
をば
他
(
た
)
の石を以て
摩
(
す
)
り
减
(
へ
)
らしたるものなるべし
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
「それから何うした、
順序
(
じゆんじよ
)
を立てて話してくれ」
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それから
入窟
(
にふくつ
)
の
順序
(
じゆんじよ
)
を
豫
(
あらかじ
)
め
定
(
さだ
)
めた。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
ところが
今
(
いま
)
まで
述
(
の
)
べましたような
石器時代
(
せつきじだい
)
からだん/″\
金屬器
(
きんぞくき
)
の
時代
(
じだい
)
に、
人類
(
じんるい
)
の
進歩
(
しんぽ
)
して
行
(
い
)
つた
順序
(
じゆんじよ
)
は、
日本
(
につぽん
)
においても
西洋
(
せいよう
)
と
同
(
おな
)
じようになつてゐるのです。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
“順序”の意味
《名詞》
順序(じゅんじょ)
一定の基準や法則に従った並び。順番。
次第、すじみち、手順、段取り。
(数学) 集合 P 上で定義された二項関係 < が P の任意の元 a, b, c について以下を満たすとき、< を P の順序という。
(出典:Wiktionary)
順
常用漢字
小4
部首:⾴
12画
序
常用漢字
小5
部首:⼴
7画
“順”で始まる語句
順
順礼
順風耳
順々
順當
順風
順繰
順番
順道
順承