“文體”の読み方と例文
新字:文体
読み方割合
ぶんてい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みぎ文體ぶんてい也ければたゞちに麹町三丁目町醫師村井長庵呼出よびだしの差紙さしがみを札の辻の町役人へ渡されければ非番ひばんの家主即時そくじに麹町の名主の玄關へ持參なし順序じゆんじよ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
開くおそしと讀下す其の文體ぶんていは此度の小西屋の婚姻破談はだんの儀は家主庄兵衞の爲る業にては日頃より如此しか/″\擧動ふるまひありしがを聞入ぬ所ろより兄元益と云へる者と語ひ今朝同人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此處ここへと申にぞ其儘そのまゝに差出せばいそふう押開おしひらきて是は三五郎の手跡しゆせきなり此文體ぶんていにては紀州表の調しらべ行屆ゆきとゞきたりと相見えいさみたる文段なりさりながら兩人のちやく是非ぜひ晝過ひるすぎならん夫迄は猶豫いうよ成難なりがた餘念ざんねんながら是非に及ばずせがれ忠右衞門おくれ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)