“ぶんてい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
文帝66.7%
文體16.7%
文体16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武帝の祖父・文帝ぶんていのとき、この四つのうち三つまでは廃せられたが、宮刑きゅうけいのみはそのまま残された。宮刑とはもちろん、男を男でなくする奇怪な刑罰である。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
みぎ文體ぶんてい也ければたゞちに麹町三丁目町醫師村井長庵呼出よびだしの差紙さしがみを札の辻の町役人へ渡されければ非番ひばんの家主即時そくじに麹町の名主の玄關へ持參なし順序じゆんじよ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
開くおそしと讀下す其の文體ぶんていは此度の小西屋の婚姻破談はだんの儀は家主庄兵衞の爲る業にては日頃より如此しか/″\擧動ふるまひありしがを聞入ぬ所ろより兄元益と云へる者と語ひ今朝同人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此手紙御覧次第直様すぐさま御帰国待入まちいり申候もうしそろと母の手で狼狽うろたえた文体ぶんていだ。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)