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報
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はう
ふりがな文庫
“
報
(
はう
)” の例文
見るに忍びず
切
(
せめ
)
てもの事に斯樣なる時節にこそ
御恩
(
ごおん
)
を
報
(
はう
)
ぜんと存じて持參致したれ因て此金子
何卒
(
なにとぞ
)
御受取下さるべしと二十兩の金子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
且
(
か
)
つ
其
(
そ
)
の
乘組
(
のりく
)
んだ
艦
(
ふね
)
の
帆柱
(
ほばしら
)
に、
夕陽
(
せきやう
)
の
光
(
ひかり
)
を
浴
(
あ
)
びて、一
羽
(
は
)
雪
(
ゆき
)
の
如
(
ごと
)
き
鷹
(
たか
)
の
來
(
きた
)
り
留
(
とま
)
つた
報
(
はう
)
を
受
(
う
)
け
取
(
と
)
つた
時
(
とき
)
、
連添
(
つれそ
)
ふ
身
(
み
)
の
民子
(
たみこ
)
は
如何
(
いか
)
に
感
(
かん
)
じたらう。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
乃
(
すなは
)
ち
其
(
その
)
(二二)
僕
(
ぼく
)
と
車
(
くるま
)
の
(二三)
左駙馬
(
さふば
)
の
左驂
(
ささん
)
とを
斬
(
き
)
り、
以
(
もつ
)
て三
軍
(
ぐん
)
に
徇
(
とな
)
ふ。
使者
(
ししや
)
を
遣
(
や
)
り
還
(
かへ
)
り
報
(
はう
)
ぜしめ、
然
(
しか
)
る
後
(
のち
)
行
(
ゆ
)
く。
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
其
(
その
)
目的
(
もくてき
)
は
凡
(
およ
)
そ三つに
分
(
わか
)
つことが
出來
(
でき
)
る。一は
怨
(
うらみ
)
を
報
(
はう
)
ずる
爲
(
ため
)
で一
番
(
ばん
)
怖
(
こわ
)
い。二は
恩愛
(
おんあい
)
の
爲
(
ため
)
で
寧
(
むし
)
ろいぢらしい。三は
述懷的
(
じゆつくわいてき
)
である。一の
例
(
れい
)
は
數
(
かぞ
)
ふるに
遑
(
いとま
)
がない。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
馳
(
は
)
せ
出
(
いだ
)
す
車
(
くるま
)
一散
(
いつさん
)
、さりながら
降
(
ふ
)
り
積
(
つも
)
る
雪
(
ゆき
)
車輪
(
しやりん
)
にねばりてか
車上
(
しやじやう
)
の
動搖
(
どうえう
)
する
割
(
わり
)
に
合
(
あは
)
せて
道
(
みち
)
のはかは
行
(
ゆ
)
かず
萬世橋
(
よろづよばし
)
に
來
(
き
)
し
頃
(
ころ
)
には
鐵道馬車
(
てつだうばしや
)
の
喇叭
(
らつぱ
)
の
聲
(
こゑ
)
はやく
絶
(
た
)
えて
京屋
(
きやうや
)
が
時計
(
とけい
)
の
十時
(
じふじ
)
を
報
(
はう
)
ずる
響
(
ひゞき
)
空
(
そら
)
に
高
(
たか
)
し
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
流して
打歡
(
うちよろこ
)
び是迄
種々
(
いろ/\
)
と厚く御世話に
預
(
あづか
)
りし上只今の其御
言葉
(
ことば
)
此御
恩
(
おん
)
は
命
(
いのち
)
に
代
(
かへ
)
ても
報
(
はう
)
じ
難
(
がた
)
し實は御
察
(
さつし
)
の通り
僅
(
わづか
)
の
路銀
(
ろぎん
)
を
遣
(
つか
)
ひ
盡
(
つく
)
し此程は
櫛
(
くし
)
簪
(
かんざ
)
しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て、
孫子
(
そんし
)
、
使
(
つかひ
)
をして
王
(
わう
)
に
報
(
はう
)
ぜしめて
曰
(
いは
)
く、『
兵
(
へい
)
既
(
すで
)
に
整齊
(
せいせい
)
す、
王
(
わう
)
試
(
こころ
)
みに
下
(
くだ
)
りて
之
(
これ
)
を
觀
(
み
)
る
可
(
べ
)
し。
唯
(
た
)
だ
王
(
わう
)
の
之
(
これ
)
を
用
(
もち
)
ひんと
欲
(
ほつ
)
する
所
(
ところ
)
、
水火
(
すゐくわ
)
に
赴
(
おもむ
)
くと
雖
(
いへど
)
も
猶
(
な
)
ほ
可也
(
かなり
)
』
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
泥除
(
どろよけ
)
に
噛
(
かじ
)
りつくまでもなく、
與曾平
(
よそべい
)
は
腰
(
こし
)
を
折
(
を
)
つて、
礑
(
はた
)
と
倒
(
たふ
)
れて、
顏
(
かほ
)
の
色
(
いろ
)
も
次第
(
しだい
)
に
變
(
かは
)
り、
之
(
これ
)
では
却
(
かへ
)
つて
足手絡
(
あしてまと
)
ひ、
一式
(
いつしき
)
の
御恩
(
ごおん
)
報
(
はう
)
じ、
此
(
こ
)
のお
供
(
とも
)
をと
想
(
おも
)
ひましたに、
最
(
も
)
う
叶
(
かな
)
はぬ、
皆
(
みんな
)
で
首
(
くび
)
を
縊
(
し
)
めてくれ
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
元手
(
もとで
)
に一商賣に有附今の御恩を
報
(
はう
)
ぜんと口から出次第申しけるを小兵衞は打聞此後は豫て申合せし通り必ず
我等
(
われら
)
方へ參られ候事無用なりと申せしかば三吉は
天窓
(
あたま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
...
何
(
なん
)
ぞ
相送
(
あひおく
)
ると
謂
(
い
)
ふ
乎
(
か
)
』と、
(一八)
軍正
(
ぐんせい
)
を
召
(
め
)
して
問
(
と
)
うて
曰
(
いは
)
く、『
軍法
(
ぐんはふ
)
に、
期
(
き
)
して
後
(
おく
)
れ
至
(
いた
)
る
者
(
もの
)
は
何
(
なに
)
と
云
(
い
)
ふ』と。
對
(
こた
)
へて
曰
(
いは
)
く、『
斬
(
ざん
)
に
當
(
たう
)
す』と。
莊賈
(
さうか
)
懼
(
おそ
)
れ、
人
(
ひと
)
をして
馳
(
は
)
せて
景公
(
けいこう
)
に
報
(
はう
)
じ、
救
(
すく
)
ひを
請
(
こ
)
はしむ。
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
報
常用漢字
小5
部首:⼟
12画
“報”を含む語句
返報
報知
報告
報酬
果報
万朝報
諜報
報恩
業報
報償
恩報
電報
報復
報道
報道価値
時報
毎日電報
吉報
凶報
因果応報
...