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軍正
軍正に
問うて
曰く、
(二一)『
軍中には
馳せず。
今使者馳す、((軍法ニ))
何と
云ふ』と。
正曰く、『
斬に
當す』と。
使者大に
懼る。
穰苴曰く『
君の
使は
之を
殺す
可からず』
...
何ぞ
相送ると
謂ふ
乎』と、
(一八)軍正を
召して
問うて
曰く、『
軍法に、
期して
後れ
至る
者は
何と
云ふ』と。
對へて
曰く、『
斬に
當す』と。
莊賈懼れ、
人をして
馳せて
景公に
報じ、
救ひを
請はしむ。