或は又酔うて居るのを幸いに二人の息子に足を洗わせて、其所に一種の快味を味おうという単純な考からであるかも知れぬと思った。
この人を公方さまの側から引き離して、にがいにがい味を、三斎にまず味わせねばならない——わしは、気を弱らしてどうするのだ。
貴族的なものでは古い時代のものにいいものが多いのです。それは技巧がまだ進んでおらず、稚拙な味いがあるからだと云えるのです。
“味”の意味
《名詞》
舌が食べ物や飲み物などに触れたときに起こる、甘い・辛い・しょっぱい・えぐい・渋い・うまいなどの感覚。
経験によって感得する楽しさ。悦楽。感興。
ものごとの持つ深み。表面的には強く現れていないが、対象について知るにつれて分かってくる良さ。含蓄。
(囲碁・将棋)手の良し悪しの感覚。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“味(味覚)”の解説
味覚(みかく)は、動物の五感の一つであり、食する物質に応じて認識される感覚である。生理学的には、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の五味が基本味に位置づけられる。基本味の受容器はヒトの場合おもに舌にある。基本味が他の要素(嗅覚、視覚、記憶など)で拡張された知覚心理学的な感覚としての味は、風味(ふうみ)と呼ばれることが多い。また、認識の過程を味わう(あじわう)と言う。
(出典:Wikipedia)
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