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味覚
ふりがな文庫
“味覚”の読み方と例文
読み方
割合
みかく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みかく
(逆引き)
思いだしただけでも
唾
(
つば
)
が出てくるほどうまかったキツネうどん。空腹はキツネうどんの味を
数倍
(
すうばい
)
にしてコトエの
味覚
(
みかく
)
にやきついていた。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
植物のもつ美のうちで、最も鋭く私達の感覚に触れるものは、その植物の
形態
(
けいたい
)
や色彩による
視覚
(
しかく
)
的美であろう。それから
嗅覚
(
きゅうかく
)
的美、
味覚
(
みかく
)
的美といった順序ではないかと思う。
季節の植物帳
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
隠し持ったるフォークとナイフを
電光石化
(
でんこうせっか
)
と使いわけて、あやしげなる赤味をおびた肉の一片を、ぽいと博士の口に投げ入れるなれば、かねて燻製ものには
嗅覚
(
きゅうかく
)
味覚
(
みかく
)
の
鋭敏
(
えいびん
)
なる博士のことなれば
不沈軍艦の見本:――金博士シリーズ・10――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
味覚(みかく)の例文をもっと
(3作品)
見る
“味覚”の解説
味覚(みかく)は、動物の五感の一つであり、食する物質に応じて認識される感覚である。生理学的には、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の五味が基本味に位置づけられる。基本味の受容器はヒトの場合おもに舌にある。基本味が他の要素(嗅覚、視覚、記憶など)で拡張された知覚心理学的な感覚としての味は、風味(ふうみ)と呼ばれることが多い。また、認識の過程を味わう(あじわう)と言う。
(出典:Wikipedia)
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
覚
常用漢字
小4
部首:⾒
12画
“味覚”の類義語
味
風情
嗜好
食味
“味”で始まる語句
味
味噌
味噌汁
味方
味気
味噌漉
味淋
味噌摺
味噌漬
味善
“味覚”のふりがなが多い著者
壺井栄
佐左木俊郎
海野十三