正面には一種の大きい厨子のようなものが取り付けられて、その下には白く黄いろい石のようなものが五つ六つ積みかさねてあった。
“厨子”の意味
“厨子”の解説
厨子(ずし)は、収納具の一種であり、次のような用途で用いられるものである。龕(がん)ともいう。
(もともとは)厨房で調理道具や食材等を納めるために使った収納具(「厨子」の「厨」は「厨房(ちゅうぼう、つまり台所、キッチン)」の「厨」と同じ字であり、料理・調理関連のことを指す字である)。
(上から派生して)身の回りの品を納めるために使った収納具。室内装飾の役割も果たした調度品(家具)であった(つまり現代で言う「インテリア家具」でもあった。)
(上から派生したものだが)仏像・仏舎利・教典・位牌などを中に安置するための収納具(これは仏龕(ぶつがん)ともいう)。仏具の一種という位置づけになる。仏壇も厨子の一種と分類することもできる。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)