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『或る秋の紫式部』
ふりがな文庫
『
或る秋の紫式部
(
あるあきのむらさきしきぶ
)
』
時 寛弘年間の或る秋 処 京の片ほとり 人 紫式部三十一二歳 老侍女 妙な美男 西向く聖 (舞台正面、質素な西の対屋の真向き、秋草の生い茂れる庭に臨んでいる。その庭を囲んで矩形に築地垣が廻らされているが、今は崩れてほんの土台の型だけ遺ってい …
著者
岡本かの子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 戯曲
初出
「むらさき」1935(昭和10)年11月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
尊
(
とう
)
懐
(
なつか
)
痒
(
か
)
拙
(
つた
)
燈台
(
あかり
)
漉
(
す
)
妙
(
たえ
)
瞑
(
つむ
)
此
(
こ
)
襟
(
えり
)
牽
(
ひ
)
睨
(
にら
)
筏
(
いかだ
)
聖
(
ひじり
)
舳
(
へさき
)
若
(
も
)
菩薩
(
ぼさつ
)
鹿爪
(
しかつめ
)
覚束
(
おぼつか
)
解脱
(
げだつ
)
譫語
(
うわごと
)
遺
(
のこ
)
鉦磬
(
しょうけい
)
鎧
(
よろい
)
頻
(
しき
)
久遠
(
くおん
)
支度
(
したく
)
儘
(
まま
)
半
(
なかば
)
厨子
(
ずし
)
呆
(
あき
)
宿世
(
すくせ
)
専
(
もっぱ
)
忝
(
かたじ
)
憩
(
いこ
)
焦慮
(
あせ
)
斎
(
とき
)
梳
(
す
)
楓
(
かえで
)
櫂
(
かい
)
流石
(
さすが
)
涅槃
(
ねはん
)
渚
(
なぎさ
)
漸
(
ようや
)