“心経”のいろいろな読み方と例文
旧字:心經
読み方割合
しんぎょう80.0%
しんぎやう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
組み伏せて『大般若だいはんにゃ』を繰り、『心経しんぎょう』を読み、大勢集まりて一心に祈りければ、山々の天狗名乗りつつ退く。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)
今夜夜通しに後始末あとしまつをしてからのことに決めて、皆がそんなことに奔走している時、源氏は心経しんぎょうを唱えながら、静かに考えてみるとあわただしい一日であった。
源氏物語:13 明石 (新字新仮名) / 紫式部(著)
「まあ、お茶をのみなさい。わしが今その者のために心経しんぎやうを供養して進ぜよう。」
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)