“般若心経”のいろいろな読み方と例文
旧字:般若心經
読み方割合
はんにゃしんぎょう85.7%
はんにゃしんきょう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
というのは、机の上に般若心経はんにゃしんぎょうが開いたまま置かれてあったので、藤田老人は、自殺する前に読経したものと思われました。
自殺か他殺か (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
支配者によって未来のどの道へおもむかせられるのであろうと、こんなことをいろいろと想像しながら般若心経はんにゃしんぎょうの章句を唱えることばかりを源氏はしていた。
源氏物語:04 夕顔 (新字新仮名) / 紫式部(著)
般若心経はんにゃしんきょうに所謂、不増不減不生不滅不垢不浄、宇宙の本体は正に此である。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)