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『自殺か他殺か』
ふりがな文庫
『
自殺か他殺か
(
じさつかたさつか
)
』
「兄さん、こう暑くては、まったく頭がぼんやりするねえ」 少年科学探偵塚原俊夫君は、ある日の午後、実験室で、顕微鏡を見ていた顔をあげて私に言いました。七月になってから急に暑さが増して、二三日は華氏九十度近くに達しましたから、俊夫君が、このよう …
著者
小酒井不木
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「少年倶楽部 一四巻一一号」1927(昭和2)年11月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約25分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
俯
(
うつぶ
)
文
(
もん
)
扉
(
ドア
)
身体
(
からだ
)
躊躇
(
ちゅうちょ
)
硯
(
すずり
)
検
(
しら
)
昨日
(
きのう
)
文机
(
ふづくえ
)
放蕩
(
ほうとう
)
扇子
(
せんす
)
寝衣
(
ねまき
)
寝床
(
ねどこ
)
家
(
うち
)
室
(
へや
)
夜半
(
よなか
)
壜
(
びん
)