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結果
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けっか
ふりがな文庫
“
結果
(
けっか
)” の例文
それに
就
(
つ
)
きては
本邦
(
ほんぽう
)
並
(
ならび
)
に
欧米
(
おうべい
)
の
名
(
な
)
ある
霊媒
(
れいばい
)
によりて
調査
(
ちょうさ
)
をすすめた
結果
(
けっか
)
、ドーも
事実
(
じじつ
)
として
之
(
これ
)
を
肯定
(
こうてい
)
しなければならないようであります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
江戸の
開城
(
かいじょう
)
その事
甚
(
はなは
)
だ
奇
(
き
)
にして当局者の
心事
(
しんじ
)
は
解
(
かい
)
すべからずといえども、
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
その
出来上
(
できあが
)
りたる
結果
(
けっか
)
を見れば
大成功
(
だいせいこう
)
と認めざるを得ず。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
新小川町のとにかく
中流
(
ちゅうりゅう
)
の
住宅
(
じゅうたく
)
をいでて、
家賃
(
やちん
)
十円といういまの家へ
移
(
うつ
)
ってきたについては、一
場
(
じょう
)
の
悲劇
(
ひげき
)
があった
結果
(
けっか
)
である。
老獣医
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
たしかにこれはかしこいやり方ではあったけれど、
情
(
なさ
)
けないことに親方は、これがどんな意外な
結果
(
けっか
)
を生むかさとらなかった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「おれは、
負
(
ま
)
けてもけっして、あやまりはしない。けんかをしたら、
命
(
いのち
)
のあらんかぎり
組
(
く
)
みついているだろう。その
結果
(
けっか
)
は、どうなるのか?」
からす
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
わしに、
御岳
(
みたけ
)
の
軍学大講会
(
ぐんがくだいこうえ
)
の
総奉行
(
そうぶぎょう
)
を申しつくるというご
沙汰
(
さた
)
。それと、ご
評議
(
ひょうぎ
)
の
結果
(
けっか
)
、
日取
(
ひど
)
りその
他
(
た
)
の
事項
(
じこう
)
ご
決定
(
けってい
)
に
相
(
あい
)
なったお知らせである
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いや、いくら
結果
(
けっか
)
がよかったからといって、
統制
(
とうせい
)
をやぶったことに
変
(
か
)
わりはないのだ。……いいか、みんな、野球は、ただ、勝てばいいのじゃないんだよ。
星野くんの二塁打
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
「そうなんだ、そうなんだ。たしかにぼくは頭もある手足もあるんだ……。おそろしい
化
(
ば
)
けものなんぞじゃないんだ。ただ
研究
(
けんきゅう
)
の
結果
(
けっか
)
でこんなことになってしまったんだ」
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
ところが、その
結果
(
けっか
)
はどうだったろう! シャツは
裾
(
すそ
)
まですっかり
裂
(
さ
)
けてしまった。もうこうなったら、
棄
(
す
)
ててしまうより
仕方
(
しかた
)
がない。ほんとに
何
(
なん
)
て考えのないママだろう!
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
そこで
相談
(
そうだん
)
の
結果
(
けっか
)
、新しい教会を、
丘
(
おか
)
の上の
銅像
(
どうぞう
)
のあるところに、たてることになりました。
丘の銅像
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
其度毎
(
そのたびごと
)
に種苗店の不徳義、種子の
劣悪
(
れつあく
)
を
罵
(
ののし
)
るが、春秋の季節になると、また目録をくって注文をはじめる。馬鹿な事さ。然し儂等は趣味空想に生きて、必しも
結果
(
けっか
)
には活きぬ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
それらの
人
(
ひと
)
について
調査
(
ちょうさ
)
の
結果
(
けっか
)
は、ついに
発表
(
はっぴょう
)
されなかつたが、
事件解決後
(
じけんかいけつご
)
、
青流亭女将
(
せいりゅうていおかみ
)
進藤富子
(
しんどうとみこ
)
は、
醉
(
よ
)
つて
腹
(
はら
)
を
立
(
た
)
てた
口調
(
くちょう
)
になつて、やはり、ある
料亭
(
りょうてい
)
の
女将
(
おかみ
)
である
女友達
(
おんなともだち
)
に
向
(
むか
)
い
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
どうしても
仲間
(
なかま
)
について行けません。
遅
(
おく
)
れてしまいます。これはわかりきったことです。
哲学者
(
てつがくしゃ
)
といわれる人たちは、同じ
原因
(
げんいん
)
があればいつでも
同
(
おな
)
じ
結果
(
けっか
)
になるということを知っています。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
さっそく
医者
(
いしゃ
)
をよんで、
関係者
(
かんけいしゃ
)
たちは
介抱
(
かいほう
)
しましたが、
診断
(
しんだん
)
の
結果
(
けっか
)
は、
急性脳溢血
(
きゅうせいのういっけつ
)
ということがわかって、もはや
手
(
て
)
の
下
(
くだ
)
しようがなかったのです。
天女とお化け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そこでもまた同じ問いをくり返したが、やはりいい
結果
(
けっか
)
は
得
(
え
)
られなかった。でもわたしたちは
失望
(
しつぼう
)
しないで、一人ひとりたずねながらずんずん進んだ。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
と
見物
(
けんぶつ
)
の者は、はじめからこの
早駆
(
はやが
)
け勝負の
結果
(
けっか
)
を見くびっていたが、はたして、その
予想
(
よそう
)
ははずれなかった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
で、とうとう
私
(
わたくし
)
を
祭神
(
さいしん
)
とした
小桜神社
(
こざくらじんじゃ
)
が
村人全体
(
むらびとぜんたい
)
の
相談
(
そうだん
)
の
結果
(
けっか
)
として、
建立
(
こんりゅう
)
される
段取
(
だんどり
)
になって
了
(
しま
)
いました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
勝伯
(
かつはく
)
が徳川方の大将となり官軍を
迎
(
むか
)
え戦いたりとせよ、その
結果
(
けっか
)
はいかなるべきぞ。人を
殺
(
ころ
)
し
財
(
ざい
)
を
散
(
さん
)
ずるがごときは眼前の
禍
(
わざわい
)
に
過
(
す
)
ぎず。もしそれ
真
(
しん
)
の禍は外国の
干渉
(
かんしょう
)
にあり。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
「
研究
(
けんきゅう
)
の
結果
(
けっか
)
だって? 研究の結果できみが
透明人間
(
とうめいにんげん
)
になったというのかい?」
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
しかし、その
結果
(
けっか
)
、ぼくらのチームが
勝利
(
しょうり
)
を
得
(
え
)
たのではないか……。
星野くんの二塁打
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
その
後
(
のち
)
のこと、
我
(
わ
)
が
軍
(
ぐん
)
は、
河
(
かわ
)
をはさんで
敵
(
てき
)
と
対峙
(
たいじ
)
したのでした。その
結果
(
けっか
)
、
敵前上陸
(
てきぜんじょうりく
)
を
決行
(
けっこう
)
しなければならなかった。
とびよ鳴け
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
老人
(
ろうじん
)
のほうはこのごろヴァルセの町で
鉱石収集
(
こうせきしゅうしゅう
)
をやって町で重んぜられているので、今度の
調査
(
ちょうさ
)
の
結果
(
けっか
)
いっそう重大な発見をとげて帰ろうとするのであった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
お
蔭様
(
かげさま
)
でそうした
修行
(
しゅぎょう
)
の
結果
(
けっか
)
、
私
(
わたくし
)
の
統一
(
とういつ
)
は
以前
(
いぜん
)
にましてずっと
深
(
ふか
)
まり、
物
(
もの
)
を
視
(
み
)
るにも、あれから
大
(
たい
)
へんに
楽
(
らく
)
になったように、
自分
(
じぶん
)
にも
感
(
かん
)
じられてまいりました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「ただいまのこと、一同
評議
(
ひょうぎ
)
の
結果
(
けっか
)
、これはやはり
御岳
(
みたけ
)
の
神慮
(
しんりょ
)
におまかせいたすのがとうぜんであろうという
意見
(
いけん
)
に一
決
(
けつ
)
したが、
双方
(
そうほう
)
ごいぞんはないであろうか」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「しかし、
俺
(
おれ
)
が
人間
(
にんげん
)
からいいつかったことを
忘
(
わす
)
れて、
手
(
て
)
を
放
(
はな
)
したら、なにか
悪
(
わる
)
い
結果
(
けっか
)
になりはしないかと
心配
(
しんぱい
)
するのだ。」と、
赤
(
あか
)
くさびたくぎがいいました。
雪くる前の高原の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
こういうおし問答の
結果
(
けっか
)
は、一つしかなかった。それはわたしをいままでよりもよけい
不幸
(
ふこう
)
にしただけであった。
疑
(
うたが
)
うということはどんなにおそろしいことであろう。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「
警官
(
けいかん
)
がわたくしに向かって手をあげましたから、わたくしはもはや警官としてではない、通常の人としてこれに向かってのであります。まったくいかりに乗じた
結果
(
けっか
)
であります」
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
診察
(
しんさつ
)
の
結果
(
けっか
)
は、お
母
(
かあ
)
さんのいわれたとおり、だれかに
毒
(
どく
)
の
入
(
はい
)
った
食物
(
しょくもつ
)
をたべさせられたのだろうということです。
医者
(
いしゃ
)
はボンの
体
(
からだ
)
を
子細
(
しさい
)
に
検
(
しら
)
べていましたが、
後足
(
あとあし
)
についている
傷痕
(
きずあと
)
を
指
(
ゆび
)
さして
おじいさんの家
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
義
(
よし
)
ちゃんは、
自分
(
じぶん
)
がわるくないのに、なぜこんな
結果
(
けっか
)
になったのだろう。ご
本
(
ほん
)
を
見
(
み
)
ることよりは、お
母
(
かあ
)
さんとごいっしょに、
外
(
そと
)
へいってみたほうが、どれほどおもしろいかしれぬと
思
(
おも
)
いましたから
僕は兄さんだ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかし、
精巧
(
せいこう
)
な
機械
(
きかい
)
のほうが、よりその
結果
(
けっか
)
は
確実
(
かくじつ
)
でした。
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“結果”の解説
結果(けっか)とは、ある物事を行った後に生じた現象、状況、物象をあらわす言葉。原義は果実が実を結ぶこと。
(出典:Wikipedia)
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
果
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“結”で始まる語句
結
結構
結婚
結局
結城
結納
結目
結綿
結縁
結句