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そしき
ふりがな文庫
“
組織
(
そしき
)” の例文
あゝ
孤獨
(
こどく
)
と
落魄
(
らくばく
)
!
之
(
これ
)
が僕の
運命
(
うんめい
)
だ。僕見たいな
者
(
もの
)
が家庭を
組織
(
そしき
)
したら何うだらう。
妻
(
つま
)
には
嘆
(
なげ
)
きを
懸
(
か
)
け
子
(
こ
)
には悲しみを
與
(
あた
)
へるばかりだ。
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
他をののしることはやがてみずからをののしることなのだ、がんらい少年連盟は八ヵ国の少年をもって
組織
(
そしき
)
された世界の王国なのだ。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
塾
(
じゆく
)
は
家族的
(
かぞくてき
)
の
組織
(
そしき
)
であるから
各人
(
かくじん
)
共同
(
きようどう
)
の
物
(
もの
)
である、
塾生
(
じゆくせい
)
は
此處
(
こゝ
)
を
自分
(
じぶん
)
の
家
(
いへ
)
と
心得
(
こゝろえ
)
て
何事
(
なにごと
)
も
自分
(
じぶん
)
に
責任
(
せきにん
)
を
持
(
も
)
つて
遣
(
や
)
らねばなりません。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
ただ
聰明
(
そうめい
)
をかいたがため、
階級
(
かいきゅう
)
に
対
(
たい
)
しては、
組織
(
そしき
)
ある
闘争
(
とうそう
)
でなければならぬのを、一
途
(
ず
)
に
身
(
み
)
をもって、
憎
(
にく
)
いと
思
(
おも
)
う
対象
(
たいしょう
)
にぶつかりました。
風はささやく
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
其
(
その
)
季節
(
きせつ
)
に
彼等
(
かれら
)
の
最後
(
さいご
)
の
運命
(
うんめい
)
である
薪
(
まき
)
や
炭
(
すみ
)
に
伐
(
き
)
られるやうに一
番
(
ばん
)
適當
(
てきたう
)
した
組織
(
そしき
)
に
變化
(
へんくわ
)
することを
餘儀
(
よぎ
)
なくされるのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
▼ もっと見る
今
(
いま
)
三十
隻
(
せき
)
の
一等戰鬪艦
(
いつとうせんとうかん
)
をもつて
組織
(
そしき
)
されたる
一大
(
いちだい
)
艦隊
(
かんたい
)
と
雖
(
いへど
)
も、
日
(
ひ
)
出
(
い
)
でゝ
鳥
(
とり
)
鳴
(
な
)
かぬ
内
(
うち
)
に、
滅盡
(
めつじん
)
する
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
るであらう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
なお進んでトラスト
組織
(
そしき
)
の下に製作せらるる
物品
(
ぶっぴん
)
は買い手の相談などは
毫
(
ごう
)
も
省
(
かえり
)
みらるるものではない。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
この
時
(
とき
)
大學
(
だいがく
)
其他
(
そのた
)
の
官衙
(
かんが
)
にゐた
内外
(
ないがい
)
達識
(
たつしき
)
の
士
(
し
)
が
相會
(
あひかい
)
して、
二週間目
(
にしゆうかんめ
)
には
日本地震學會
(
につぽんぢしんがつかい
)
を
組織
(
そしき
)
し、つゞいて
毎月
(
まいげつ
)
の
會合
(
かいごう
)
に
有益
(
ゆうえき
)
な
研究
(
けんきゆう
)
の
結果
(
けつか
)
を
發表
(
はつぴよう
)
したが、
創立
(
そうりつ
)
數箇月
(
すうかげつ
)
の
後
(
のち
)
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
等
(
ひと
)
しく時の政府に
反抗
(
はんこう
)
したるものにして、
若
(
も
)
しも西郷が
志
(
こころざし
)
を得て
実際
(
じっさい
)
に新政府を
組織
(
そしき
)
したらんには、これを認むることなお
維新政府
(
いしんせいふ
)
を認めたると同様なりしならんのみ。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
いまはすっかり青ぞらに
変
(
かわ
)
ったその
天頂
(
てんちょう
)
から四方の青白い
天末
(
てんまつ
)
までいちめんはられたインドラのスペクトル
製
(
せい
)
の網、その
繊維
(
せんい
)
は
蜘蛛
(
くも
)
のより細く、その
組織
(
そしき
)
は
菌糸
(
きんし
)
より
緻密
(
ちみつ
)
に
インドラの網
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
濱口内閣
(
はまぐちないかく
)
の
出來
(
でき
)
た
前
(
まへ
)
の六
月
(
ぐわつ
)
三十
日
(
にち
)
の
日本内地
(
にほんないち
)
の
輸入超過
(
ゆにふてうくわ
)
は二
億
(
おく
)
八千
萬圓
(
まんゑん
)
餘
(
よ
)
であつたが、七
月
(
ぐわつ
)
二
日
(
か
)
に
濱口内閣
(
はまぐちないかく
)
が
組織
(
そしき
)
されてから
以來
(
いらい
)
段々
(
だん/\
)
時
(
とき
)
の
經
(
た
)
つに
從
(
したが
)
つて
輸入超過
(
ゆにふてうくわ
)
の
大勢
(
たいせい
)
は
改善
(
かいぜん
)
されて
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
平次はこの複雜な人間の出入りを、頭の中で
組織
(
そしき
)
立てて考へて居る樣子でした。
銭形平次捕物控:151 お銀お玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
しかし
木
(
き
)
の
葉
(
は
)
がだん/\に
發達
(
はつたつ
)
して、
組織
(
そしき
)
も
丈夫
(
じようぶ
)
になるに
從
(
したが
)
ひはじめの
色
(
いろ
)
は
次第
(
しだい
)
に
消
(
き
)
えて、つひにその
樹木
(
じゆもく
)
特有
(
とくゆう
)
の
色
(
いろ
)
となるのです。
春
(
はる
)
の
終
(
をは
)
りには
葉
(
は
)
が
皆
(
みな
)
緑色
(
りよくしよく
)
になるのは、さうしたわけです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
神界
(
しんかい
)
の
組織
(
そしき
)
はざっと
右
(
みぎ
)
申上
(
もうしあ
)
げたようなところでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ついでながら仏公使の
云々
(
うんぬん
)
したる陸軍の事を
記
(
しる
)
さんに、徳川の海軍は
蘭人
(
らんじん
)
より
伝習
(
でんしゅう
)
したれども、陸軍は仏人に
依頼
(
いらい
)
し一切
仏式
(
ふっしき
)
を用いていわゆる
三兵
(
さんぺい
)
なるものを
組織
(
そしき
)
したり。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
ぼくはさらに連盟を
拡大
(
かくだい
)
して世界の少年とともに、健全な王国を
組織
(
そしき
)
したいと思っているのだ。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
一
體
(
たい
)
多數
(
たすう
)
の
人
(
ひと
)
が
集
(
あつま
)
つて一
家
(
か
)
を
組織
(
そしき
)
すれば
自然
(
しぜん
)
の
勢
(
いきほひ
)
として
多數人
(
たすうじん
)
の
便宜
(
べんぎ
)
といふ
事
(
こと
)
を
心掛
(
こゝろがけ
)
ねばなりません、
多數
(
たすう
)
に
都合
(
つがふ
)
の
宜
(
よろ
)
しいとやうにといふのが
畢竟
(
ひつきやう
)
規則
(
きそく
)
の
精神目的
(
せいしんもくてき
)
でありませう。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
自體
國家
(
こくか
)
とは動く人間に
依
(
よ
)
つて
組織
(
そしき
)
されるのであるから、國家は
些
(
いさゝか
)
も此の
種
(
しゆ
)
の
不生産的
(
ふせいさんてき
)
の人間を要しない。國家の要しないやうな人間は、何所の家庭にだツて餘り
歡迎
(
くわんげい
)
される
筈
(
はず
)
が無い。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
「きみがそういうならぼくも
異議
(
いぎ
)
はないよ。五、六人の探検隊を
組織
(
そしき
)
していってくれたまえ」
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
織
常用漢字
小5
部首:⽷
18画
“組織”で始まる語句
組織立
組織学
組織者
組織主義
組織的団体