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天末
ふりがな文庫
“天末”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てんまつ
75.0%
てんばつ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんまつ
(逆引き)
その
天末
(
てんまつ
)
に糸を引くがごとき連峰の夢よりも淡きを見て自分は一種の
哀情
(
メランコリー
)
を催し、これら相重なる山々の谷間に住む
生民
(
せいみん
)
を
懐
(
おも
)
わざるを得なかった。
小春
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
いまはすっかり青ぞらに
変
(
かわ
)
ったその
天頂
(
てんちょう
)
から四方の青白い
天末
(
てんまつ
)
までいちめんはられたインドラのスペクトル
製
(
せい
)
の網、その
繊維
(
せんい
)
は
蜘蛛
(
くも
)
のより細く、その
組織
(
そしき
)
は
菌糸
(
きんし
)
より
緻密
(
ちみつ
)
に
インドラの網
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
天末(てんまつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
てんばつ
(逆引き)
夕方などは殊に
天末
(
てんばつ
)
が明るくなって、雲の間から夕日の光がほのめいたりする。しかしそのまま日が暮れると、相変らずの五月雨になるのである。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
天末(てんばつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
“天末”で始まる語句
天末線
検索の候補
天末線
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柴田宵曲
国木田独歩
宮沢賢治