“伝習”の読み方と例文
旧字:傳習
読み方割合
でんしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついでながら仏公使の云々うんぬんしたる陸軍の事をしるさんに、徳川の海軍は蘭人らんじんより伝習でんしゅうしたれども、陸軍は仏人に依頼いらいし一切仏式ふっしきを用いていわゆる三兵さんぺいなるものを組織そしきしたり。
日本海軍の起源きげんは、安政初年のころより長崎にて阿蘭人オランダじんつたうるところにして、伝習でんしゅうおよそ六七年、学生の伎倆ぎりょうほぼじゅくしたるにき、幕議ばくぎ遠洋えんようの渡航をこころみんとて軍艦ぐんかん咸臨丸かんりんまる艤装ぎそう