“艤装”のいろいろな読み方と例文
旧字:艤裝
読み方割合
ぎそう92.9%
ふなよそお7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
オリオン号は造船工廠こうしょうの近くに停泊していた。そしてなお艤装ぎそうしたまま修繕されていた。船体は右舷では少しも損んでいなかった。
ちゃちな艤装ぎそうのために、鉄材と扉の間にすきが出来、厚さ三四センチのうすい板の柱のように間につめこんであったのだ。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
御渡海のお座船ざぶね卍丸まんじまるも、きょう安治川へ入って、艤装ふなよそおいやら何かの手入れにかかりはじめました。とり急ぎお答えまで。お江戸の吉報、待ち上げまする
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)