旧字:艤裝
ちゃちな艤装のために、鉄材と扉の間にすきが出来、厚さ三四センチのうすい板の柱のように間につめこんであったのだ。
あたりがとっぷり暮れ、私がやっとそこを立ち上がったとき、私はあたりにまだ光があったときとはまったく異った感情で私自身を艤装していた。
かれ等はもう、すっかり艤装を終って、造船工場の手を離れ、呉にも、神戸にも、横須賀にも、長崎にもいないのだ。
“艤装”の意味
“艤装”の解説
艤装(ぎそう、en: rigging、outfitting)とは、船舶・自動車・鉄道車両・航空機などの製造過程のうち、原動機や室内外の各種装備を、船体(船殻)や車体や機体に取り付ける工程を指す。またその工程で取り付けられるもののこと。
(出典:Wikipedia)
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