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死後
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しご
ふりがな文庫
“
死後
(
しご
)” の例文
しかし、
A病院
(
エーびょういん
)
は、いまも
繁栄
(
はんえい
)
しているけれど、
慈善病院
(
じぜんびょういん
)
は、
B医師
(
ビーいし
)
の
死後
(
しご
)
、これを
継
(
つ
)
ぐ
人
(
ひと
)
がなかったために
滅
(
ほろ
)
びてしまいました。
三月の空の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
で、
自然
(
しぜん
)
私達
(
わたくしたち
)
の
対話
(
はなし
)
は
死
(
し
)
んでから
後
(
のち
)
の
事柄
(
ことがら
)
に
限
(
かぎ
)
られることになりました。
私
(
わたくし
)
が
真先
(
まっさ
)
きに
訊
(
き
)
いたのは
良人
(
おっと
)
の
死後
(
しご
)
の
自覚
(
じかく
)
の
模様
(
もよう
)
でした。——
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
死後
(
しご
)
幾年
(
いくねん
)
かをへて、それが
始
(
はじ
)
めて
舊石器時代
(
きゆうせつきじだい
)
の
繪
(
え
)
であることにきまり、
今更
(
いまさら
)
サウツオラの
手柄
(
てがら
)
を
人々
(
ひと/″\
)
が
認
(
みと
)
めるようになりました。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
送る
體
(
さま
)
側眼
(
わきめ
)
で見てさへ
不便
(
ふびん
)
成
(
なる
)
に子の
可愛
(
かあい
)
さの一筋に小半年
程
(
ほど
)
過
(
すご
)
せしが妻のお久が病中より更に家業も成ぬ上
死後
(
しご
)
の
物入
(
ものいり
)
何や
斯
(
か
)
やに家財雜具を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
お
品
(
しな
)
がそれ
程
(
ほど
)
苦勞
(
くらう
)
した
米穀
(
べいこく
)
の
問題
(
もんだい
)
が
其
(
そ
)
の
死後
(
しご
)
四五
年間
(
ねんかん
)
の
惨憺
(
さんたん
)
たる
境遇
(
きやうぐう
)
から
漸
(
やうや
)
く
解決
(
かいけつ
)
が
告
(
つ
)
げられようとしたのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
▼ もっと見る
大島仁藏翁
(
おほしまじんざうをう
)
の
死後
(
しご
)
、
權藏
(
ごんざう
)
は
一時
(
いちじ
)
、
守本尊
(
まもりほんぞん
)
を
失
(
うしな
)
つた
體
(
てい
)
で、
頗
(
すこぶ
)
る
鬱々
(
ふさい
)
で
居
(
ゐ
)
ましたが、それも
少時
(
しばし
)
で、
忽
(
たちま
)
ち
元
(
もと
)
の
元氣
(
げんき
)
を
恢復
(
くわいふく
)
し、のみならず、
以前
(
いぜん
)
に
増
(
まし
)
て
働
(
はたら
)
き
出
(
だ
)
しました。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
日高川
(
ひだかがは
)
の
清姫
(
きよひめ
)
などは、
生
(
い
)
きながら
蛇
(
じや
)
になつたといふから、
之
(
これ
)
も
此
(
この
)
部類
(
ぶるゐ
)
に
入
(
い
)
れても
宜
(
よ
)
い。
死靈
(
しれう
)
は、
死後
(
しご
)
に
魂
(
たましひ
)
が
異形
(
いげう
)
の
姿
(
すがた
)
を
現
(
あら
)
はすもので、
例
(
れい
)
が
非常
(
ひぜう
)
に
多
(
おほ
)
い。
其
(
その
)
現
(
あら
)
はれ
方
(
かた
)
は
皆
(
みな
)
目的
(
もくてき
)
に
依
(
よ
)
つて
異
(
こと
)
なる。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
蜀山先生
嘗
(
かつて
)
謂予
(
よにいつて
)
曰
(
いはく
)
、
凡
(
およそ
)
文墨
(
ぶんぼく
)
をもつて世に遊ぶ
者
(
もの
)
画は論せず、
死後
(
しご
)
にいたり一字一百銭に
当
(
あて
)
らるゝ身とならば
文雅
(
ぶんがの
)
幸福
足
(
たる
)
べしといはれき。此先生は今其幸福あり、一字一百銭に
当
(
あて
)
らるゝ事
嗟乎
(
あゝ
)
難
(
かたい
)
かな。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
死後
(
しご
)
の
花見
(
はなみ
)
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
死後
(
しご
)
私
(
わたくし
)
はしばらくは
何事
(
なにごと
)
も
知
(
し
)
らずに
無自覚
(
むじかく
)
で
暮
(
くら
)
しました。
従
(
したが
)
ってその
期間
(
あいだ
)
がどれ
位
(
くらい
)
つづいたか、むろん
判
(
わか
)
る
筈
(
はず
)
もございませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
父親
(
ちちおや
)
の
死後
(
しご
)
、
少年
(
しょうねん
)
は、
労働者
(
ろうどうしゃ
)
となって、
工場
(
こうじょう
)
に
働
(
はたら
)
きました。
運命
(
うんめい
)
は、いろいろに、もてあそんだ。
彼
(
かれ
)
は、
機械
(
きかい
)
に
触
(
ふ
)
れて、
不具者
(
ふぐしゃ
)
になりました。
街の幸福
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
蜀山先生
嘗
(
かつて
)
謂予
(
よにいつて
)
曰
(
いはく
)
、
凡
(
およそ
)
文墨
(
ぶんぼく
)
をもつて世に遊ぶ
者
(
もの
)
画は論せず、
死後
(
しご
)
にいたり一字一百銭に
当
(
あて
)
らるゝ身とならば
文雅
(
ぶんがの
)
幸福
足
(
たる
)
べしといはれき。此先生は今其幸福あり、一字一百銭に
当
(
あて
)
らるゝ事
嗟乎
(
あゝ
)
難
(
かたい
)
かな。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
十兵衞
死後
(
しご
)
成
(
なる
)
故
(
ゆゑ
)
に右長庵
賣主
(
うりぬし
)
にて小手塚三次と
言
(
いふ
)
者受人に御座候と申立ける時越前守殿如何に長庵姉は十兵衞に
相頼
(
あひたの
)
まれ賣しならん
妹
(
いもと
)
の小夜衣は誰に頼まれて
賣渡
(
うりわた
)
せしや長庵答へて弟十兵衞
横死
(
わうし
)
の後金子は
紛失
(
ふんじつ
)
致し彌々
身體
(
しんたい
)
立行難
(
たちゆきがた
)
く十兵衞の妻安に頼まれ賣渡しの節三次を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
この
金
(
かね
)
で
死後
(
しご
)
の
始末
(
しまつ
)
をしてもらい、
残
(
のこ
)
りは、どうか
自分
(
じぶん
)
と
同
(
おな
)
じような、
不幸
(
ふこう
)
な
孤独
(
こどく
)
な
人
(
ひと
)
のために
費
(
つか
)
ってもらいたい。
三月の空の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
『
小櫻姫
(
こざくらひめ
)
は
貞女
(
ていじょ
)
の
亀鑑
(
かがみ
)
である』などと、
申
(
もう
)
しまして、
私
(
わたくし
)
の
死後
(
しご
)
に
祠堂
(
やしろ
)
を
立
(
た
)
て
神
(
かみ
)
に
祀
(
まつ
)
ってくれました。それが
現今
(
いま
)
も
残
(
のこ
)
っている、あの
小桜神社
(
こざくらじんじゃ
)
でございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
お
父
(
とう
)
さんは
朝
(
あさ
)
、
仕事
(
しごと
)
に
出
(
で
)
て、
日
(
ひ
)
が
暮
(
く
)
れると
帰
(
かえ
)
ってきました。いままでは、
日
(
ひ
)
が
暮
(
く
)
れてからのお
使
(
つか
)
いは、たいていお
母
(
かあ
)
さんがしましたが、お
母
(
かあ
)
さんの
死後
(
しご
)
は、
佐吉
(
さきち
)
がしなければなりませんでした。
酔っぱらい星
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
“死”で始まる語句
死
死骸
死人
死屍
死際
死霊
死去
死亡
死様
死別