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晝夜
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ちうや
ふりがな文庫
“
晝夜
(
ちうや
)” の例文
新字:
昼夜
して間を合せられよ某し儀格別日數の懸る事もあるまじ何分頼み置と云つゝ
直樣
(
すぐさま
)
出立なしたりけり元より
早足
(
はやあし
)
の半四郎ゆゑ
晝夜
(
ちうや
)
となく道を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
醫者
(
いしや
)
に
診
(
み
)
て
貰
(
もら
)
ふと、
發育
(
はついく
)
が
充分
(
じゆうぶん
)
でないから、
室内
(
しつない
)
の
温度
(
をんど
)
を
一定
(
いつてい
)
の
高
(
たか
)
さにして、
晝夜
(
ちうや
)
とも
變
(
かは
)
らない
位
(
くらゐ
)
、
人工的
(
じんこうてき
)
に
暖
(
あたゝ
)
めなければ
不可
(
いけ
)
ないと
云
(
い
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
當主
(
たうしゆ
)
は
養子
(
やうし
)
にて
此娘
(
これ
)
こそは
家
(
いへ
)
につきての
一粒
(
ひとつぶ
)
ものなれば
父母
(
ちゝはゝ
)
が
歎
(
なげ
)
きおもひやるべし、
病
(
やま
)
ひにふしたるは
櫻
(
さくら
)
さく
春
(
はる
)
の
頃
(
ころ
)
よりと
聞
(
き
)
くに、それより
晝夜
(
ちうや
)
瞼
(
まぶた
)
を
合
(
あは
)
する
間
(
ま
)
もなき
心配
(
しんぱい
)
に
疲
(
つか
)
れて
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
『
縱令
(
よし
)
、それが
全
(
まつた
)
く
卵
(
たまご
)
を
孵
(
かへ
)
す
邪魔
(
じやま
)
をしないにせよ』と
云
(
い
)
つて
鳩
(
はと
)
は、『それにしても、
私
(
わたし
)
は
晝夜
(
ちうや
)
蛇
(
へび
)
を
見張
(
みは
)
らなければならない!さう
云
(
い
)
へば、
私
(
わたし
)
はこの三
週間
(
しうかん
)
些
(
ちツ
)
とも
羊
(
ひつじ
)
の
影
(
かげ
)
も
見
(
み
)
ないが!』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
晝夜
(
ちうや
)
の
差別
(
さべつ
)
なく、
遠近
(
ゑんきん
)
から
參集
(
さんしふ
)
する
愚男愚女
(
ぐなんぐぢよ
)
は、一
里
(
り
)
の
道
(
みち
)
を
引
(
ひ
)
きも
切
(
き
)
らず。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
▼ もっと見る
天竺
(
てんぢく
)
の
靈山
(
れいざん
)
此處に來れり。
唐土
(
たうど
)
の
天台山
(
てんだいざん
)
親
(
まのあた
)
りここに見る。我が身は釋迦佛にあらず、
天台大師
(
てんだいだいし
)
にてはなし。然れども
晝夜
(
ちうや
)
に法華經をよみ、
朝暮
(
てうぼ
)
に
摩訶止觀
(
まかしくわん
)
を談ずれば、靈山淨土にも相似たり。
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
而かも其の聖人に及ばざるも亦此に在り。聖人は平生の
言動
(
げんどう
)
一として訓に非ざるは無し。而て※するに
臨
(
のぞ
)
みて、未だ必しも遺訓を
爲
(
つく
)
らず。
死生
(
しせい
)
を
視
(
み
)
ること眞に
晝夜
(
ちうや
)
の如し、
念
(
ねん
)
を
著
(
つ
)
くる所無し。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
戸口
(
とぐち
)
から
第
(
だい
)
一の
者
(
もの
)
は、
瘠
(
や
)
せて
脊
(
せ
)
の
高
(
たか
)
い、
栗色
(
くりいろ
)
に
光
(
ひか
)
る
鬚
(
ひげ
)
の、
眼
(
め
)
を
始終
(
しゞゆう
)
泣腫
(
なきは
)
らしてゐる
發狂
(
はつきやう
)
の
中風患者
(
ちゆうぶくわんじや
)
、
頭
(
あたま
)
を
支
(
さゝ
)
へて
凝
(
ぢつ
)
と
坐
(
すわ
)
つて、一つ
所
(
ところ
)
を
瞶
(
みつ
)
めながら、
晝夜
(
ちうや
)
も
別
(
わ
)
かず
泣
(
な
)
き
悲
(
かなし
)
んで、
頭
(
あたま
)
を
振
(
ふ
)
り
太息
(
といき
)
を
洩
(
もら
)
し
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
選
(
えら
)
び突出しの
仕着
(
しきせ
)
より茶屋々々の
暖簾
(
のれん
)
に至る迄も花々敷吉原中
大評判
(
おほひやうばん
)
故
(
ゆゑ
)
突出
(
つきだ
)
しの日より
晝夜
(
ちうや
)
の
客
(
きやく
)
絶
(
たえ
)
る間なく如何なる老人
醜
(
みにく
)
き男にても
麁末
(
そまつ
)
に扱はざれば人々皆
先
(
さき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
勝沼
(
かつぬま
)
の
町
(
まち
)
とても
東京
(
こゝ
)
にての
塲末
(
ばすゑ
)
ぞかし、
甲府
(
かうふ
)
は
流石
(
さすが
)
に
大厦高樓
(
たいかかうろう
)
、
躑躅
(
つつじ
)
が
崎
(
さき
)
の
城跡
(
しろあと
)
など
見
(
み
)
る
處
(
ところ
)
のありとは
言
(
い
)
へど、
汽車
(
きしや
)
の
便
(
たよ
)
りよき
頃
(
ころ
)
にならば
知
(
し
)
らず、こと
更
(
さら
)
の
馬車腕車
(
ばしやくるま
)
に一
晝夜
(
ちうや
)
をゆられて
ゆく雲
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ステーシヨン
迄
(
まで
)
の二百ヴエルスタの
道
(
みち
)
を二
晝夜
(
ちうや
)
で
過
(
す
)
ぎたが、
其間
(
そのあひだ
)
馬
(
うま
)
の
繼場々々
(
つぎば/\
)
で、ミハイル、アウエリヤヌヰチは、やれ、
茶
(
ちや
)
の
杯
(
こつぷ
)
の
洗
(
あら
)
ひやうが
奈何
(
どう
)
だとか、
馬
(
うま
)
を
附
(
つ
)
けるのに
手間
(
てま
)
が
取
(
と
)
れるとかと
力
(
りき
)
んで
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
語らひ品川宿近江屋儀右衞門の
地面
(
ぢめん
)
芝高輪
(
しばたかなわ
)
八山
(
やつやま
)
に
有
(
ある
)
を買取て普請にぞ取掛りける表門玄關使者の間
大書院
(
おほしよゐん
)
小
書院
(
しよゐん
)
居間
(
ゐま
)
其外諸役所長屋
等迄
(
とうまで
)
殘
(
のこ
)
る所なく入用を
厭
(
いと
)
はず
晝夜
(
ちうや
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
俄
(
には
)
かに
暑氣
(
しよき
)
つよくなりし
八月
(
はちぐわつ
)
の
中旬
(
なかば
)
より
狂亂
(
きやうらん
)
いたく
募
(
つの
)
りて
人
(
ひと
)
をも
物
(
もの
)
をも
見分
(
みわか
)
ちがたく、
泣
(
な
)
く
聲
(
こゑ
)
は
晝夜
(
ちうや
)
に
絶
(
た
)
えず、
眠
(
ねぶ
)
るといふ
事
(
こと
)
ふつに
無
(
な
)
ければ
落入
(
おちいり
)
たる
眼
(
まなこ
)
に
形相
(
ぎやうさう
)
すさまじく
此世
(
このよ
)
の
人
(
ひと
)
とも
覺
(
おぼ
)
えずなりぬ
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
晝
部首:⽇
11画
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
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晝夜帶
晝夜番