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こく
處が
此アルゼリヤ
國の
中でブリダアといふ
市府の
人は
分ても
怠惰ることが
好き、
道樂をして
日を
送ることが好きといふ次第である。
已にして
大夫鮑氏・
高・
國の
屬、
之を
害み、
景公に
譖す。
景公、
穰苴を
退く。
苴、
疾を
發して
死す。
田乞・
田豹の
徒、
此に
由つて
高・
國等を
怨む。
月は
浩々と
冴え
渡りて、
加ふるに
遙かの
沖に
停泊して
居る三四
艘の
某國軍艦からは、
始終探海電燈をもつて
海面を
照して
居るので、
其明なる
事は
白晝を
欺くばかりで
西洋各國にあるいろ/\の
博物館の
中で、
一風變つた
特色があつて
非常に
面白く
感じたのは、ヨーロッパのスエーデン
國のストックホルムにある
民俗博物館であります。
「止さないかよ馬鹿々々しい。大變の申し子が、大變
國から大變を賣りに來たやうぢやないか」
現在に
於ては、九
州、四
國から、
陸前、
陸奧、
出羽の
方まで
掛けて三十五ヶ
國に
亘り
發見されて
居るので、
加之横穴は一ヶ
所に
群在する
例が
多いのだから、
穴の
數を
算したら
試みに
世界に
於て
名ある
活火山を
擧げてみるならば、
南米エクワドル
國に
於るコトパクシ(
高さ
五千九百四十三米)は、
圓錐形の
偉大な
山であるが、
噴火の
勢力も
亦偉大で
今某國軍艦からの
探海燈は
其邊を
隈なく
照して
居るので、
其甲板の
裝置なども
手に
取るやうに
見える、
此船噸數一千
噸位、
船體は
黒色に
塗られて、
二本煙筒に
二本檣、
軍艦でない
事は
分つて
居るが
「何んだえ、八。大變
國から
飛脚が來たやうぢやないか」
大地開閉の
記事を
載せた
第三の
地震は
西暦千七百八十三年イタリー
國カラブリヤに
起つたものであつて、
地震に
因る
死者四萬、それに
續いて
起つた
疫病に
因る
死者二萬と
數へられたものである。
此地震の
場合に
於て、
大地の
開閉を
起した
所は、リスボンの
對岸、アフリカのモロッコ
國の
首府モロッコから
三里ほど
離れた
一部落であつて、そこにはベスンバ
種族と
呼ばれる
土民が
住まつてゐた。