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堂々
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だう/\
それで
他國の
立派な
堂々たる
小學校に
居て
急に
其樣見すぼらしい
學校に
來た
僕は
子供心にも
決して
愉快な
心地は
爲なかつたのです。
うろつく
者には、
傍目も
觸らず、
肅然として
廊下を
長く
打つて、
通つて、
廣い
講堂が、
青白く
映つて
開く、
其處へ
堂々と
入つたのです。
携へて
相隨ひ山内伊賀亮には
黒羽二重の
袷小袖に
柿染の
長上下その外赤川大膳藤井
左京皆々麻上下にて
續て隨ひ來る
其行粧は
威風堂々として四邊を
と
云ふものは、
碌々貝塚を
發掘して
見もせずに、
直ちに
地中の
秘密を
知つた
振をして、
僅少なる
遺物を
材料に、
堂々たる
大議論を
並べ、
然うして
自個の
學説を
立てるのに
急な
人が
無いでも
無い。
男瀧の
方はうらはらで、
石を
砕き、
地を
貫く
勢、
堂々たる
有様ぢや、
之が二つ
件の
巌に
当つて
左右に
分れて二
筋となつて
落ちるのが
身に
浸みて、
女瀧の
心を
砕く
姿は
ムヽ夫は實によい
手都合ソレ
呼込の聲の
下忽地和吉は呼び入れらるゝに
巍々堂々たる政府の
白洲一同
居並び
吟味の
體に和吉は見るより
幼稚意に大きに恐れハツと計りに平伏せしが
側を
自動車に
相乘して、
堂々と、
淺草、
上野、
銀座を
飛ばす、
當今の
貴婦人紳士と
雖も、これを
見たら
一驚を
吃するであらう。
誰も
口癖に
言ふ
事だが、
實に
時代の
推移である。
夢に
一個の
風采堂々たる
丈夫が
現れて、自分は
石清虚といふものである、
決して
心配なさるな、君と
別れて居るのは一年
許のことで、明年八月二日、
朝早く
海岱門に
詣で
見給へ
持せしは藤井
左京なり少し
離れて
白黒の
摘毛の鎗を
眞先に
押立麻上下にて馬上なるは赤川大膳にて今日の
御供頭たり右の同勢
堂々として渡邊橋の旅館を
立出下に/\と制しをなし御城代の
屋敷を
その
上ならず、
馬の
頭と
髭髯面を
被ふ
堂々たるコロンブスの
肖像とは、一
見まるで
比べ
者にならんのである。
且つ
鉛筆の
色はどんなに
巧みに
書いても
到底チヨークの
色には
及ばない。