“海岱門”の読み方と例文
読み方割合
かいたいもん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此日雲飛は待(ま)ちに待(ま)つた日が來(き)たので夜(よ)の明方(あけがた)に海岱門(かいたいもん)に詣(まう)で見ると、果(はた)して一人の怪(あや)しげな男が名石(めいせき)を擔(かつ)いで路傍(みちばた)に立て居るのを見た。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
處(ところ)で、此(こ)の蒋才子(しやうさいし)、今日(けふ)も又(また)例(れい)の(喜偶歩(ぐうほをよろこぶ)。)で、靴(くつ)の裏皮(うらかは)チヤラリと出懸(でか)けて、海岱門(かいたいもん)と云(い)ふ、先(ま)づは町盡(まちはづ)れ、新宿(しんじゆく)の大木戸邊(おほきどへん)を、ぶらり/\と、かの反身(そりみ)で、婦(たぼ)が突當(つきあた)つてくれれば可(い)い
麦搗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
夢(ゆめ)に一個(ひとり)の風采(ふうさい)堂々(だう/\)たる丈夫(ますらを)が現(あらは)れて、自分は石清虚(せきせいきよ)といふものである、決(けつ)して心配(しんぱい)なさるな、君と別(わか)れて居るのは一年許(ばかり)のことで、明年八月二日、朝(あさ)早(はや)く海岱門(かいたいもん)に詣(まう)で見給(みたま)へ
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)