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だんわ
ふりがな文庫
“
談話
(
だんわ
)” の例文
然
(
しか
)
し
是
(
これ
)
は
活
(
い
)
きた
話
(
はなし
)
とか、
交際
(
かうさい
)
とかと
云
(
い
)
ふものとは
又
(
また
)
別
(
べつ
)
で、
餘
(
あま
)
り
適切
(
てきせつ
)
な
例
(
れい
)
では
有
(
あ
)
りませんが、
例
(
たと
)
へば
書物
(
しよもつ
)
はノタで、
談話
(
だんわ
)
は
唱歌
(
しやうか
)
でせう。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
宗助
(
そうすけ
)
は
極
(
きは
)
めて
短
(
みじ
)
かい
其時
(
そのとき
)
の
談話
(
だんわ
)
を、
一々
(
いち/\
)
思
(
おも
)
ひ
浮
(
うか
)
べるたびに、
其
(
その
)
一々
(
いち/\
)
が、
殆
(
ほと
)
んど
無着色
(
むちやくしよく
)
と
云
(
い
)
つていゝ
程
(
ほど
)
に、
平淡
(
へいたん
)
であつた
事
(
こと
)
を
認
(
みと
)
めた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
激
(
げき
)
しているのでも無く、
怖
(
おそ
)
れているのでも無いらしい。が、何かと
談話
(
だんわ
)
をしてその
糸口
(
いとぐち
)
を引出そうとしても、夫はうるさがるばかりであった。
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
此時
(
このとき
)
如何
(
いか
)
に
憘
(
うれ
)
しく、また、
如何
(
いか
)
なる
談話
(
だんわ
)
のあつたかは
只
(
たゞ
)
諸君
(
しよくん
)
の
想像
(
さうぞう
)
に
任
(
まか
)
せるが、
茲
(
こゝ
)
に
一言
(
ひとこと
)
記
(
しる
)
して
置
(
お
)
かねばならぬのは、
此
(
この
)
大輕氣球
(
だいけいききゆう
)
の
事
(
こと
)
である。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
可成
(
かな
)
り
大
(
おほ
)
きいけれど、
僅
(
わづ
)
かに一
小破片
(
せうはへん
)
を
見出
(
みいだ
)
したのみといふ
八木
(
やぎ
)
水谷
(
みづたに
)
二
氏
(
し
)
の
談話
(
だんわ
)
など
考
(
かんが
)
へて、
余
(
よ
)
はおぼろ
氣
(
げ
)
ながら。
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
▼ もっと見る
葛城が軍艦から母の家に帰って来る毎に、彼は彼女と
談話
(
だんわ
)
を交えた。信仰を同じくし、師を同じくし、同じ理想を
趁
(
お
)
う二人は多くの点に於て一致を見出した。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
談話
(
だんわ
)
の
次手
(
ついで
)
に松川が塾の荒涼たるを
歎
(
かこ
)
ちしより、予は前日藪を
検
(
けん
)
せし
一切
(
いつさい
)
を物語らむと、「実は……」と
僅
(
わづか
)
に
言懸
(
いひか
)
けける、
正
(
まさ
)
に其時、
啾々
(
しう/\
)
たる女の
泣声
(
なきごえ
)
、針の穴をも通らむず糸より細く聞えにき。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
馬丁
(
うまかた
)
に
奪
(
うばは
)
れ一向に知れざる由
承
(
うけた
)
まはり氣の
毒
(
どく
)
に存じ彼是と
談話
(
だんわ
)
仕つりし中に
暇
(
ひま
)
取
(
とり
)
て
遲
(
おそ
)
く參り日
暮
(
くれ
)
にならざる
内
(
うち
)
歸
(
かへ
)
る心故
提燈
(
ちやうちん
)
の用意も仕らず歸りは夜に入
亥刻頃
(
ゐのこくごろ
)
にも相成りしと言ければ大岡殿其方は
細川
(
ほそかは
)
の家來と何れにて心
易
(
やす
)
くなりしや傳吉私し先年新吉原
三浦屋
(
みうらや
)
にて心
易
(
やす
)
く相成りました右
源次郎殿
(
げんじらうどの
)
の
妻
(
つま
)
は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
小六
(
ころく
)
から
坂井
(
さかゐ
)
の
弟
(
おとうと
)
、それから
滿洲
(
まんしう
)
、
蒙古
(
もうこ
)
、
出京
(
しゆつきやう
)
、
安井
(
やすゐ
)
、——
斯
(
か
)
う
談話
(
だんわ
)
の
迹
(
あと
)
を
辿
(
たど
)
れば
辿
(
たど
)
る
程
(
ほど
)
、
偶然
(
ぐうぜん
)
の
度
(
ど
)
はあまりに
甚
(
はなは
)
だしかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかしこれは
活
(
い
)
きた
話
(
はなし
)
とか、
交際
(
こうさい
)
とかと
云
(
い
)
うものとはまた
別
(
べつ
)
で、
余
(
あま
)
り
適切
(
てきせつ
)
な
例
(
れい
)
ではありませんが、
例
(
たと
)
えば
書物
(
しょもつ
)
はノタで、
談話
(
だんわ
)
は
唱歌
(
しょうか
)
でしょう。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
此
(
この
)
談話
(
だんわ
)
が
叔
(
をは
)
ると、
私
(
わたくし
)
は
大佐
(
たいさ
)
に
別
(
わかれ
)
を
告
(
つ
)
げ、
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
に
送
(
おく
)
られて、
前
(
まへ
)
の
不思議
(
ふしぎ
)
なる
道
(
みち
)
を
※
(
す
)
ぎて、
秘密造船所
(
ひみつぞうせんじよ
)
の
外
(
そと
)
へ
出
(
で
)
た。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
實
(
じつ
)
は
私
(
わたくし
)
は
貴方
(
あなた
)
との
談話
(
だんわ
)
に
於
(
おい
)
て、
此上
(
このうへ
)
も
無
(
な
)
い
滿足
(
まんぞく
)
を
得
(
え
)
ましたのです。で、
私
(
わたくし
)
は
貴方
(
あなた
)
のお
話
(
はなし
)
を
不殘
(
のこらず
)
伺
(
うかゞ
)
ひましたから、
此度
(
こんど
)
は
何卒
(
どうぞ
)
私
(
わたくし
)
の
話
(
はなし
)
をもお
聞
(
き
)
き
下
(
くだ
)
さい。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
けれども
小六
(
ころく
)
はさう
云
(
い
)
ふ
話
(
はなし
)
が
盡
(
つ
)
きても、まだ
遣
(
や
)
つて
來
(
き
)
た。それで
仕舞
(
しまひ
)
には、
友達
(
ともだち
)
が、
小六
(
ころく
)
は、
退屈
(
たいくつ
)
の
餘
(
あま
)
りに
訪問
(
はうもん
)
をして、
談話
(
だんわ
)
の
復習
(
ふくしふ
)
に
耽
(
ふけ
)
るものだと
評
(
ひやう
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
貴君
(
きくん
)
、
今
(
いま
)
本艦
(
ほんかん
)
水兵
(
すいへい
)
と
貴君
(
きくん
)
の
同伴者
(
どうはんしや
)
なる
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
との
談話
(
だんわ
)
によると、
貴君等
(
きくんら
)
は、
我
(
わ
)
が
最
(
もつと
)
も
親密
(
しんみつ
)
なる
海軍大佐櫻木重雄君
(
かいぐんたいささくらぎしげをくん
)
と
縁故
(
えんこ
)
の
人
(
ひと
)
の
樣
(
やう
)
に
思
(
おも
)
はれるが、
果
(
はた
)
して
左樣
(
さう
)
ですか。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
実
(
じつ
)
は
私
(
わたくし
)
は
貴方
(
あなた
)
との
談話
(
だんわ
)
において、この
上
(
うえ
)
も
無
(
な
)
い
満足
(
まんぞく
)
を
得
(
え
)
ましたのです。で、
私
(
わたくし
)
は
貴方
(
あなた
)
のお
話
(
はなし
)
を
不残
(
のこらず
)
伺
(
うかが
)
いましたから、こんどはどうぞ
私
(
わたくし
)
の
話
(
はなし
)
をもお
聞
(
き
)
き
下
(
くだ
)
さい。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
ストーブの
熾
(
さか
)
んに燃える父伯爵の居間に集り、いろいろ面白い
談話
(
だんわ
)
に
耽
(
ふけ
)
って
居
(
お
)
る、その面白い談話と云うのは、
好奇
(
ものずき
)
な娘達が
頻
(
しき
)
りに聴きたがる、
妖怪
(
ようかい
)
談や幽霊物語の類で、
談話
(
はなし
)
上手の伯爵が
黄金の腕環:流星奇談
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
“談話”の意味
《名詞》
会話すること。話すこと。また、会話。
特定の事柄に対し、非公式に(ないし形式張らずに)意見を述べること。
(出典:Wiktionary)
談
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
話
常用漢字
小2
部首:⾔
13画
“談話”で始まる語句
談話室
談話声
談話半
談話仲間
談話度事