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割合
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わりあひ
ふりがな文庫
“
割合
(
わりあひ
)” の例文
仕
(
し
)
方なくそれは
諦
(
あきら
)
めたが、その
頃
(
ころ
)
から
割合
(
わりあひ
)
に手先の
器用
(
きよう
)
な
私
(
わたし
)
だつたので、「
少
(
せう
)
年
寫眞術
(
しやしんじゆつ
)
」の
説明
(
せつめい
)
に
從
(
したが
)
つて、
私
(
わたし
)
はとう/\寫
眞器
(
しんき
)
自作
(
じさく
)
を
志
(
こゝろざし
)
た。
写真と思ひ出:――私の写真修行――
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
斯
(
か
)
うと、四五十二、四六十三、四七——オヤ!そんな
割合
(
わりあひ
)
では二十にならないわ!けど、
乘算
(
じようざん
)
九々
表
(
ひやう
)
も
當
(
あて
)
にならないのね。
今度
(
こんど
)
は
地理
(
ちり
)
の
方
(
はう
)
よ。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
其
(
そ
)
れだから
彼等
(
かれら
)
は
婚姻
(
こんいん
)
の
當日
(
たうじつ
)
にも
仕事
(
しごと
)
の
割合
(
わりあひ
)
にしては
餘
(
あま
)
りに
多人數
(
たにんず
)
に
過
(
す
)
ぎるので、
一
(
ひと
)
つ
仕事
(
しごと
)
に
集
(
あつま
)
つては
屈託
(
くつたく
)
ない
容子
(
ようす
)
をして
饒舌
(
しやべ
)
るのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「當代の御主人なのだ。」嬉しい言葉! その次に何が
來
(
こ
)
ようとも——どんなことが出て來ようとも——
割合
(
わりあひ
)
に落着いて聞いてをられさうであつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
日本
(
につぽん
)
に
於
(
お
)
ける
大地震
(
だいぢしん
)
の
統計
(
とうけい
)
によれば、
餘
(
あま
)
り
大
(
おほ
)
きくない
町村
(
ちようそん
)
に
於
(
おい
)
て、
潰家
(
かいか
)
十一軒毎
(
じゆういつけんごと
)
に
一名
(
いちめい
)
の
死者
(
ししや
)
を
生
(
しよう
)
ずる
割合
(
わりあひ
)
である。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
▼ もっと見る
ハヽー少し
逆上
(
ぎやくじやう
)
して
居
(
ゐ
)
るやうぢやから、カルメロを一
分
(
ぶ
)
三
厘
(
りん
)
にヤーラツパを五
分
(
ふん
)
調合
(
てうがふ
)
して
遣
(
つかは
)
すから、
小屋
(
こや
)
へ
帰
(
かへ
)
つて一
日
(
にち
)
に三
囘
(
くわい
)
の
割合
(
わりあひ
)
で
服薬
(
ふくやく
)
いたすがよい。
華族のお医者
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
併
(
しか
)
し
爲替相場
(
かはせさうば
)
の
騰貴
(
とうき
)
した
割合
(
わりあひ
)
には
低落
(
ていらく
)
せざるのみならず七
月
(
ぐわつ
)
以來
(
いらい
)
常
(
つね
)
に
非常
(
ひじやう
)
な
好賣行
(
かううれゆき
)
であつて
爲替相場
(
かはせさうば
)
は
漸次
(
ぜんじ
)
騰貴
(
とうき
)
するに
拘
(
かゝは
)
らず九
月
(
ぐわつ
)
に
入
(
い
)
りては千三百五十
圓
(
ゑん
)
となつたのである。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
一日
(
いちにち
)
床
(
とこ
)
を
敷
(
し
)
いて
臥
(
ふせ
)
つて
居
(
ゐ
)
た
事
(
こと
)
も
一度
(
いちど
)
や
二度
(
にど
)
では
御座
(
ござ
)
りませぬ、
私
(
わたし
)
は
泣虫
(
なきむし
)
で
御座
(
ござ
)
いますから、その
強情
(
がうじやう
)
の
割合
(
わりあひ
)
に
腑甲斐
(
ふがひ
)
ないほど
掻卷
(
かいまき
)
の
襟
(
えり
)
に
喰
(
くひ
)
ついて
泣
(
な
)
きました、
唯々
(
たゞ/\
)
口惜
(
くや
)
し
涙
(
なみだ
)
なので
この子
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
輕氣球
(
けいきゝゆう
)
と
共
(
とも
)
に、
海洋
(
かいやう
)
の
唯中
(
たゞなか
)
に
落込
(
おちこ
)
んだ
吾等
(
われら
)
兩人
(
りやうにん
)
は、
一時
(
いちじ
)
は
數
(
すう
)
十
尺
(
しやく
)
深
(
ふか
)
く
海底
(
かいてい
)
に
沈
(
しづ
)
んだが、
幸
(
さひはひ
)
にも、
落下
(
らくか
)
の
速力
(
そくりよく
)
の
割合
(
わりあひ
)
に
緩慢
(
くわんまん
)
であつた
爲
(
ため
)
と、また
浪
(
なみ
)
に
氣球
(
きゝゆう
)
が
抵杭
(
ていかう
)
した
爲
(
ため
)
に、
絶息
(
ぜつそく
)
する
程
(
ほど
)
でもなく
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
其上
(
そのうへ
)
體質
(
たいしつ
)
の
割合
(
わりあひ
)
に
精力
(
せいりよく
)
がつゞくから、
若
(
わか
)
い
血氣
(
けつき
)
に
任
(
まか
)
せて
大抵
(
たいてい
)
の
事
(
こと
)
はする。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
呼
(
よび
)
我等が名代に萬八へ行き仲間の者にも
知己
(
ちかづき
)
に成るべしと云ふに千太郎は
畏
(
かしこ
)
まり候と
頓
(
やが
)
て支度に掛りしに持參の衣類は
商人
(
あきうど
)
には立派過ると養父の
差※
(
さしづ
)
に
毎
(
いつ
)
もの
松坂縞
(
まつざかじま
)
の布子に
御納戸木綿
(
おなんどもめん
)
の
羽織
(
はおり
)
何所
(
どこ
)
から見ても大家の養子とは受取兼る樣子なり其時養父五兵衞は千太郎に云ひける樣今日の
馳走
(
ちそう
)
は總て
割合
(
わりあひ
)
勘定
(
かんぢやう
)
なれば
遠慮
(
ゑんりよ
)
には
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
朝鮮牛
(
てうせんうし
)
が
大分
(
だいぶ
)
輸入
(
ゆにふ
)
されたが
狗
(
いね
)
ころの
樣
(
やう
)
な
身體
(
からだ
)
で
割合
(
わりあひ
)
に
不廉
(
たか
)
いからどうしたものだか
抔
(
など
)
といふことが
際限
(
さいげん
)
もなくがや/\と
大聲
(
おほごゑ
)
で
呶鳴
(
どな
)
り
合
(
あ
)
うた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
爲替相場
(
かはせさうば
)
が六
箇月
(
かげつ
)
の
間
(
あひだ
)
に
約
(
やく
)
一
割
(
わり
)
一
分
(
ぶ
)
回復
(
くわいふく
)
した
割合
(
わりあひ
)
から
見
(
み
)
れば
物價低落
(
ぶつかていらく
)
の
割合
(
わりあい
)
は
少
(
すくな
)
いのであるが、
輸入品
(
ゆにふひん
)
は
爲替相場
(
かはせさうば
)
の
騰落
(
とうらく
)
の
影響
(
えいきやう
)
を
受
(
う
)
けそれ
丈
(
だ
)
け
價格
(
かかく
)
が
騰落
(
とうらく
)
する
譯
(
わけ
)
であるけれど
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
從來
(
じうらい
)
彼
(
かれ
)
が
遠
(
とほ
)
く
奉公
(
ほうこう
)
に
出
(
で
)
て
居
(
ゐ
)
て
幾
(
いく
)
らでも
慰藉
(
ゐしや
)
の
途
(
みち
)
を
發見
(
はつけん
)
して
居
(
ゐ
)
たのは
割合
(
わりあひ
)
に
暖
(
あたゝ
)
かな
懷
(
ふところ
)
を
殆
(
ほと
)
んど
費
(
つひや
)
しつゝあつたからである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
割
常用漢字
小6
部首:⼑
12画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“割合”で始まる語句
割合羽