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賛成
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さんせい
ふりがな文庫
“
賛成
(
さんせい
)” の例文
旧字:
贊成
「だって、そんないやな
魚
(
さかな
)
なんか、
私
(
わたし
)
、かうのはきらいだわ。」と、とき
子
(
こ
)
姉
(
ねえ
)
さんは、
正吉
(
しょうきち
)
くんのいうことに
賛成
(
さんせい
)
しませんでした。
ちょうせんぶなと美しい小箱
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ドノバンも富士男も
賛成
(
さんせい
)
した。一同はうちつれて山田左門の墓にもうで、ゴルドンの
慷慨淋漓
(
こうがいりんり
)
たる
弔詞
(
ちょうし
)
のもとに
礼拝
(
らいはい
)
をおわった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
わたしはカピに向かってこの計画を言い聞かせると、かれはよくわかったとみえて、さっそく
賛成
(
さんせい
)
の意をほえてみせた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
それで、ガチョウの申し出に
賛成
(
さんせい
)
して、じゃ、そうしよう、と、言おうとしました。と、そのとき、うしろのほうでバタバタという大きな音がしました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
それは、野の子として育つことには
賛成
(
さんせい
)
だが、泥沼の子になることには警戒心をもったからである。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
▼ もっと見る
「
賛成
(
さんせい
)
、
賛成
(
さんせい
)
。さあ、ではすぐ
白
(
しろ
)
のおじいさんに、
行
(
い
)
ってもらうことにしましょう。」
猫の草紙
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
きみたちは、これにもこころよく
賛成
(
さんせい
)
してくれた。それで、ぼくも気持ちよくきみたちと
練習
(
れんしゅう
)
を続けてきたのだ。おかげで、ぼくらのチームも、かなり力がついてきたと思っている。
星野くんの二塁打
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
神君の
御彦
(
おんひこ
)
に當らせ給へり紀州公こそ
然
(
しかる
)
べからんとぞ申されける諸侯其
儀
(
ぎ
)
道理
(
もつとも
)
然るべしと
異口同音
(
いくどうおん
)
に
賛成
(
さんせい
)
なれば
彌々
(
いよ/\
)
紀伊家より御
相續
(
さうぞく
)
と
相極
(
あひきは
)
まる是に因て同年八月
吉宗公
(
よしむねこう
)
と御
改名
(
かいめい
)
あり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
そして、
奧
(
おく
)
さんの
熱
(
ねつ
)
心な
賛成
(
さんせい
)
を
得
(
え
)
た上で、
苦
(
くる
)
しい内から
漸
(
やうや
)
く工
面
(
めん
)
して、
非常
(
ひじやう
)
な
期待
(
きたい
)
とともに
買
(
か
)
ひ
求
(
もと
)
めたのが、ちの一万二千三百七十五
号
(
がう
)
といふたつた一
枚
(
まい
)
の、その△△
債劵
(
さいけん
)
なのであつた。
夢
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
と
勇気
(
ゆうき
)
をふるって
僕
(
ぼく
)
がいった。すると、あとのものもみな
賛成
(
さんせい
)
してしまった。
ごんごろ鐘
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
の
女子教育
(
ぢよしきよういく
)
を
賛成
(
さんせい
)
といひがたき
心
(
こヽろ
)
よりお
園
(
その
)
にも
學校
(
がくかう
)
がよひ
爲
(
さ
)
せたくなく、
廻
(
まわ
)
り
路
(
みち
)
でもなき
歸宅
(
かへり
)
がけの一
時間
(
じかん
)
を
此家
(
こヽ
)
に
寄
(
よ
)
りては
讀書
(
どくしよ
)
算術
(
さんじゆつ
)
、
思
(
おも
)
ふやうに
教
(
をし
)
へて
見
(
み
)
れば
記憶
(
きおく
)
もよく
分
(
わか
)
りも
早
(
はや
)
く
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
『
無論
(
むろん
)
さうさ』と
公爵夫人
(
こうしやくふじん
)
は、
直
(
たゞ
)
ちに
愛
(
あい
)
ちやんの
云
(
い
)
ふことに
賛成
(
さんせい
)
しました
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
と
話
(
はな
)
しかけると、
好奇
(
ものずき
)
の
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は一も二もなく
賛成
(
さんせい
)
だ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ぢや君も
菊池寛
(
きくちくわん
)
氏に全然
賛成
(
さんせい
)
してゐるのかね?
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
賛成
(
さんせい
)
!
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
「やはり、それがいい。」と、
青木
(
あおき
)
も、
小田
(
おだ
)
も、
賛成
(
さんせい
)
しました。六
年生
(
ねんせい
)
の
二人
(
ふたり
)
は、
反対
(
はんたい
)
しなかったが、だまっていました。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「それにはぼくは
賛成
(
さんせい
)
ができない。このばあい、ほかから助けを待つべきでない。ぼくら自身の力で、ぼくらの生命をまもる決心をしなければならん」
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
ぼくが、
監督
(
かんとく
)
に
就任
(
しゅうにん
)
するときに、きみたちに話したことばを、みんなはおぼえてくれているだろうな。ぼくは、きみたちがぼくを
監督
(
かんとく
)
としてむかえることに
賛成
(
さんせい
)
なら、
就任
(
しゅうにん
)
してもいい。
星野くんの二塁打
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
見物人の
拍手
(
はくしゅ
)
かっさいと
笑
(
わら
)
い
声
(
ごえ
)
で、しかしその答えはじゅうぶんであった。みんなは親方に
賛成
(
さんせい
)
して
巡査
(
じゅんさ
)
を
嘲弄
(
ちょうろう
)
した。とりわけジョリクールがかげでしかめっ
面
(
つら
)
をするのをおもしろがっていた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
拍
(
う
)
つて
賛成
(
さんせい
)
し
主從
(
しゆじゆう
)
日夜
(
にちや
)
額
(
ひたひ
)
をあつめて
其方法
(
そのはうはふ
)
を
講
(
かう
)
じ
居
(
ゐ
)
たりき
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「
僕
(
ぼく
)
も
賛成
(
さんせい
)
。」
ごんごろ鐘
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
「だからお
母
(
かあ
)
さん、かってもいいでしょう。」と、
正
(
しょう
)
ちゃんは
賛成
(
さんせい
)
してくれるものがないので、
心
(
こころ
)
ぼそくなりました。
正ちゃんとおかいこ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「そりゃ
無謀
(
むぼう
)
だ。みずから危険のふちにのぞむことは、
賛成
(
さんせい
)
できない」
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
こう言うと、カピも「
賛成
(
さんせい
)
」というように、一声高くウーとほえた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「
賛成
(
さんせい
)
。」
ごんごろ鐘
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
「また、ボールをやらない?」というと、
誠
(
まこと
)
さんも
太郎
(
たろう
)
さんも
賛成
(
さんせい
)
しましたが、
少年
(
しょうねん
)
はお
使
(
つか
)
いにきたのでもうかえらなければならないといいました。
ボールの行方
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
わたしはカピの
賛成
(
さんせい
)
を
得
(
え
)
たのでうれしかった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
「
僕
(
ぼく
)
たちも、いっしょに、ペスをさがしにゆこう。そして、はやく
見
(
み
)
つかったら、みんなで
釣
(
つ
)
りに
出
(
で
)
かけよう。」と、
小田
(
おだ
)
がいいますと、
高橋
(
たかはし
)
も
賛成
(
さんせい
)
しました。
ペスをさがしに
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「そうだ、
正
(
しょう
)
ちゃんは、いつも
徒競走
(
ときょうそう
)
では、一
番
(
ばん
)
だから、
練習
(
れんしゅう
)
して、マラソン
選手
(
せんしゅ
)
になるといいよ。」と、
武夫
(
たけお
)
は
手
(
て
)
をたたいて、
正吉
(
しょうきち
)
の
思
(
おも
)
いつきに
賛成
(
さんせい
)
しました。
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「よく
知
(
し
)
った
人
(
ひと
)
なら、
入
(
い
)
れるかもしれませんけれど、お
湯
(
ゆ
)
などへ、おあしを
持
(
も
)
たずに、いく
人
(
ひと
)
はありません。」と、おかあさんは、おじいさんの
意見
(
いけん
)
に、
賛成
(
さんせい
)
でした。
かたい大きな手
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
みんなは、その
種子
(
たね
)
のいったことに
賛成
(
さんせい
)
しました。しかしみんなが
明
(
あか
)
るい
世界
(
せかい
)
を
慕
(
した
)
ったけれど、そのかいがなく、
土
(
つち
)
の
上
(
うえ
)
に
出
(
で
)
ることを
得
(
え
)
たものは、ただ一つだけでありました。
明るき世界へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「そんなら、
俺
(
おれ
)
たちは、おじいさんに
案内
(
あんない
)
を
頼
(
たの
)
んで、
出
(
で
)
かけることにしようじゃないか。」と、
中
(
なか
)
でも、もっとも
野生
(
やせい
)
を
有
(
ゆう
)
していた、
K
(
ケー
)
がんが、さっそくこの
説
(
せつ
)
に
賛成
(
さんせい
)
しました。
がん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ああ、それがいい。」と、
良
(
りょう
)
ちゃんは
賛成
(
さんせい
)
して、
清
(
せい
)
ちゃんにも
相談
(
そうだん
)
しました。
クラリネットを吹く男
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と、
B
(
ビー
)
がんがいうと、
K
(
ケー
)
がんも、
S
(
エス
)
がんも、みんながその
言葉
(
ことば
)
に
賛成
(
さんせい
)
しました。
がん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
賛成
(
さんせい
)
、
賛成
(
さんせい
)
!」と、
N
(
エヌ
)
くんが
同感
(
どうかん
)
して、
熱
(
あつ
)
い
拍手
(
はくしゅ
)
をおくりました。
太陽と星の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
先生
(
せんせい
)
からの
話
(
はなし
)
とあって、
祖父
(
そふ
)
は、わけもなく
賛成
(
さんせい
)
したのです。
しいたげられた天才
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ああ、お
話
(
はなし
)
がいいね。」と、みんなが、
賛成
(
さんせい
)
しました。
夏の晩方あった話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
賛成
(
さんせい
)
、
賛成
(
さんせい
)
!」
おかめどんぐり
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
賛
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
成
常用漢字
小4
部首:⼽
6画
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賛成者