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其代
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そのかは
御前も
一人ぢやなし、
兄さんもある
事だから
能く
相談をして
見たら
好いだらう。
其代り
私も
宗さんに
逢つて、
篤くり
譯を
話しませうから。
其代り二十八
日には
大失敗をして、
坑に
入ると
忽ち
異臭紛々たる
物を
踏付けた。これは
乞食の
所爲だと
思ふ。
うーむ、水まで
借りて使ふんだな。妻「
其代りお
前の
嗜な物を
取て置いたよ。亭「え、
何を。妻「
赤飯。 ...
……ロミオどの、おのが
有でもない
名を
棄てゝ、
其代りに、
予の
身をも、
心をも
取って
下され。
裾曳摺りて
奥様といへど、女は
竟に女
也当世の
臍繰要訣に
曰く出るに
酒入つても
酒、つく/\
良人が
酒浸して
愛想の
尽きる事もございますれど、
其代りの一
徳には
月々の
遣払ひに
も呼れて五百兩の
盜賊相知れしにより
人違ひにて是迄雲源を
苦め候
間其代り雲源を
宜敷扶持致すべしと申渡され雲源は
出牢となり利兵衞は得意を吉三郎に返さゞる
段不屆なれば身代を
宗助は
折角の
好意を
辭退しない
譯に
行かなかつた。
其代りに、
失禮ですがと
前置をして、
主人が
此屏風を
手に
入れるに
就て、
何れ
程の
金額を
拂つたかを
尋ねた。
余の
發見したのは
此三
種の
例外で、
突起の
無いのである。
其代り、
兩端に
二箇宛の
小孔が
穿つてある。
紐に
類した
物を
通して、それを
抓む
樣にしたのかも
知れぬ。
『
然し、
其代り、
大分色は
黒くなりましたよ。はい。』
宗助は
薄笑ひをしたぎり、
何とも
答へなかつた。
其代り
推して、
御米の
信仰に
就いて、
詳しい
質問も
掛けなかつた。
御米には、それが
仕合せかも
知れなかつた。
其代りに
奧壁から一
尺二
寸隔て、一
列に
石が
並べてあり、それから三
尺を
隔て、
又第二
列の
石が
列べてある。
其間に、
人骨の
腐蝕したのが二三
體泥の
如くなつて
横はつて
居る。
鐵鏃がある。