“酒浸”の読み方と例文
読み方割合
さけびた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仕事のうえの嫉妬(しっと)ではなく、それまでのじだらくな遊蕩(ゆうとう)や、酒浸(さけびた)りの習慣から縁を切って、すべてを絵にうちこませるために、わざとそんなふうに邪険なことをしたのではないか。
扇野 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
裾(すそ)曳摺(ひきず)りて奥様(おくさま)といへど、女は竟(つい)に女也(なり)当世(たうせい)の臍繰(へそくり)要訣(えうけつ)に曰(いわ)く出るに酒入(さけい)つても酒(さけ)、つく/\良人(やど)が酒浸(さけびた)して愛想(あいそう)の尽(つ)きる事もございますれど、其代(そのかは)りの一徳(とく)には月々(つき/\)の遣払(つかひはら)ひに
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
彼等は主膳に酒を飲ませておいて——ではない、主膳が昨晩から酒浸(さけびた)りになって、今は熟睡しているのをよいことにして、体(てい)のいい置いてけぼりを食わせて、みんな出払ってしまいました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)