“さけびた”の漢字の書き方と例文
語句割合
酒浸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒浸さけびたしになってる赤ぶくれの兄の顔は、十年以前と、さしたる変わりはなかったが、姉はもうしわくちゃな、よいばあさんになっていた。おいはがんじょうな男ざかりになって、稲をかついでいた。
落穂 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
なくては過ごせぬ酒浸さけびたりのまま、その儀はふッつり断念仕り候
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)