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不
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ふ
ふりがな文庫
“
不
(
ふ
)” の例文
「なにが、あなたの
幸福
(
こうふく
)
になるか、また、
不
(
ふ
)
しあわせになるかわかりません。」と、
鳥
(
とり
)
は、すぐに
花
(
はな
)
の
願
(
ねが
)
いをばきき
入
(
い
)
れませんでした。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そうした
不
(
ふ
)
しだらな恋愛の常習者だからだときめてしまうにきまっていると思うからなんです。
華やかな罪過
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
そして、一月に七八
回
(
くわい
)
が二三
回
(
くわい
)
になり、やがて一
度
(
ど
)
行くか行かないかになると、
練習
(
れんしふ
)
不
(
ふ
)
足で
腕
(
うで
)
も
鈍
(
にぶ
)
くなつて來た。百五十
點
(
てん
)
がせいぜい百
點
(
てん
)
といふ
處
(
ところ
)
にさがつた。
興味
(
けうみ
)
がへつた。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
即
(
すなは
)
ち
日本人
(
にほんじん
)
の
姓名
(
せいめい
)
は
唯
(
い
)
一
不
(
ふ
)
二である。
姓
(
せい
)
と
名
(
めい
)
と
連續
(
れんぞく
)
して一つの
固有名
(
こゆうめい
)
を
形
(
かたち
)
づくる。
誤まれる姓名の逆列
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
、
不
(
ふ
)
つごうだとは、お思いにならないでしょうな。
アラビヤンナイト:04 四、船乗シンドバッド
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
▼ もっと見る
すると秀吉は、急に
不
(
ふ
)
きげん極まる顔をして
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さらばといって、あの
孤独
(
こどく
)
なかしの
木
(
き
)
が
幸福
(
こうふく
)
で、
秋
(
あき
)
になると
枯
(
か
)
れてしまう
草
(
くさ
)
が、はたして
不
(
ふ
)
しあわせであるということができるだろうか?
大きなかしの木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
球突語
(
たまつきご
)
でいへばいはゆる
氣
(
き
)
分
球
(
たま
)
で、日々の出來
不
(
ふ
)
出來がひどかつた。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
「なんという、あの
人
(
ひと
)
は、
不
(
ふ
)
しあわせの
人
(
ひと
)
なんでしょうね。」と、
花
(
はな
)
は、あの
男
(
おとこ
)
が
独
(
ひと
)
り
言
(
ごと
)
していたことなどを
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
しながらいいました。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「どういうものか、
私
(
わたし
)
のところの
芋
(
いも
)
は、たいへんに
不
(
ふ
)
できだが、おまえさんのところの
芋
(
いも
)
はどんなですかい。」といいました。
自分で困った百姓
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
小
(
ちい
)
さな
火鉢
(
ひばち
)
にわずかばかりの
炭
(
すみ
)
をたいたのでは、
湯気
(
ゆげ
)
を
立
(
た
)
てることすら
不
(
ふ
)
十
分
(
ぶん
)
で、もとより
室
(
しつ
)
を
暖
(
あたた
)
めるだけの
力
(
ちから
)
はなかった。
三月の空の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
女
(
おんな
)
は、また
一人
(
ひとり
)
になりました。そして、たよりない
日
(
ひ
)
を
送
(
おく
)
らなければならなくなりました。
村
(
むら
)
の
人
(
ひと
)
は、この
不
(
ふ
)
しあわせの
女
(
おんな
)
に
同情
(
どうじょう
)
をしました。
ちょうと三つの石
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
このときから、
長
(
なが
)
い
間
(
あいだ
)
不
(
ふ
)
しあわせであった
人形
(
にんぎょう
)
は、もう一つのしあわせ
人形
(
にんぎょう
)
と
同
(
おな
)
じように、しあわせになったのであります。
気まぐれの人形師
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
正
(
しょう
)
ちゃんは、
寝起
(
ねお
)
きのいい
子
(
こ
)
でありましたけれど、おりには、
不
(
ふ
)
きげんで、
泣
(
な
)
くこともありました。そんなとき、
彼女
(
かのじょ
)
は、うちわを
持
(
も
)
ってきて
遠方の母
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
こんど、とれてから、はじめて、
堅
(
かた
)
いものでもほかの
歯
(
は
)
でかめるので、
入
(
い
)
れ
歯
(
ば
)
の
不
(
ふ
)
できであったことがわかったのでした。
金歯
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「そんなら、こちらのなにも
書
(
か
)
いてない
箱
(
はこ
)
の
中
(
なか
)
に
入
(
はい
)
っているお
人形
(
にんぎょう
)
さんは、
不
(
ふ
)
しあわせな
人形
(
にんぎょう
)
なんですか。」と、
彼女
(
かのじょ
)
は、おじいさんに
問
(
と
)
いました。
気まぐれの人形師
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、いまでは、お
母
(
かあ
)
さんも、
美代子
(
みよこ
)
も
乾物屋
(
かんぶつや
)
の
人
(
ひと
)
たちが、
不
(
ふ
)
しんせつであったということを
忘
(
わす
)
れてしまいました。
ごみだらけの豆
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「わたしほど、
不
(
ふ
)
しあわせなものが、
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
にありましょうか。」と、すみれは、かなしい、
細
(
ほそ
)
い
声
(
こえ
)
でいいました。
すみれとうぐいすの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ああ、ここにありました。」といって、
娘
(
むすめ
)
は
雪
(
ゆき
)
のかかった
人形
(
にんぎょう
)
を
拾
(
ひろ
)
いあげた。そして、
心
(
こころ
)
の
中
(
なか
)
で、なんという
不
(
ふ
)
しあわせの
人形
(
にんぎょう
)
だろうと
思
(
おも
)
いました。
気まぐれの人形師
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
わたしは、みんなの
幸福
(
こうふく
)
をのろったけれど、こういうように、ある一
部
(
ぶ
)
の
人々
(
ひとびと
)
が
不
(
ふ
)
しあわせで、ある一
部
(
ぶ
)
の
人々
(
ひとびと
)
がしあわせであることを
望
(
のぞ
)
まなかった。
消えた美しい不思議なにじ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、
目
(
め
)
の
中
(
なか
)
に、
不
(
ふ
)
しあわせな、
貧
(
まず
)
しい、
自分
(
じぶん
)
の
母
(
はは
)
の
姿
(
すがた
)
を
描
(
えが
)
いて、
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
に
思
(
おも
)
わずにはいられなかったのです。
新しい町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ただ、それが、ほんとうにあなたを、
幸福
(
こうふく
)
にさせるか、
不
(
ふ
)
しあわせにさせるか
知
(
し
)
らないのです。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あの
不
(
ふ
)
しんせつであった
町
(
まち
)
の
人々
(
ひとびと
)
も、きっと
思
(
おも
)
いあたったろう。いまごろはどんなにやさしい
人
(
ひと
)
たちになっているかしれない。きっと、
手
(
て
)
がなくて
弱
(
よわ
)
っているものもあろう。
塩を載せた船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
美代子
(
みよこ
)
は、うっかりして、とんだ
役
(
やく
)
にたたないものを
買
(
か
)
ってきたと
後悔
(
こうかい
)
しました。そして、こんなものを
黙
(
だま
)
って
売
(
う
)
った、
乾物屋
(
かんぶつや
)
の
不
(
ふ
)
しんせつを
思
(
おも
)
わずにいられませんでした。
ごみだらけの豆
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そういわれれば、わたしは
正直
(
しょうじき
)
に
答
(
こた
)
えますが、あなたは、ほんとうに
不
(
ふ
)
しあわせな
方
(
かた
)
です。
小さな赤い花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
うぐいすは、やさしいすみれのいうことを、
同情
(
どうじょう
)
して
聞
(
き
)
いていました。そして、どうして、この
二人
(
ふたり
)
は、たがいに、
不
(
ふ
)
しあわせに
生
(
う
)
まれてきたのだろうと
憫
(
あわ
)
れみ
合
(
あ
)
ったのです。
すみれとうぐいすの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
お
日
(
ひ
)
さま、どうして、
私
(
わたし
)
たちばかり、こんなに
不
(
ふ
)
しあわせでなければならぬのでしょうか。
はちとばらの花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ああ、わたしほど、
不
(
ふ
)
しあわせなものはない。」と、すみれは、ため
息
(
いき
)
をしました。
すみれとうぐいすの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ねっからだめでした。こんな
不
(
ふ
)
できなことはないものです。」と
答
(
こた
)
えました。
自分で困った百姓
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それが、ある
人々
(
ひとびと
)
だけをあんなに
幸福
(
こうふく
)
にさせ、ある
人々
(
ひとびと
)
をあんなに
不
(
ふ
)
しあわせにしようとは、
思
(
おも
)
いもよらないことであった。もうこのうえ
幸福
(
こうふく
)
の
砂
(
すな
)
を
骨
(
おね
)
をおって、
河
(
かわ
)
に
投
(
な
)
げることもあるまい。
消えた美しい不思議なにじ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ほんとうに、こういう
国土
(
こくど
)
に
生
(
う
)
まれたものの
不
(
ふ
)
しあわせというものだ。
珍しい酒もり
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ある
山
(
やま
)
の
中
(
なか
)
の
村
(
むら
)
に、
不
(
ふ
)
しあわせな
二人
(
ふたり
)
の
娘
(
むすめ
)
がありました。
日がさとちょう
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
“不”を含む語句
不可
不良
不好
不幸
不審
不快
不要
不味
不知
不揃
不意
不注意
不具者
不精
不祥
不用
不仕合
不義
不図
不自由
...