わたしは貧しい若者で、たいへんせまい小路の一つに住んでいます。といっても、光がさしてこないというようなことはありません。
ガス燈しかともっていないような小路を、三つ四つ過ぎると、結局彼は今までよりいくらか広い小路の、とある木門の前に立ち止った。
三吉は土蔵の間にある細い小路の一つを元来た方へ引返して行った。彼はこういう小路だけを通り抜けて家まで戻ることが出来た。
“小路”の意味
《名詞》
(ショウロ、ショウジ、こうじ、こみち) 道幅が狭く、道程も短い道。
(ショウロ) 律令制で令に定められた官道である駅路の階級。
(ショウロ) 戦前の内務省令で定められた道路の種類のひとつ。
(出典:Wiktionary)
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