本当ほんたう)” の例文
旧字:本當
うなすつたんだらうツて本当ほんたうに心配をしてえましたよ、うするとね、おふくろふのには、おまいなに旦那だんな失策しくじつたんぢやアないかてえますから
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
まさかにいたほどでもあるまいが、それ本当ほんたうならば見殺みごろしぢや、みちわたし出家しゆつけからだれるまでに宿やどいて屋根やねしたるにはおよばぬ、追着おツついて引戻ひきもどしてらう。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
『おまへ本当ほんたういて呉れるか。』
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
仮令たとひどんな事があらうとも、をんなしたいへ本当ほんたういへとしなければならぬとふことをひ聞かしてかへされたから
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
あとには子供こども一人ひとり其時そのとき戸長様こちやうさま帳面前ちやうめんまへ年紀とし六ツ、おや六十で二十はたちなら徴兵ちようへいはおこぼしとなに間違まちがへたかとゞけが五ねんおそうして本当ほんたうは十一、それでも奥山おくやまそだつたからむら言葉ことばろくにはらぬが
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
本当ほんたうに面白いの。』
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
ヘヽーうでげせう、三しゆぐらゐにはまかりますまいか。坊「焼場やきば値切ねぎるものもないもんだ、きまつてるよ。金「ナニ本当ほんたうけないでもよろしいんで。 ...
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
本当ほんたうおこす。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
アラらしつたよ、チヨイとおつかさん旦那だんなが、うもまア貴方あなた本当ほんたうあきれるぢやアありませぬか、過日こなひだかいんなすつたぎりらつしやらないもんですから
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
まアさ其様そんな事をはずにあれんでおやんなさいよ、でないと若いを一人殺しちまふやうなもんです、本当ほんたう貴方あなた芸妓殺げいしやころしですよ、まアちよつと二階へおあがんなさいよ
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
梅喜ばいきさん、本当ほんたうにおまへ男振をとこぶりげたよ。梅「へえわたし随分ずゐぶんをとこで、先刻さつきかゞみでよく見ましたが。 ...
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
モシおまへさん。主「エヽ。妻「のお客は忘れてつたね。主「うだ奇態きたいなものだらう、茗荷めうがふと馬鹿ばかになるとふが、じつに不思議なもんだな。妻「本当ほんたうにさうだね。 ...
(和)茗荷 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
昔の地獄ぢごくの火の車や無間地獄むげんぢごくなどで、此方こちら本当ほんたうの火の車がりまして、半分はんぶんいてつて、その境界さかひめがちつともわかりません、誠に感心だ、火の燃えるところ本当ほんたうのやうだ
明治の地獄 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
まへいてちよいと子柄こがらげたよ、本当ほんたうにまア見違みちがいちまつたよ、一人でたのかい、なに近江屋あふみや旦那だんなを、ムヽはぐれて、うかい、ぢやア何処どこかで御飯ごぜんべたいが
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
本当ほんたうに困るぢやアないかね、わたし義理ぎりあるなかだから小言こごとへないが、たつた一人のにいさんを置去おきざりにしてかへつてるなんて……なに屹度きつと早晩いまにぶらりとかへつてるのがおちだらうが
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
拙者てまへはマアどうやらうやら、うやつてりますが本当ほんたうにおいとしいことだ……。
山の中は歩きつけてります、またわたしは力がありますから、途中とちう追剥おひはぎが五人や六人出ても大丈夫でございます、富山とやま薬屋くすりや風呂敷ふろしきを前で本当ほんたうに結んではりませぬ、追剥おひはぎにでもふと
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
ときか一時半ときはんほかないでかせいで、かねめなければ、本当ほんたうかねたまらない。
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
困るねえ、うけたまはりますればなに御邸おやしきから御拝領物ごはいりやうものきまして私共わたくしどもまでお赤飯せきはん有難ありがたぞんじますついで女房にようばうよろしくてえんだよ。亭「え。妻「本当ほんたうに子供ぢやアなし、しやうがないね、しつかりおしよ。 ...
八百屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)