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他日
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たじつ
ふりがな文庫
“
他日
(
たじつ
)” の例文
他日
(
たじつ
)
我
(
わ
)
が
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
が、
帝國軍艦旗
(
ていこくぐんかんき
)
を
飜
(
ひるがへ
)
して、
千艇※艦
(
せんていばんかん
)
の
間
(
あひだ
)
に
立
(
た
)
つの
時
(
とき
)
、
願
(
ねがは
)
くば
其
(
その
)
名
(
な
)
の
如
(
ごと
)
く、
神速
(
しんそく
)
に、
且
(
か
)
つ
猛烈
(
まうれつ
)
ならん
事
(
こと
)
を
望
(
のぞ
)
むのです。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
活字に
附
(
ふ
)
せられたものは、未発表の部分の単なる標本として
之
(
これ
)
を取扱い、
他日
(
たじつ
)
全部公開の機会の到来を待つより外に
途
(
みち
)
がない。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
娘時代に我が理想なぞという生意気な心を出すのは
他日
(
たじつ
)
身を不幸の地に
陥
(
おとしい
)
れる
基
(
もと
)
だとよく兄が申しますから私は決して未来の事を自分では考えません
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
一
體
(
たい
)
この
規則
(
きそく
)
でさせる
事
(
こと
)
は
規則
(
きそく
)
其物
(
そのもの
)
の
存
(
そん
)
してゐる
間
(
あひだ
)
、
即
(
すなは
)
ち
規則
(
きそく
)
にはまつて
居
(
ゐ
)
る
間
(
あひだ
)
はよろしいが、
他日
(
たじつ
)
境遇
(
きやうぐう
)
が
變
(
か
)
はると、
一方
(
ひとかた
)
ならぬ
差支
(
さしつかへ
)
を
生
(
しやう
)
ずる
事
(
こと
)
がありませう。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
但
(
たゞ
)
し
震災防止
(
しんさいぼうし
)
につき、
少年諸君
(
しようねんどくしや
)
が
現在
(
げんざい
)
の
小國民
(
しようこくみん
)
としても、
又
(
また
)
他日
(
たじつ
)
國民人物
(
こくみんじんぶつ
)
の
中堅
(
ちゆうけん
)
としても
自衞上
(
じえいじよう
)
、はた
公益上
(
こうえきじよう
)
必要
(
ひつよう
)
缺
(
か
)
くべからざる
事項
(
じこう
)
を
叙述
(
じよじゆつ
)
せんとするものである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
▼ もっと見る
「ドノバン君、ぼくらはきみらが
他日
(
たじつ
)
、きょうの決意を
悔恨
(
かいこん
)
する日のきたらんことをいのるよ」
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
死ぬのが
厭
(
いや
)
であった。それで
他日
(
たじつ
)
を約して、あなたの要求を
斥
(
しりぞ
)
けてしまった。私は今自分で自分の心臓を破って、その血をあなたの顔に
浴
(
あ
)
びせかけようとしているのです。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
硯友社
(
けんいうしや
)
の
沿革
(
えんかく
)
に
就
(
つ
)
いては、
他日
(
たじつ
)
頗
(
すこぶ
)
る
詳
(
くは
)
しく
説
(
と
)
く
心得
(
こゝろえ
)
で
茲
(
こゝ
)
には
纔
(
わづか
)
に
機関雑誌
(
きくわんざつし
)
の
変遷
(
へんせん
)
を
略叙
(
りやくじよ
)
したので、それも
一向
(
いつかう
)
要領
(
えうりやう
)
を
得
(
え
)
ませんが、お話を
為
(
す
)
る用意が無かつたのですから、
這麼
(
こんな
)
事
(
こと
)
で
御免
(
ごめん
)
を
蒙
(
かふむ
)
ります
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
妾は近頃になく心の
清々
(
すかすが
)
しさを感ぜしものから、
譬
(
たと
)
えば
眼
(
まなこ
)
を過ぐる
雲煙
(
うんえん
)
の、再び思いも浮べざりしに、
図
(
はか
)
らずも
他日
(
たじつ
)
この女乞食と、思い
儲
(
もう
)
けぬ処に
邂逅
(
であ
)
いて、小説らしき
一場
(
いちじょう
)
の物語とは成りたるよ。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
もちろん
他日
(
たじつ
)
、君にはうんと
報酬
(
ほうしゅう
)
を払うことを約束する
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
おまへは、
他日
(
たじつ
)
、
一人
(
ひとり
)
の男として
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
其後
(
そのゝち
)
一高軍
(
いつかうぐん
)
は
物
(
もの
)
の
見事
(
みごと
)
に
復讎
(
ふくしゆう
)
を
遂
(
と
)
げたであらうが、
若
(
も
)
し
未
(
いま
)
だならば
私
(
わたくし
)
は
竊
(
ひそ
)
かに
希望
(
きぼう
)
して
居
(
を
)
るのである、
他日
(
たじつ
)
我等
(
われら
)
が
此
(
この
)
孤島
(
こたう
)
を
去
(
さ
)
つて
日本
(
につぽん
)
へ
歸
(
かへ
)
つた
後
(
のち
)
、
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
若
(
も
)
し
軍艦
(
ぐんかん
)
に
乘
(
じやう
)
じ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
されば
此
(
こ
)
の
家塾
(
かじゆく
)
で
放任主義
(
はうにんしゆぎ
)
を
行
(
おこな
)
ふのは
畢竟
(
ひつきやう
)
獨立心
(
どくりつしん
)
を
養
(
やしな
)
ふ
爲
(
ため
)
であつて、この
狹
(
せま
)
い
小
(
ちひ
)
さな
家塾
(
かじゆく
)
で
其
(
そ
)
の
習慣
(
しふくわん
)
をつけて
置
(
お
)
くのは
他日
(
たじつ
)
大
(
おほひ
)
なる
社會
(
しやくわい
)
、
廣
(
ひろ
)
き
世界
(
せかい
)
へ
出
(
い
)
て
事
(
こと
)
の
缺
(
か
)
けない
仕度
(
したく
)
で
御在
(
ござい
)
ます。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
随分
(
ずゐぶん
)
私
(
わたし
)
の
思違
(
おもひちが
)
ひも多からうと思ひます、
其
(
それ
)
は
他日
(
たじつ
)
善
(
よ
)
く
正
(
たゞ
)
します
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
讀者
(
どくしや
)
諸君
(
しよくん
)
!
私
(
わたくし
)
は
此
(
この
)
海底戰鬪艇
(
かいていせんとうてい
)
が
他日
(
たじつ
)
首尾
(
しゆび
)
よく
竣工
(
しゆんこう
)
して、
翩飜
(
へんぽん
)
たる
帝國軍艦旗
(
ていこくぐんかんき
)
を
艇尾
(
ていび
)
に
飜
(
ひるがへ
)
しつゝ、
蒼波
(
さうは
)
漫々
(
まん/\
)
たる
世界
(
せかい
)
の
海上
(
かいじやう
)
に
浮
(
うか
)
んだ
時
(
とき
)
、
果
(
はた
)
して
如何
(
いか
)
なる
戰爭
(
せんさう
)
に
向
(
むか
)
つて
第一
(
だいいち
)
に
使用
(
しよう
)
され
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“他日”の意味
《名詞・形容動詞》
他 日(たじつ)
いつか別の日。後日。
(古)過ぎ去った日々。
(出典:Wiktionary)
他
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“他”で始まる語句
他
他人
他所
他人事
他家
他愛
他処
他事
他国
他目