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せうがくかう
粗と
水に
漬けて、ぐいと
絞つて、
醤油で
掻𢌞せば
直ぐに
食べられる。……
私たち
小學校へ
通ふ
時分に、
辨當の
菜が、よく
此だつた。
それで
他國の
立派な
堂々たる
小學校に
居て
急に
其樣見すぼらしい
學校に
來た
僕は
子供心にも
決して
愉快な
心地は
爲なかつたのです。
峠の
上から
村の
小學校へ
通ふ
生徒がありました。
近いところから
通ふ
他の
生徒と
違ひまして、
子供の
足で
毎日峠の
上から
通ふのはなか/\
骨が
折れました。
上杉のおぬひと
言ふ
娘、
桂次がのぼせるだけ
容貌も十人なみ
少しあがりて、よみ
書き
十露盤それは
小學校にて
學びし
丈のことは
出來て、
我が
名にちなめる
針仕事は
袴の
仕立までわけなきよし
けれども
貴殿がそういふことを
申されるのも
要之、
僕が一の
小さな
小學校の
出身であることを
誇るとか、
感謝するとか
言ふのは
父さんが
初めてあがつた
小學校も、この
和尚さんの
住むお
寺の
近くにありました。
小學校の
生徒に
狐がついたと
言つて、一
度大騷ぎをしたことがありました。
枝の
間を
白砂のきれいな
坂が
畝つて
拔けて、その
丘の
上に
小學校がある。ほんの
拔裏で、ほとんど
學校がよひのほか、
用のない
路らしいが、それでも
時々人通りがある。
中々左樣では
御座りませぬ
美くしいにて、
村長の
妹といふやうな
人ださうで
御座ります、
小學校へ
通ふうちに
淺からず
思ひましてと
言へば、
夫れは
何方からと
小間使ひの
米口を
出すに、
默つてお
聞
『さうです、
故郷の
小學校です、
私立小學です』と
言つた
時の
兒玉の
顏は
眞面目であつたけれど、
人々は
笑ひ
出した。
數衛の
家は
村の
中でもずつと
坂の
下の
方にありました。
父さんの
小學校友達に
扇屋の
金太郎さんといふ
子供がありましたが、その
金太郎さんの
家よりもまだずつと
下の
方でした。
日を
久しく
煩つたり、
雨が
降續いたり、
窮境目も
當てられない
憂目に
逢ふなんどの
場合には、
教師の
情で
手當の
出ることさへある、
院といふが
私立の
幼稚園をかねた
小學校へ
通學するので。
で、
彼が
九ツか
十の
年、
其の
日は、
小學校の
友達と
二人で
見た。